平太郎独白録 親愛なるアッティクスへ:スポーツ
2024-01-15T18:35:53+09:00
heitaroh
国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
Excite Blog
ソフトバンクホークス和田毅投手放出?冗談でしょ??
http://heitaroh.exblog.jp/30667782/
2024-01-11T18:10:00+09:00
2024-01-15T18:35:53+09:00
2024-01-11T18:23:12+09:00
heitaroh
スポーツ
(↑昨年、和田が勝ち投手になった試合だったかと。ヒーローインタビュー受けてると思うんだけど。)
どうやら、西武がFA移籍した山川穂高内野手の人的補償として和田投手を指名したということのようですが、いくら、和田が高齢で、あと何年やれるかわからないからって、和田はプロテクトから外しちゃだめでしょー。
何を考えてるんだ?と。
(↑昨年は、ホークス85年、ドーム30年だったそうです。)
和田は2003年、阪神を破って日本一になった時の優勝投手ですよ。
あれから、20年が経って、まだホークスで投げているということの重み。
フロントには感じてほしかった・・・と、今、記事見たら、どうやら、和田の代わりに甲斐野央投手が西武に行くことになったようですね。
人騒がせな話ですが、和田をプロテクトから外してたのは事実なんでしょ?
西武も、何年もやれない和田より甲斐野がよかっただけでしょうが、そこに和田の名前が上ること自体・・・。
(↑この試合、最後に抑えたのが甲斐野でした。西武に行っても、十分、活躍できると思いますよ。)
ということで、今更、本題に移る気にもならないのですが、一応、書いてたので・・・。
私はセのことはわかりませんが、パは今年はかなり、ソフトバンクが強いのでは?と思っております。
「常勝チームに改革の手は入れづらい」と言ったのは、V9(9年連続日本一)の大監督・川上哲治翁でしたが、あの、鬼のように恐れられた川上監督をもってしても、勝ったチームには改革の手は入れづらかったということ。
したがって、川上監督退任後、後任の長嶋茂雄監督の一年目に球団史上初の最下位になったときには、「王(貞治)以外は全員トレード要員」と言われたほどに、かなり、ドラスティックな改革に着手し、エース高橋一三らを放出、張本勲、加藤初などを獲得しています。
(江夏豊や平松政次などもトレード直前まで漕ぎつけていたとか。)
昨年シーズン終了後のソフトバンクがそれと一緒で、小久保裕紀監督は、かなり、自分が育てた若手選手の実力に手ごたえを感じているのでしょう。
球団もそれを受けてか、実績も実力もある選手を軒並み放出する一方で、本塁打王と打点王獲得の近藤健介は年俸倍増(以上)、批判があった問題の山川穂高選手を獲得。
小久保監督の采配の手腕は未知数ですが、それでも、二軍優勝監督という実績を引っ提げての就任。
一定水準以上であることは間違いないのでは。
対して、リーグ三連覇中のオリックスですが、連覇というのは本当に難しいんですよね。
三連覇を達成した球団フロント並びに中嶋聡監督の手腕は称賛に値するのですが。
四連覇というのは、常勝時代の巨人、西武などが(それを上回って)達成してますが、それ以外ではおそらく、オリックスの前身の阪急ブレーブスが一度あるだけではないでしょうか。
平太独白
]]>
プロ野球選手に欠けているのは「日本プロ野球史」というジャンル
http://heitaroh.exblog.jp/30370237/
2023-07-04T19:22:00+09:00
2023-07-05T11:10:39+09:00
2023-07-04T19:22:56+09:00
heitaroh
スポーツ
この点で思うのが、今のプロ野球選手に決定的に欠けている分野があります。
それが、「日本プロ野球史」というジャンルです。
(既に、変換さえしないという。)
「そんなもの学んだって、何の役にも立たん」と言われるかと思いますが、この点で、痛切に思うことがあります。
少し前のこと、たまたま見たテレビで「パームボール」についての特集を見たのですが、今、パームを投げる投手は二人しかいなくて、その二人も、コントロールしづらいという理由で、あまり、投げてないとのこと。
で、誰だったか忘れましたが、そのうち一人がゲストに出ていたのですが、録画コメントの最後に、「針の穴を通すコントロール」と呼ばれ、通算320勝をあげたレジェンド・小山正明翁(いやいや、未だに矍鑠としておられる)が出て、「僕の時は、ここで落ちる角度をコントロールしていた」と言ったら、現役投手が、なるほどという顔で、「へー」と言ったんですね。
ここで私が驚いたのは、小山さんの技術が今のプロ野球に継承されていないこと。
おそらく、小山さんに限ったことではなく、先人の技術がどこかの時点で断絶しているんですね。
