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2011年 08月 07日 ( 1 )

東日本大震災・北関東派遣見聞録 その1 出征前夜
親愛なるアッティクスへ

最近、帰国(?)して以来、まだまだ残務に忙殺されており・・・、いや、正確には、まあ、暑さもあるのでしょう、何かに追われているようでどうにも精神的に余裕がなく・・・。
で、仕方ないから(?)、備忘録的にこの四か月、震災派遣建築士として北関東、主に栃木県ですが、こちらに行っていたことについて触れておこうと思い立ちました。
当然、一回で終わるはずもなく、それどころか、かなり長くなると思いますので、順逆不動、思いついたままに不定期で気が向いたときにUPしていきたいと思います。

e0027240_17535470.jpgで、まず、当初の勤務地は「東京」と聞いていたのですが、それが水戸になって、千葉になって、結局、宇都宮になり、いよいよ、現地へ向かおう・・・としても九州ではこちらの情報は皆無といって良い状態でして・・・。
(←行く直前、寸暇を惜しんで福岡市博物館「大北斎展」にも行ってきました。帰途、葛飾北斎の浮世絵を当時の色に復刻した物が売っていたのですが、とにかく、その色の鮮やかさに驚嘆しましたね。当時もこの色だったそうですから、そりゃ、売れるだろうな・・・と実感しましたよ。)

で、今となっては笑い話ですが、当時は、まだ震災から1ヶ月も経っていない頃ですから、「計画停電で電車が動いていないかもしれない」、「東京のコンビニから水のペットボトルが消えた」などという報道が聞こえてきており、中には「『建築士』の腕章を付けていたら『うちも見てくれ』『こっちも見てくれ』で住民同士の奪い合いになった」という話さえ耳にしており・・・。

また、それ以前に「本当にちゃんと受け入れ態勢はできているのか・・・」という一抹の不安もあり・・・、平たく言えば、到着して、指定の場所に顔を出したら、皆が一斉に振り返って、「あんた誰?」・・・なんてことになるんじゃないかと(笑)。
(この辺は今となっては「考えすぎ」と言われるかもしれませんが、当時は、こちらも情報不足でしたが、派遣元も、受け入れ側もとにかく混乱していたようで、「宇都宮へ行け」と言ってきたものの、「宇都宮のどこへ行け」とは最後まで行ってきませんで、指定されたホテルへチェックインしたものの、誰からもアクセスはなく、結局、翌朝、ロビーで待っていても誰も声をかけてくるものもなく、「初日から遅刻」という言葉が頭をよぎり、やむを得ず、フロントの人に「ここだと思うんですけどねぇ」で場所を聞いて向かったものの、建物はあっても入口が空いてなく、やっと裏口を探して入ってもフロアーがわからないという状態・・・でした(笑)。)

ましてや、余震が来るかもしれない・・・という恐れもあり、内陸だから津波の危険性はないにしろ、倒壊した家屋の下敷きにならないように・・・、また、火が出た場合にも走って逃げれるように足元だけはしっかりしたのを履いておかねばならない・・・などなど、まったく、今となっては笑い話ですが、当時はそこまで考えましたよ。
従って、あれもこれもと詰め込んでいたら、荷物が物凄い量になり、詰め込んだは良いものの、これがまた重たい重たい・・・。
(特に、衣服という物がこれほど重たい物だとは初めて知りました。)
たぶん、下手な女性一人分くらいは優にあったと思います。
(後日、この時の話を言うと、よく、「荷物より女性連れて来れば良かったじゃない」などと言われましたが、そうできるものなら私だって・・・と(笑)。)

次回に続きます。
                                         平太独白
by heitaroh | 2011-08-07 18:44 | 時事問題 | Trackback | Comments(2)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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