親愛なるアッティクスへ
昨年から、動植物園、市民の森、運動公園など、福岡市が運営する屋外型施設を全部廻れば景品プレゼント・・・というスタンプラリーがあっており、一年近く掛けて、ようやく、すべて行ってきました。
景品と言っても、どうせ粗品程度だろう・・・と思い、さして、期待してなかったのですが、思っていたより良かったですね。

本当は先日の
福岡市動植物園で終わり・・・の予定だったのですが、よく見ると、動植物園はスタンプ押印のみで
景品交換場所となっておらず、やむなく、日を改めてここ(↑)へ行ってきましたよ。
日頃の不摂生で息も絶え絶えの私は、
木漏れ日の中に霞む我が子の姿が遠くに感じました(笑)。
さて、
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表、いわゆる、
サムライ・ジャパンですが、
正式メンバー28人が決まりましたね。
(正式発表は25日の午前中に行われ、現段階では、あくまで、24、25日に行われる
オーストラリアとの強化試合で大阪に遠征するメンバーが選出された・・・ということだそうですが、事実上はこれが
最終メンバーになるのだとか。)
で、落選した
岸、細川(西武)、
和田、松中(ソフトバンク)、
栗原(広島)の
5人ですが、実力的、また、戦力的には「これでいいのか?」という気がしないでもないものの、まあ、これは仕方ないな・・・とは思いますね。
だって、
シーズンの開幕前に他球団の選手を預かるわけですから、チームを率いる
原 辰徳監督からすれば、やはり、気を遣うと思いますよ。
昔、V9巨人時代の
川上哲治監督が
オールスターの監督を務めたとき、当時、全盛の阪神・
江夏 豊投手を投げさせたところ、「川上はシーズン後半戦を有利に運ぶために大敵・江夏をオールスターで酷使して潰そうとしている」と言われ、川上氏がうんざりして、翌年のオールスターでは
9人の投手を平等に
1回ずつ投げさせた・・・ということがありましたが、ある意味、これと同じ感覚なのでしょう。
やはり、預かる選手たちは
自軍の主力であると同時に、シーズンに入れば
敵なんですよね。
前回、
王 貞治監督(当時)も、戦力的なことを考えれば、やはり、その年、圧倒的な力で日本一になった
千葉ロッテ選出のメンバーたちを中心に使わざるを得なかったのでしょうが、そのロッテに前年のプレーオフで苦杯を喫していたのが王さんが率いていた
福岡ソフトバンクホークスだったわけで・・・。
つまり、王さんからしたら、目の上のたんこぶというか、最大の敵であるロッテの選手でWBCメンバーだった選手たちが軒並み、シーズンに入って振るわなかったのは、如何にも
川上さん的なようで王さんも
困ったでしょうね。
(つまり、王は優勝するためにWBCでロッテの選手を潰した・・・と言われているようで。あの王さんだったから、まだ、そういう批判は沸き起こらなかったのでしょうが・・・。)
だから、帰国後に活躍されすぎるのも困るものの、あまり、活躍しないのも、これまた気を遣うわけで、特にライバルチームの主力選手には間違っても
怪我なんかさせられませんよ。
そう考えれば、原監督としても使い勝手が良い自分の所の選手、つまり、巨人中心の構成に成らざるを得ず、
特に、
故障持ちの選手は連れて行けませんよ。
そうなると、かねてより故障持ちの
松中信彦選手は外さざるを得ず、
和田か
内海かと言われれば内海で、
細川か
阿部かと言われれば阿部なんだろうな・・・と。
この点は、逆に、前回監督の王さんだったら和田を選んだろうし、日本一になった
渡辺久信西武監督が代表監督であれば細川を選んだだろう・・・と。
平太独白