さすがに、小山さんの現役時代は私も殆ど記憶には無いのですが、それでも、現役引退後は投手コーチとして、多くの投手を育てたはず・・・。
これは偏に、今の選手が参考にするのは、映像にしろ、自分が見たことがある選手に限られているという事で、文献や映像などから学ぶことをしていないはず。
おそらく、今の若い選手はイチローが言うことなら、喜んで耳を傾けるでしょうが、もう、野茂英雄も知らないのでは。
ただ、これは私もわかるんですよ。
私が若い頃は、テレビのプロ野球歴代ベストナイン選出番組には、戦前の選手など入ってましたから。
「そんなのいらんよ」と思ってましたよ。
であれば、今の選手に過去の名選手を研究しろと言っても、歴史の勉強をするようなもので、居眠りするだけ。
この点で言えば、各球団もいささか無策すぎるんですよ。
寮のリビングなどには、24時間、過去の名選手の映像を流すようにしておけば、そこはプロですから、たまたま、通りかかって、目に留まったら、「ん?今のは何だ?」くらいにはなるのでは。
ちなみに、かつて、智将・三原脩監督は、選手に「本を読みなさい」と言ったそうですが、小久保裕紀選手は本を読んでいると、「目が悪くなるから、読むなら現役を引退してから読んだら」と言われたとか。
でも、今は、どうせ、スマホでゲームしてるんでしょうから、もう、そのロジックは通用しませんよね。
であれば、もう一伸びに苦しんでいる選手、クビになるかもと危機感を持っている選手は、スマホゲームなんかしてないで、過去の名選手について書かれた本を読むべきでしょう。
八幡太郎源義家は凱旋帰国した際に、出迎えた公家から「好漢惜しむらくは兵法を知らず」と言われ、人々が公家の言葉に失笑冷笑する中、独り、教えを受けたといいます。
なかなか、一軍に定着できない選手、10勝の壁を超えられない投手などは、こういうのが、飛躍のきっかけになるかもしれないわけで。
ちなみに、栗山英樹監督は三原脩翁に師事しているそうで、毎度、新しい仕事に臨む前に、三原ノートをコピーして持って行くそうですが、その時々、与えられた役割によって、線を引く箇所が違うそうですね。
なるほど、国内リーグの監督と、WBCの監督では、「同じ監督」と言えないくらいに違う・・・と。
平太独白
]]>
WBC世界一奪還に見る大谷翔平は100年、いや、1000年に一人!?
http://heitaroh.exblog.jp/30287268/
2023-04-03T07:35:00+09:00
2023-04-04T13:46:52+09:00
2023-04-03T15:35:41+09:00
heitaroh
スポーツ
(↑買っちゃいました。)
この日はもう、仕事休んで、朝からガッツリ観戦ですよ。
(実は今、かなり、忙しくしており、このときも、本当はそれどころではなかったのですが。)
メキシコ戦の村神様のサヨナラ打と、この世界一の瞬間は、いい年して、不覚にも泣いてしまいました。
で、世界一の瞬間です。
この一球で終わるだろうなとは見当がついたので、世界一の瞬間をカメラに収めたようと、シャッターを切ったのですが、少し早すぎたようで、まだ、ボールが宙に浮いてました・・・が、ただ、後で、その瞬間を見て、逆に、「トラウト恐るべし!」と思いましたよ。
ボールは打者に近い所まで来ているのに、トラウトはまだ、振りに行ってないんです。
日本の投手の130km/hならともかく、大谷の160km/hが来るかもしれないのに・・・。
(↑拡大。わかりますかね?)
振り遅れと言うより、彼は「そこから打てる」んでしょう。
昔、張本さんなどがそうだったらしいですね。
捕手が、「あ、見逃した」と思ったら、そこから、すーっとバットが出てきて、カーンと快打すると。
いわゆる、引き付けて打つというやつです。
聞けば、トラウトが1打席で3度空振りしたことは、メジャー6174打席でも24回だけで、確率0.39%だと言いますから、なるほど、ここまでボールを見られれば、さもありなんだろうなと。
そのトラウトの三振ですが、ボールの下を空振りしていたそうですね。
でも、スライダーって、そもそも、すっぽ抜けることによって変化するボールですよ。
何で、それがホップするんですか?
もう、意味不明です。
大谷翔平の周囲だけ時空が歪んでいるとしか思えません。
で、結論。
大谷翔平さぁ、10年に一人の選手じゃないんだよ。
100年に一人なんだよ。
だから、過去の名選手たちも、誰も彼の二刀流挑戦を理解できなかったわけね。
ベーブ・ルース以来、いや、ベーブ・ルースも、当初から二刀流に挑戦していたわけでもないことを思えば、それ以上、もしかしたら、1000年に一人なのかも。
誰かが、「孫に伝えるべき」と言ったけど、果たして、信じてもらえるかが問題。
「祖父ちゃん、話盛ってるでしょ」って(笑)。
平太独白
]]>
大谷翔平、日本人史上初のオールスター本塁打競争惜敗も感無量!
