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大英帝国衰亡史にみる日米衰退
親愛なるアッティクスへ

少し前になりますが、大英帝国衰亡史という本を読んだことがあります。
私ごときが言うのもなんですが、なかなか良く書けていると思いましたね。
小難しいことがわかるはずもない私にも割りと、すらすら読めた印象がありますから・・・。
で、今更、釈迦に説法とは存じますが、そこには、今のアメリカ日本が抱える問題が珠玉のごとく列記されていると思いました。

イギリスは力の衰えに気づかなかったかというと、この辺が今の日本やアメリカと一緒で、改革の必要性は叫ばれるが、なかなか進まない・・・。
1880年代に当時の歴史家が「将来ロシアアメリカ超大国になる。我々も改革して、それらに肩を並べる大国として残るか、それとも改革に失敗して、昔の栄光を懐かしむスペインのようになるか?」と言っており、又、当時の皇太子は「イギリスよ、目覚めよ」と言って一代キャンペーンを張ったり・・・で、一大改革ブームがおこったようですが、結果としてはイギリスは改革に失敗して衰退したわけです。
皆、改革の必要性は認める・・・が、失敗に終わるということで、その要点を3つあげていますが、
1.複雑に絡み合った既得権益の抵抗。
2.改革というと、あれもこれもとなり、結局一つに絞り込めず、敵を増やしてしまう。
3.改革の基盤の不確立。
1と3は言わずもがなと思いますが、2こそが改革の正否を握っていると思います。

e0027240_1418578.jpg
(↑イギリスが暗転する一因となった第一次世界大戦でのガリポリの激戦地跡です。この戦いの結果、陰となったのがチャーチルであり、「原子番号」の概念を発見しノーベル賞を確実視されていた科学者ヘンリー・G・J・モーズリーであり、光となったが、この戦いで頭角を現したケマルであり、退勢挽回の為、巡り巡って名を轟かせたのが「アラビアのロレンス」こと、トーマス・エドワード・ロレンスだったわけです。)

また、アメリカは今は景気がいいけども(バブルを経験した日本人には、少々アブナカシクも見えるけど)、大国というのはいきなり衰えるのではなく、 長い緩やかなサイクルで衰えるので、しばらくはアメリカの天下は揺るがないでしょうが、大きな流れの中では、衰退のスパイラルに入っていることは間違いないと私は思います。
                            平太独白
by heitaroh | 2005-05-12 18:01 | 歴史 | Trackback | Comments(0)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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