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ローマ帝国衰退に見る権力継承の意義・その3 存在理由
親愛なるアッティクスへ

昨日の続きですが、まあ、これは国家に限らず、企業などでもそういう面があると思います。
10人いる副社長の中から誰かが社長になれば、能力云々にかかわらず、年齢、席次、派閥などで、「なんであいつなんだ!」ということになるのに対し、前社長の息子が社長になる分には、能力がなくとも、「仕方ない・・・」ということになるわけで・・・。
かつての三井家などが優秀な番頭婿にとることで、繁栄を築いてきたというのも、社員の中から一番、優秀な人間を選抜できるということばかりではなく、統治を行う者に「娘婿」という権威付けも与えることができた・・・ということが大きかったのではないでしょうか。
同じ、(あるじ)になるのでも、昨日まで、同じ手代だった者たちからみれば、ただ単に抜擢されて店主になるのと、娘婿として店主>になるのとでは、権威付けという点でも大きく違ったと思うからです。

「権威付けなんて物は、実績を積み重ねてこそ・・・!」と言われるかもしれませんが、権威というものを取得する為には、二つの形があると思います。
ひとつは、自らの行動積み重ねの結果として、それを得た場合で、これは主に徒手空拳から一代にして自らの王朝を築き上げた、「創業君主」に多いようです。
通常、創業君主の場合の権威の源は、「軍事力」・・・と、それに基づく「戦功」・・・つまり、「実績」でしょう。
これは、必ずしも創業者に限った話ではなく、アレクサンドロス大王コンスタンティヌス大帝のように、先代健在なうちから、十分に資質を発揮する機会が与えられていた場合も然りでしょう。

もうひとつが、平時に権限を委譲する場合です。
まずは、先述してきたように、先代の実子委譲するのが、一番、混乱が少ないやり方だとも言えるわけで、この点が、現代日本でも、二世議員が増える、ひとつの根拠にもなっていると思いますが、では、先代君主に実子がなかった場合、あるいは、その二代目君主が君主の器ではなかった場合はどうするか・・・。
そのひとつが、現代の各国元首などに見られる選挙という方法です。

ついでに言うと、私は女性天皇はまったく問題はないと思いますが、女系天皇はやめておいた方が無難だと思います。
もし、どうしても・・・と言う場合には、イギリス王室のように、然るべき人入り婿させるべきで、天皇の姓が「小泉」になってしまうのでは、いきなり、天皇家への有り難みがなくなってしまい、小沢さんなどは元より、戦後、臣籍降下させられた皇族の人たちなども、「何で・・・!」という話になるでしょう。
もちろん、この論の根底には、今の日本は、まだまだ、王様があった方が無難だという自説があることが前提なんですけどね・・・。

で、話を元に戻しますと、古代ローマ帝国でも、同様のことが起こったようです。
という辺りで明日に続きます。
                               平太独白
by heitaroh | 2006-05-18 08:24 | 歴史 | Trackback | Comments(2)

一周年シリーズ、「吟遊詩人は我が本意に非ず」前編。
李白だったでしょうか、以前、詩人が詩を詠んで放浪して廻っていたとき、経済的に困窮し、その日の糧に事欠きながら、危ういところで詩人仲間に庇護されたという話を聞いたことがあります。
その仲間は詩人でありながら、代官か何かの官職を持っていた為、詩作活動をやりながら、同時に経済的にも恵まれていたと・・・。

当時の芸術家は著作権というものがないわけですから、貴族などのパトロンタニマチ、あるいは、スポンサーと言い換えてもいいのでしょうか・・・。)というものを持たない限り、基本的に収入とは無縁だったのでしょうが、それでも、子供の頃、この話を聞いたときに、「放浪し飢えながらも、詩作に興じる吟遊詩人は、我が本意に非ず。私としては、武将として有能でありながらも、詩をそらんじ、文を巧みにする曹操カエサルのようにありたい。」と強く思いました。
もっとも、今日、詩人として、その名を残しているのは、官職を持ちながら詩を巧みにしていたこの人物ではなく、飢えながらも一芸に身を投じた李白の方なのでしょうが・・・。