http://heitaroh.exblog.jp/29592867/
2021-07-12T12:15:00+09:00
2021-07-14T11:14:49+09:00
2021-07-13T12:17:14+09:00
heitaroh
スポーツ
結果は、延長延長の末の惜敗でしたが、私は初出場だし、力むだろうし、まあ、一回戦突破してくれれば・・・くらいに思ってましたので、むしろ、よくやったと思いますよ。
このまま、来年も再来年も出るようになれば、コツも掴めてくるだろうし、さらなる活躍が望めるのではないでしょうか。
それよりも、開幕前に一列に並んだ時点で体格負けしてないもんなぁ。昔は、日本人は体格で勝てないから、パワー勝負は無理って言われただけに、本当に感無量でした。
王貞治さんだって、「メジャーに行けば、ホームラン20本は打てるよ」などと軽く言われ、シーズンオフの日米対抗では毎度、ワンサイドゲーム。
サミットでも、日本の首相が並べば、中曾根康弘さん以外は、毎度、一人だけ小さくて、見た目もパッとしない。
そんな時代からすれば、本当に隔世の感があり。
さらに、大谷選手、明日は史上初の一番ピッチャーとして先発。
ベーブルース以来どころか、史上初。
10勝、60本塁打、10盗塁なんて達成したら、もう、歴史を書き換えちゃいますよ。
誰の想定にもなかったでしょうからね。
二刀流についても、いろいろ、批判的な声もありましたが、もう、完全に封じちゃいましたね。
ちなみに、気になったのは、ホームラン競争のとき、相手選手は打ち終わるたびに他の選手が駆け寄って激励していたのに、大谷には菊池雄星が一度近寄っただけだったこと。
来なくていいと言っていたのかもしれないけれど。
平太独白
]]>
肥後鞠智城の春に思う来年の高校野球は台湾からも出場させるべし論
http://heitaroh.exblog.jp/29035190/
2020-06-03T07:34:00+09:00
2020-06-03T12:35:29+09:00
2020-06-03T12:34:45+09:00
heitaroh
スポーツ
東京アラーム?東京アラート?・・・何だったか忘れましたが(都知事も語学が堪能なのはわかるけど、もう少し日本語で言えよって。ソーシャル・ディスタンスってSNSで距離をとろうとか、そういうことかと思ってましたよ。そんなもん、間隔保持でいいんじゃないの?わざわざ、英語で言わなきゃいけないことかと。みんな、英語に堪能なわけじゃないんだよと。)、この状態ではロケもまだしばらくはできないでしょうし。
まあ、ぼちぼち、見るに堪えなくなってきてたので、私としてはちょうどよかったんですけどね。
ちなみに、最近の大河ドラマでは、意図的かどうかわかりませんが、脇役の人にかなり凝った配役をする傾向があります。
西郷どんでは、松平春嶽があまりにそっくりになのに笑ってしまいましたが、今回のはまり役は三好長慶。
何ていう俳優さんなのか知りませんが、そっくりじゃないですか(笑)。
セリフも少ないし、明らかに「似てる」で選んだな・・・と。
(↑熊本県は鞠智城行ってきました。もちろん、緊急事態宣言が出る前、まだ桜が咲き始めた頃のことですので、ステイホームには違反しておりませんよ。)
さておき、そのコロナですが、高校野球春夏中止というのはねえ。
彼らにとっては、せっかく掴み取った一生で一度の晴れ舞台ですからねえ。
まあ、彼らだけを特別扱いできないというのもわからないではないですが、でも、無観客で、関東地区なら関東地区で日帰りで試合して、そこの代表校と中部地区の代表校がやってを繰り返して、決勝だけ甲子園でやって、すぐに日帰り・・・とか、もう少し、何とか出来なかったのかなという気もしなくもないのですが。
やはり、一番の問題は彼らが未成年ということでしょうね。
もし、それで集団感染(これも英語で何とか言うんですよね?)してしまったら、やはり、誰かしら、大人の責任問題になるでしょうから。
で、今年はもう駄目でも、来年以降はまた盛り上げるための目玉として、台湾の学校を出場させてほしいですね。
また、嘉農のようなチームが出てきて、甲子園に大旋風を巻き起こして欲しいと思うのですが。
突飛な考えのようにも聞こえるでしょうが、もう、日本人選手もメジャーリーグに行く時代。
英語で何とか言う世界は繋がっているというやつで、いつまでも、日本限定でもないような気がするんですが。
(↑鞠智城は、見ての通りで、戦国期の城ではなく、白村江の大敗後、大和朝廷が防衛のために築いた、水城や大野城・基肄城と、ほぼ同時期の古代の城です。正確な築城年代はわかっていないようですが、文武天皇2年(698年)に城の修復をしたとの記録があるそうですから、それ以前に作られ、10世紀中頃まで存続していたと言いますから、約300年、改めて当時の築城技術の高さが偲ばれます。)
平太独白
]]>
野村克也氏逝去に思う日本プロ野球史を語る上での損失
http://heitaroh.exblog.jp/28844377/
2020-02-07T14:16:00+09:00
2020-02-13T15:45:14+09:00
2020-02-13T15:43:57+09:00
heitaroh
スポーツ
あ、やっぱ、今まで雪が降らなかった冬というのはなかったんだ・・・と思ったところでした。
寒がりの私としては有り難い話なのですが、本来、あるべきものがないというのも、正常な状態ではないわけで・・・。
さて、ノムさんこと、野村克也さん逝去されましたねえ。
いつかはこの日が来るんだろうとは思ってましたけど、川上哲治氏とこの人を失ったことは、日本のプロ野球史を語る上で取り返せない損失ですよ。
