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タグ:長曽我部元親 ( 1 ) タグの人気記事

年末に薩英戦争と織田信長で嗤う年忘れ!
親愛なるアッティクスへ

以前、昭和46年放送の「天皇の世紀」という幕末モノのテレビを見ました。
今回は薩英戦争のところでしたが、負けたはずの薩摩側代表団が、世界に冠たる外交上手の大英帝国を和平交渉でアフアフ言わせるのは痛快でしたよ!
薩摩側は薩英戦争の和平条件として軍艦の購入を切り出したわけですが、まあ、これも奇手といえば奇手ですが、今日の外交交渉でも使えるような気もしないでもありません。
講和という観点で言えば敗戦国でも、軍艦購入と言うことになればお客様なのですから・・・。
むしろ、平太郎独白録 「東洋史と西洋史にみる戦争目的の異質さ。」の中で申し上げたことを踏まえるなら、薩摩側はよくぞ経済戦争とを密接に結びつける」西洋社会独特のシステムを認識したな・・・と。
この後、太平洋戦争に至るまで、日本人の多くに、このことが理解出来なかったわけですから・・・。

で、これは、その追加でもあるのですが(昭和46年のテレビ番組「天皇の世紀」では触れてませんでしたが)、一説によると、条件が妥結した後、執拗軍艦購入固執した薩摩側を皮肉って、イギリス側代表が、「そんなに言うのなら、イギリス陸軍の一個師団でもつけてやろうか?」と皮肉ったそうです。
すると、薩摩側はひそひそと話した後、「兵士一人あたりの給料は?」と聞く・・・。
イギリス側代表、うんざりしながら、「まあ、***ポンドくらいだろう。」と。
この返事を聞くと、再び、薩摩側はひそひそと話した後、「それでは、一個師団はいらないから、その分の金で、もう2隻、軍艦を無料で付けてくれ。」と切り出したそうです。
これには、思わず、イギリス側代表は口をモゴモゴとさせるだけだったとか!(笑)。
世界に冠たる外交上手のはずの大英帝国を、しかも、負けたはずの薩摩側が、和平交渉でやりこめるなんて、想像しただけで愉快痛快です。

この手の話で、もうひとつ、傑作なのが、戦国の覇王、織田信長が、当時、四国を席巻しつつあった長曽我部元親の家臣を引見したときのこと。
一通りの引見の儀を終えたところで、信長は、平伏する長曽我部家の家臣に向かい、「元親はムチョウトウノヘンプクよのう」と声を掛けたと言います。
ムチョウトウノヘンプク・・・漢字に直すと「無鳥島の蝙蝠」・・・、つまり、「鳥が居ない島ではコウモリでさえも鳥に見える」と言う意味で、即ち、「四国という田舎だから、元親程度の人物でも群雄に見えている」と皮肉ったわけです。
まあ、こういう頭が良くて気位の高い人にありがちな諧謔家としての信長「らしさ」だったのでしょうが、ところが、田舎者の元親の家臣は、これが何のことだかわからない。
何のことかわからないから、「ははー!信長様も、『●β△$□※■α◇$☆$△』でござりまするぅ」と返事したそうで、これには、さすがの覇王信長の方が、今度は、「???・・・う、うん、左様か・・・」とモゴモゴとなったとか(爆笑!)。
無知より怖いモノはない・・・ってところでしょうか(笑)。

当方、年末の予定も定まっておりませんが、とりあえず、良いお年を!
                             平太独白
by heitaroh | 2005-12-29 08:35 | 歴史 | Trackback | Comments(2)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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