池田平太郎
昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。
昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、
「区画整理」と
「固定資産税」。
以後、ふつー(以下?)に現在に至る。
平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、
「毛利輝元」の生涯を描いた小説、
[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。
平成18年 老いた名将信玄に翻弄される
武田勝頼を描いた
[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。
平成20年 共に
絶版となる。
平成22年 性懲りもなく、
黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた
「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。
平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で
法外な値段で売買されている現状を憂慮し、
「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として
復刻再出版。
平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、
文庫本化に際し、新たに
5倍近くに書き足した
「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。
平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、
「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。
わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、
「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った
典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、
「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった
典型的福岡人。