(川上哲治氏は野村氏同様、現役時代も指導者となってからも実績をあげた希有な存在であると同時に、沢村栄治にも会っている「草創期のプロ野球を語れる存在」であり、一方、ノムさんは江本、江夏から田中まーくんまで・・・どころか、あの、あぶさんまでも育て上げた名伯楽だったわけで。)
で、そのノムさんに、是非、語って欲しかった一件が有り。
以前、テレビで、昭和33年の西鉄ライオンズが巨人に3連敗してからの4連勝で逆転日本一になった日本シリーズでの運命の一戦のことが話題に出たことがあったのですが、その際、ノムさんが「私はあのとき、バックネット裏で見てたんですよ」と言いかけたら、横から、スポーツコメンテーターの玉木某が「そんなことはどうでもいい」とばかりに横から口を挟んで話を変えたので、ノムさんが黙ってそのままになった・・・ということがありました。
ああいう話はきちんと記録しておくべきなんですよ。
その後も、この件について書かれた物を見かけませんので、思わず、週刊ベースボールの「ノムさんに尋ねたい」コーナーに投書しましたよ。
結局、見逃したのかどうか、目にすることはありませんでしたが、もし、この件が永遠の謎になるのなら、玉木某の行為は本当に腹立たしい限りです。
最後に、ノムさんも、奥さんに先立たれて、明らかにがっくりきてましたが、それでも、3年(?)もちましたからねえ。
この点は、さすがの精神力だなと思ってましたが、よく考えれば、王さんも長島さんも夫人に先立たれてるわけで。
いずれにしても、長い間、お疲れ様でした。
ご冥福を心からお祈りいたします。合掌。
平太独白
]]>
祝!福岡ソフトバンクホークス日本一・・・に言うクライマックスシリーズの非!
http://heitaroh.exblog.jp/28662334/
2019-10-24T06:24:00+09:00
2019-11-29T22:33:18+09:00
2019-10-24T15:26:26+09:00
heitaroh
スポーツ
・・・なんですが、私は常々、クライマックスシリーズというシステムには、かねてより、批判的でして・・・。
ただ、始まった頃に、「この制度はおかしい」と言ったら、「ソフトバンクが負けたものだから、そんなこと言ってる」とまるで耳を貸してもらえませんでしたので、今こそ、改めて、声を大にして言いましょう。
「この制度はおかしい!」
今年のシリーズほど、この弊害が如実に出ていたケースはなかったのではないでしょうか?
スポーツとは、優勝目指して全力でゴールに駆け込むのが本来の姿のはず。
それが、1ゲーム差からやり直し云々以前に、優勝するかどうか自体が二義的な問題ということになれば、3位以上になれることが確定した時点で無理する必要はなくなる。
無論、1ゲーム差はあったほうがいいはずなので、今年のソフトバンクが意図的にそれをやったとは言いません。
が、結果的に、柳田、バンデンハーグなど、シーズン中は故障でほとんど出なかった選手が、クライマックスシリーズと日本シリーズでは休養十分でバリバリやってたのに対し、巨人などは見るからに疲労感がありました。
日本人はとかく、原理原則というものを軽んじる。
(この点、事態に柔軟に対応した大久保利通と、原理原則を堅持した木戸孝允の違いでしょうか。確かに、木戸のようなことばかり言っていたら、明治初期のあの難しい時代に、無事の航海を続けることは難しかったでしょうが、反面、大久保があまりにも柔軟に対応しすぎたがゆえに、後の時代に禍根を残したとも言えないことはないわけで。)
こう言うと、「アメリカにもワイルドカードというのがあるじゃないか」と言われるかもしれませんが、あれと、日本のクライマックスシリーズはまったく似て非なるものです。
まずもって、球団の数がまるで違いますよね。
アメリカではプレーオフに進出できるのは、東・西・中地区それぞれの1位球団と3地区の中でもっとも成績が良かった2位チーム(ワイルドカード)が一つ。
詳しく調べたわけではありませんが、アメリカではリーグの球団数は3x6=18くらいあるはずですから、ワイルドカードでプレーオフに進出できるのは、各地区の1位球団3つを引いた15球団の中の一つとなり、つまり、15球団中1チームの計算。
(それに、日本のように3位になれば無条件でプレーオフに進出できるわけでもないのだから、手を抜いて2位を狙おうという考えもないはず。)
まあ、それ以前に、このくらいの倍率なら、2位チームが一つくらい混じってもいいかなと思うのですが、日本の場合は無条件で2位、3位チームまでプレーオフに行けるわけで、日本シリーズ進出の確率は6球団中3チームで、何と1/2!。
原理原則という意味では、これも以前から言っていることですが、もし、どうしてもやるというのなら、セの1位とパの2位、パの1位とセの2位がやる「たすき掛け方式」でないとおかしいでしょう。
(同リーグの2位の方が日本シリーズ進出チームより強いということは有り得るわけで。)
この点も、アメリカのそれに当てはめれば、もしかしたら、西・中地区の一位より、東地区の二位のほうが強いかもしれず、その意味では、三つの2位のうち、もっとも成績優秀の一つを加えて、本当に強いのはどこかを決める・・・というのはありだと思うんですよ。
で、最後にもう一つ。
クライマックスシリーズ導入の時点で言われていたことですが、本来、0.5ゲーム差で獲ったり獲られたりの激しいデッドヒートを繰り広げての優勝に一喜一憂してこそ、野球観戦でしょう。
(まさしく、今年の西武の劇的な逆転優勝かと。)
3位争いがデッドヒートして、そこに何の意味があるんですか?