で、またもや、昨日の続きです。
一年前、このブログを書き始める前頃、不惑と言いながら、私には惑いがありました。
即ち、物書きとして生きていくべきか、実業人として生きていくべきか・・・というものでした。
この辺のことについては、以前、平太郎独白録 「我が心の師、大橋武夫氏の叱咤に想う秋霜烈日的ブログのヨロク!」の中でも、少し触れましたが、当時、笑われるかもしれませんが、初めての著書を出版したことで、私の気持ち的には、「字を書いて飯が食えるなら、少しくらいひもじい想いをしても、これこそが私にとっての天職だろう。」という感を強くしておりました。
しかし、現実には、糊口をしのぐという程度にさえ、ほど遠く・・・。
私も若くて、独身であったなら、李白のように孤高の中に身を投じたかもしれません。
が、残念ながら、それほど自由が利く身の上でもありませんでした。

以下は、当時、知己に当てて送った私のメールです。
日付は2005年3月7日となっております。
オオ参照ウオ・・・じゃなかったご参照下さい(笑)。
--------------------------

本業の方も、決して、いいとは言えない状況の中ではありますが、先般も申し上げたとおり、理論実践というのは車の両輪だと思っておりますが、それを併せ持った信長のような人物はともかく、なかなか、この二つを併せ持つというのは至難のようで、特に私は理論だけの人間のようで、その事を最近、強く痛感しております。
とは言っても、すでに、「自信作」で箸にも棒にも引っかからなかったわけですから、到底、お笑い草でしょうが・・・。

で、今の自分としては、
「煩わしい人間関係とはおさらばしたい!」という隠遁方向へ走ろうとする自分と、
「新しい人脈を開拓し、もっと、視野を拡げなくては!」という積極外交方向という本来の自分に立ち返らなければという二人の自分が葛藤を繰り返しており、それがここ数ヶ月の悩みの元凶でした。
つまり、内向きになろうとする自分と、現実に目を向けようとする自分が葛根湯・・・じゃなかった葛藤しておりました次第です。

今日、私は仕事をさぼってある映画を見に行ってきました。
「アレキサンダー」という映画です。
(この辺のことは、平太郎独白録 「アレキサンダー大王の強さの秘密、『時間差攻撃!』」及び、平太郎独白録 「『もったいない』は、現代日本に於いては罪悪である!」をご参照下さい。)
それを見ているうちに、おぼろげな像がはっきりと形を結びました。
即ち、それが「吟遊詩人ハ我ガ本意ニ非ズ」です。
私は、少年の頃から、衣食足りずしての芸術活動は私の理想とするところではない!とはっきりと思っていたはずではなかったか・・・。
「そうだ、俺にとっては、経済的な自立無くして芸術を追究するのは、我が本意ではなかったはずだ!」と・・・。
そう思い出しました・・・。
--------------------------

続きは、明日のココロだ~ということで、ひとつ、よろしく、御同輩。
                               平太独白
by heitaroh | 2006-03-30 08:34 | 思想哲学 | Trackback | Comments(2)

アレキサンダー大王の強さの秘密、「時間差攻撃!」
無料でもらえた!昨日のソフトバンクホークスの試合は長かった・・・。
少し早めに入ったこともあって、球場にいたのはトータルすると6時間超ですよ!
前日の二日酔いもあり、くたくたでした。
今日もまだ、体中に鉛を流し込んだようです(泣)。
ちなみに、開幕二試合はこれがもらえました。
新応援グッズです!

ところで、また、先日、仕事さぼって、映画「アレキサンダー」見に行ってきました。
映画自体はちょっと、締まりがない作品でしたが、それを見ていて思ったことがあります。
アレキサンダー大王こと、アレクサンドロスが無敵の強さを誇った秘密。
それこそが、即ち、スピード
ペルシャの大軍を打ち破ったイッソスの戦いに顕著に見られるのですが、それは、中央で自軍の歩兵が敵の大軍を引受け、それが壊滅する前に、騎馬隊の疾走力で敵の主将のみを急襲、撃破するという、言うならば時間差攻撃だったと思います。

何も両軍、皆が一斉に等しく当たる必要はなく、どんな優劣のはっきりしたの戦いの中でも、必ず、勝っている部分と負けている部分が出てくるわけで、味方が壊滅する前に、敵将だけに焦点を絞り、その一点だけを騎馬のスピードで撃破する。
源義経鵯越も本質的には同類だったでしょうか。

その意味で、孫正義が日本から流行らなくなったインベーダーゲームをアメリカに持って行くとき、彼は船便ではなく、航空便で送ったという辺りにも、同義の物を感じます。
                               平太独白
by heitaroh | 2005-03-29 16:18 | 歴史 | Trackback(1) | Comments(4)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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