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ドラマ「ゲゲゲの女房」に日々黙考 その6
親愛なるアッティクスへ

水木しげる・布枝夫妻の半生を描いた「ゲゲゲの女房」もとうとう、終わりましたね。
私は、元々、朝の連ドラなどはまったく見ない人でしたので、これでまた、そういう物に縁遠い生活に戻ると思いますが、ていうか、そもそも、朝の連ドラなんて物をここまで見たのは初めてでしたよ。
で、このドラマ、最初は別に「やってれば見る」という程度だったのですが、佳境に入って以降は、恥ずかしながら、結構、独り、感涙にむせぶことも・・・、いやあ、とにかく、色々なことを考えさせられました。

①布枝夫人のお父さんが水木翁に対し、「家族という物は家長を中心に一糸乱れぬ統制の元、粛々と・・・」などと言うシーンなどは、今のお常識なら、「理不尽な!」、「人権侵害だ」などという罵声が聞こえてきそうですが、明治生まれの義父大正生まれの婿との間では、その概念に対してはいささかの疑問も存在しないわけで・・・。
九州人的には、我が家でも、今でもそうありたいと思っているのですが、如何せん、時代の波には逆らうには私は余りにも非力すぎます・・・(涙)。

②「皆、、戦死する者は戦闘で死ぬと思っているだろうが、実際には戦闘以外で落命する者も多かった」という体験を語る中で、ワニに食われて死んでいった者の話がありました。
まあ、この話自体は私も以前より聞いていたので特に驚く話ではありませんでしたが、印象に残ったのが、「皆、自分はこんなことで死ぬのかと驚きながら死んでいった」・・・というくだりです。
私も、過去、何度か死にかけたことがありますが、中でも過般の凍死の時と、学生の頃に志賀島で溺れかけた時には、まったく、そういう感じでしたね。
「え?嘘やろ?俺はこんなので死ぬの?」・・・と。
私的に言わせて頂ければ、「死はいつも明確な意図をもって訪れるとは限らない」・・・というところでしょうか。

スランプに陥った水木翁のもとを貧困時代からの理解者・イヌイさんが訪ねてきて、「私もあなたの近頃の作品には精細が無いのが気になっていた」と言い、「私はもう過去の人だ!」と嘆く翁に対し、「大丈夫です。本物は絶対に消えません。水木しげるは本物です」と確信を持って言い切る・・・。
そして、「今の貴方に何が足りないのか私にもわからない。今は大いに苦しんでください」といい、これにより、スランプから脱出するわけですが、私が思うに、多分、イヌイさんは水木翁に足りないものが何かはわかっていたと思いますよ。
まさしく、名伯楽でしょう・・・。

で、これらのどれより、私が一番、痛感したことがあります。
今の私に一番、致命的なまでに欠けている部分であり、本当は、その部分についてこそ書きたかったのですが、ここに顕すには余りにも身の不徳は如何ともし難く・・・、また、いずれ機会が有れば・・・。
ちなみに、長女のアイコさんがどうやら私の一歳下くらいのようですので、昭和40以降のシーンなどを見ていると、我が家も結構、同じような感じがありましたね。
確かに、うちも水木家と同様で、たまに家族で出かけるとなるとデパートで、しかも、行くだけで何も買ってくれないんですよ・・・(笑)。
そういえば、うちも母の弟などが来ると、デパートに連れて行ってくれて好きな物を買ってくれていたような気がしてきました(笑)。
嗚呼、昭和は遠くなりにけり・・・ですね。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-09-28 17:35 | 文学芸術 | Trackback | Comments(2)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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