平太独白
]]>
ラグビー・ワールドカップ日本代表の快進撃に思う試合前には三三七拍子!
http://heitaroh.exblog.jp/28600517/
2019-09-30T19:03:00+09:00
2019-09-30T19:25:30+09:00
2019-09-30T19:25:30+09:00
heitaroh
スポーツ
上がるってわかってるんだから、ぎりぎりになって動くんじゃなくて、もっと早くから買い占めに回っておけば良いのに・・・って気もしますが、まあ、その日に今月分のブログをアップしている私が言うことではありませんが(笑)。
さて、ここのところの話題と言えば、ラグビー・ワールドカップでの日本対アイルランドの試合でしょう。
が、私が試合結果を知ったのは電車の中。
速報だけを見ましたが、へーと。
私的には、アイルランドのマスメディアは、「もはや、アイルランドが弱いのではない。日本が強いのだ」とか言えばいいのに・・・と思っていたのですが、アイルランドの日刊紙「アイリッシュ・タイムズ」は「日出(い)ずる日本の息子たちがアイルランドを雲の中に置き去りにした」と書いていたそうですね。
さすがプロ、しっかり、良い仕事してたようで(笑)。
ちなみに、ラグビー・ワールドカップで思い出されるのは、何と言っても、ニュージーランド代表の「ハカ」。
普通、先住民の文化というものは少数になった時点で黙殺されるものですが、しっかり、それを尊重し、そこへ溶け込もうとしている。
先住民の歴史も含めて、それが、他とは違う、自分たちニュージーランド人のアイデンティティなんだと・・・。
その意味では、日本代表も是非、三本締め!か、もしくは、三三七拍子!くらいやって欲しいですね。
「あれは、締めだから」・・・というなら、「試合前の準備が終わった」ということでいいんじゃないですか?
一本締めでは少々、地味だし(笑)。
何もいいから、外人が見て、「おお、日本人はこんなことをやるのか?」、「これが日本の文化なのか」と思わせるようなことをやってほしいんですよね。
それが、日本人のアイデンティティなんだと。
心配しなくても、30年も続けば、しっかり、三本締めを宴席でやってたなんて誰も知らなくなりますよ(笑)。
平太独白
]]>
大船渡高校投手の登板回避問題での張本元外野手さんには説得力無し
http://heitaroh.exblog.jp/28506674/
2019-08-07T07:05:00+09:00
2019-08-08T11:43:14+09:00
2019-08-07T12:19:30+09:00
heitaroh
スポーツ
各家の前にあって、夕方になるとステテコ姿のおじさんたちが蚊取り線香を足下に置いて、将棋をさしたり、談笑したり・・・。品物自体は、日本中にあったようですが、ただ、「縁台」ではなく、「バンコ」と言ったのは、どうやら、北部九州だけだったようで、もしやと思ったら、イタリア語でこそなかったものの、やはりポルトガル語でした。「メリヤス」「ブランコ」「ボタン」など、ポルトガル語伝来の日本語があるというのは、よく知られてますが、博多では、祭りのドンタクというのはオランダ語の「ゾンダック」から来ているという話もあるので、特に、そういう言葉が多かったのでしょう。一つには、古くからの国際貿易港だったということもあるのでしょうが、江戸時代には福岡藩が長崎警備をしていた関係もあるのかもしれません。(やはり、博多人はやはり、こういうハイカラな文言が好きなんでしょうね。思わず、昔、池内淳子主演の映画で、銀座だったかのクラブに出かけたおじさんが「女給」って言ったら、女の子から、「古~い!今はホステスって言うのよ」「何だ、胃薬みたいな名前だな」と言っていたのを想起しました(笑)。)
で、前振りが長くなってしまいましたが本題です。高校野球、いよいよ、夏の風物詩である夏の甲子園が始まりましたが、岩手県大会決勝で大船渡高校の監督が、話題の160km/hの佐々木投手を登板させなかった采配を巡って、いろいろと議論が起きているようですね。この点について言えば、まず、私はプロが中6日で投げてる時代に何で高校生の連投が許されるんだ?という論者ですから、未だに「投げさせるべきだ!」なんて意見があることが既に理解不能です。何より、監督は「甲子園出場監督」というキャリアが欲しいに決まっているはず。
それを棒に振ってまでの登板回避なのだから、もはやこれは良心以外の何もので無いでしょう。
この点で、張本勲さんがテレビで「登板させるべきだ!」と言ったのに、ダルビッシュ投手が「消えろ」と批判した・・・などという話がありますよね。この番組、私も見てましたが、張本さんの論旨は概ね、「精神力だ!」だったようで・・・。まあ、「精神力だ!」と言われ、「そんなことばかり言ってるから戦争に負けたんだろうが!」と言い返してきたのが、我々の世代には少なからず共通する現象だったので、特に、驚きませんが、ただ、張本さんに限ってはちょっと噴飯ものでした。
そもそも、張本さん、あなたは外野手でしょ。稲尾和久、杉浦忠などの昭和の大投手が登板過多で潰れるのを歓迎してきたはず。この二人だけでも、その後も投げ続けていたら、あなたの安打はたぶん、20本くらいは少なくなったんじゃ無いですか?金田正一さんが言うならまだしも、あなたが言うのはお門違い、説得力ないでしょ。 平太独白]]>
9.11の日に思う大谷翔平選手見に行きたかったイチローで9.11
http://heitaroh.exblog.jp/27544233/
2018-09-11T17:24:00+09:00
2018-09-12T13:12:39+09:00
2018-09-11T17:24:16+09:00
heitaroh
スポーツ
実は開幕間もない頃、大谷選手の活躍につい、ふらふらと「大谷、見に行きたいな」という気が。
で、英語が話せない私は、誰か友達と一緒に行かなきゃ毎日、ハンバーガー・オンリーになってしまうので、友人を誘ったところ・・・、秋口だったらという返事。
で、すっかりその気になっていたのですが、その後、6月6日、大谷に右肘内側側副靱帯損傷が判明。
そのときの話では「今季絶望かも!」ということだったので、まあ、元々が突然、思い立った話でもあり、ホームゲームの良い席などは既にほとんど埋まってしまってたこともあり、「やっぱ無理だったか」で結局、断念しました。
ただ、結局、このときは、大谷選手は手術をすることなく、血小板血漿注射と幹細胞注射の治療のみで、打者としての出場はOKとなり、その後の活躍に繋がっていったので、やっぱ行けばよかったかと思っていたところ・・・でした。
で、私はメジャーリーグの試合は一度、行ってみたいなと思っているのですがまだ機会が無く。
実は一度、行こうとしたことがあるんですよ。
それはイチローがメジャーデビューした年。(確か、2001年のはず。)
今年の大谷と同じく、イチローが開幕から面目躍如の大活躍をするのを見て、「一度も行ったこと無いし、行ってみたいな」と。
で、そのときも友人を誘ったら、今回同様、「いいですよ。9月中旬に向こうで展示会があるのでそれを兼ねて」という返事。
これで、すっかりその気になっていたところ、その日に野暮用が福岡で開催されることになり、「あなたはいてくれなきゃ」と言われ、渋々断念・・・。
で、その前日、帰宅してテレビをつけたところ、ビルに飛行機が突っ込む映像・・・。
・・・ん?煙草のCMか何かか?と思っていたら、その日が9月11日。
つまり、9.11の発生でした。
ちなみに、その日、ニューヨークから羽田について、翌日、福岡で合流するはずだった人たちもいたのですが、彼らは全員、帰って来れず、キャンセル。
数日後、無事、帰国しましたが、そのときの話では、「日本に向かって飛行機は飛ぶが日本のどこに着くかは言えない。そこからは自力で帰ってくれ」と言われたそうです。
まあ、私の場合、ニューヨークではなく、イチローが当時、ホームグラウンドにしていたシアトルだったでしょうから、ニューヨークほどではなかったでしょうが、それでも、私も帰って来られなかったかもしれないわけで・・・。
で、こんなこと言うのも何ですが、なーんかあのときと似てる気がするんですよね。
あのときも、今のトランプと同様、ブッシュ・ジュニアという父に似ぬ暗愚の大統領で、彼らにとっては求心力を保つためにも、外国の脅威というのは歓迎すべき事態だったわけで。
何もないことを祈って止みません。
平太独白
]]>
カヌー選手による薬物混入は明治では水銀!
http://heitaroh.exblog.jp/26581589/
2018-01-12T19:41:00+09:00
2018-01-19T18:01:36+09:00
2018-01-12T19:41:51+09:00
heitaroh
スポーツ
元男子陸上競技で五輪出場経験者の為末大さんによると、「誰かから渡された飲み物は飲むな。ペットボトルはかならず開けた時に音がするか確かめろと言われた」と。
これを「スポーツの世界にあるまじき」などと思うのは、豊かさに慣れきった現代日本人ならではかと。
明治期の記録を読んでいると、謡曲だったかの世界では、ライバルの美声を潰すために、お茶に水銀を入れるのが横行していたと。
事実、それで、せっかくの美声がダメになって消えていった人がたくさんいたとか。
そのため、出された飲み物に軽々に手を付けることはなく、みんな、絶対に自宅から持ってきたお茶などを飲んだそうで、楽屋でも、当然、そこら辺に軽々しく置いておくなどということはなく、弟子や身内などの信用できる人に監理させていたとか。
これが、「プロ意識」ですよ。
この点は、昔は競争社会ではどこでもあったことなんじゃないでしょうか。
その背景にあって、見逃せない要因の一つが、「貧困」なのだろうと思います。
かつて、西鉄ライオンズの大投手・稲尾和久氏は、入団当初、打席でデッドボールを辛うじてよけると、自軍ベンチから「当たれ!」という声が聞こえたと。
当初は、「当たってでも塁に出ろ」という激励の声かと思っていたら、そうではなく、本当に「当たれ!」で、「ボールが当たって、あいつが怪我すれば、俺が試合に出られる」という意味だったとか。
稲尾さんが入団したのが昭和31年ですから、まだ、戦後11年。
「もはや戦後ではない」との言葉が白書に載った年ですが、人々の生活は本当に苦しく、同じ西鉄の主砲・中西太選手は行商でリヤカーを引く母に少しでも楽をさせたいと思ってプロ入りしたというし、毎日オリオンズの榎本喜八選手は穴が空いた屋根から室内に霜が降り、寝ていた祖母の涙が凍っているのを見て、祖母を助けたいと思ったと。
他の選手も、おそらく、多かれ少なかれ似たような境遇だったのでしょう。
だからこそ、巨人の川上哲治選手のように、チームの打撃練習時間の大半を一人で使ったという話も出てくるわけで。
つまり、誰もが生きるために必死で、他人を押しのけて取って代わることに何の疑問も持たなかった・・・と。
ただ、問題は、そんな昔のこと・・・などと言うのは現代日本人だけだということ。
世界の大半ではまだ、昭和の日本人と同じような環境で生きている人たちがたくさんいるわけで、そういう環境からオリンピックに出場してきた連中と戦うのに、「まさか、薬を入れた水を飲まされるなんて」とか言っている方が甘いわけです。
昔なら、「水銀じゃなくて良かったですね」・・・と声を掛けられたでしょうね。
平太独白
]]>
今更ながらの現場の福岡ソフトバンクホークス日本一!
http://heitaroh.exblog.jp/26208918/
2017-11-21T20:43:00+09:00
2017-11-21T20:47:27+09:00
2017-11-21T20:43:32+09:00
heitaroh
スポーツ
で、11月ですが、実はちょっと大きな訃報があり・・・。
ちょっと突然だったこともあって、今もまだ少し引きずっています。
今まで、親が死んでもまったくこんな感覚無かったんですけどね。
要は自分もそういう歳になったということなんでしょう。
で、さておき、今月最大のイベントと言えば、何と言っても福岡ソフトバンクホークス日本一!でしょう。
ということで、しっかり、胴上げの瞬間、見てきました。
(↑画像がなぜか、縦になりませんが、まあ、ご愛嬌ということで。)
今年の日本シリーズ行かない?と知己より誘われた時、私は、パはまだ不安定要素があったものの、セは広島で決まりだと思ってました。
今年の広島はパの優勝チームと遜色ないくらい強い・・・と。
なので、もし、ソフトバンクが日本シリーズに出た場合、4勝3敗は十分に有り得ると。
で、安全策を採って第6戦なら・・・と思っていたら、まさかの横浜。
最初に3勝したときには第6戦はもう無いんじゃないか・・・と。
で、念願叶って横浜が頑張ってくれて、第6戦に行ったわけですが、9回にまさかの内川の同点ホームランが出るまでは、単なる横浜のワンサイドゲームでしたから、まさしく、神様仏様内川様でした・・・。
思わず、石毛と山本浩二が9回に打った同点ホームランを思い出しました。
でも、試合が終わった時、既に23時半。
普通なら7回くらいから帰る人達が誰も帰らない・・・。
我々は知己の「早くしないと中洲が閉まる」の一言で勝利の花火を見ないで出ましたが、その後、中洲で祝勝会をやって帰る1時半の時点で聞けば、まだ、福岡ヤフオクドームは渋滞中とのこと。
そーだろうと思ったもん。
あやうく、帰宅難民になるところでした。
平太独白]]>
祝!福岡ソフトバンクホークス日本一!
http://heitaroh.exblog.jp/22532626/
2014-11-01T15:07:00+09:00
2014-11-12T12:25:46+09:00
2014-11-01T15:07:56+09:00
heitaroh
スポーツ
私はクライマックスシリーズなる、原理原則から大きく逸脱した蛮習が出来て以来、すっかりプロ野球に対する興味を失っていたのですが、それでもやはりいざ日本一ってのは福岡人としては祝わなければならないわけで・・・。
おかげさまで本日、日本一の美酒からようやくの復活(笑)。
この日、たまたまの友人との飲み会だったのですが、おそらく今日優勝するのではないかという勘がピピピッとはたらき、「これは中洲に繰り出すことになるかもしれん」と一人、よそ行きの格好(笑)。
で、結果はその通りの展開に。
で、中洲に繰り出した・・・辺りまでの記憶はあるのですが・・・。
気がつけばベッドの上で二日酔い・・・でした(笑)。
ふらふらしながら、優勝セールの薬局に行ったら、肝心の福岡人愛用のインスタントラーメン「うまかっちゃん」だけが売り切れ。
そりゃないぜセニョリータ・・・って感じで夕暮れに沈む福岡ドームを横目に帰途に・・・。
でも、ふと、亡父の独身時代、博多は西鉄ライオンズ全盛。
「勝てば勝ったで祝い酒、負けたら負けたで自棄酒」で毎晩出撃していたと言っていたのを思い出し、少しウルっときてしまいました。
年はとりたくないものですねえ。
でも・・・、日本一っていい。
平太独白
]]>
サッカーワールドカップの首の皮一枚の論理
http://heitaroh.exblog.jp/22139980/
2014-06-24T12:44:00+09:00
2014-07-15T19:40:53+09:00
2014-06-24T13:16:29+09:00
heitaroh
スポーツ
「まだ、首の皮一枚で繋がっている」と言ったのは、昭和33年、プロ野球日本シリーズで巨人にストレートで3連敗した時の西鉄ライオンズを率いた知将・三原脩だったと記憶しておりますが、でも、先日、明石家さんまさんは「首の皮一枚ってことは既に死んでいるってことでっせ」と仰ってましたが・・・、まあ、確かに(笑)。
この辺は、たとえ、首の皮一枚になっても、完全に首を切り落とされない限り、相手に食らいつくぞ!という勝負師らしい表現だったのでしょうが(笑)。それにしても、三原という人のコピーの上手さは本当に惚れ惚れします。
で、ザッケローニ監督の攻撃重視にはスタッフの中からも日本人にはあわないという批判も起きているようですね。
確かに、体格的に劣る日本人にはあわないのかもしれません。
で、少し考えてみました。
プロ野球でも、広岡達郎氏以来、守り勝つ野球というのが主流となっているようです。
確かに、守備が相手を無得点に抑え込めばたとえ味方が無得点でも引き分けで負けはしないわけですし、いくら味方が点をとっても守備がそれ以上に点をとられたのでは引き分けにすらならないわけで。
でも、守備重視というのは口で言うほど簡単ではありませんよ。
守って守って、数少ないチャンスで得点して勝つというのは精神的に物凄いプレッシャーですよ。
相手からすれば攻めてこない相手というのは技術的な意味は別にして、気持ちの上ではこんなに楽なものはないわけで。
それに、サッカーの場合、全試合引き分け狙いでも決勝トーナメント進出は難しいんでしょ?
であれば、一試合は勝たなければならないわけで、それ以前に、引き分けにしようと思うのなら、勝ちに行って初めて引き分けになるもんじゃないんですか?
最初から引き分け狙いだと、結局、一敗二分けみたいなことになっちゃうような気がするのですが。
平太独白
]]>
打撃の神様でV9巨人の監督・川上哲治氏の逝去を悼む!
http://heitaroh.exblog.jp/21263624/
2013-10-31T18:04:00+09:00
2013-11-04T21:42:00+09:00
2013-10-31T17:09:40+09:00
heitaroh
スポーツ
当時、相撲界に無敵の強さで君臨していた横綱大鵬と並んで、9年連続日本一という盤石の強さを発揮していたのがV9巨人軍。
巨人オーナーの正力松太郎のことを「勝利決まったろう」などと呼ぶほどの無類の強さは、徒花として、「アンチ巨人ファン」なる存在を生み出したほど。
で、当時、その巨人を率いていたのが川上哲治監督。
私が生まれる前は「打撃の神様」「赤バットの川上」「弾丸ライナー」・・・などの称号で知られた球界を代表する大打者で、私が知る限り、本人主演の映画が作られたのは川上氏と長嶋茂雄、稲尾和久の3人のみ。
(マンガ巨人の星で「主人公の家の壁の穴から飛び出してくるボールを木切れでその穴に打ち返してたのが印象深いですね。今考えれば、ありえねーって話でしょうが、当時は「これが達人か!」って思いましたよ(笑)。)
で、その川上氏が、去る28日、遂に逝去されたか。
御年93歳、老衰だったとか。
(←熊本県出身だったからか、福岡の地元紙には1面トップで出てました。)
いつかこの日が来るんだろうなとは思ってましたが、日本のプロ野球史はこの人と野村克也氏で9割語れるんですよ。
つまり、ノムさんが語れない沢村栄治などプロ野球草創期の部分を、同じグラウンドの上に居た者としての目線で語れる最後の生き証人だったわけです。(ノムさんって、凄いんですよね。選手として日本のプロ野球選手第一号の三原脩翁の謦咳に接し、監督としては今をときめく、田中マーくんから、マンガのあぶさんまでが教え子なんですよね。)
チームの打撃練習時間30分のうち20分を一人で使ったというエゴイスト。
ゴルフでも、いくら後ろの組が詰まっていても、平然とラフの中の自分の球が見つかるまで探したとか。
サッカーの三浦知良選手は「99回外しても、平然と100回目を蹴る。そういう精神構造でないとやっていけない」と言ったそうですが、おそらく、川上さんも平然と100回目を蹴ったでしょうね。
酷いといわれる方もあるかもしれませんが、これがプロのあるべき姿なんでしょう。合掌。
平太独白]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/