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2006年 11月 18日 ( 1 )

博多駅前史 その14 博多駅移転区画整理想い出編 Ⅰ
親愛なるアッティクスへ

ここしばらく、この自己満足シリーズを休んでおりました。
決して、終わったわけではなかったという・・・。

なぜ、飛ばしたのか・・・。
そうです。
ご賢察の通り、またまた、せっかく書いたのが消えちゃいました。
それも、想い出編ⅠとⅡの2つも・・・。
いいモノ書き上げてたんですけどねぇ・・・(泣)。

e0027240_11103861.jpgで、ご承知の通り、なーんか、モチベーションあがんない時期でしたから、記憶も甦らないし、面倒くせえなぁ・・・で、翌週・・・。

でもって、また、空いちゃうと、もう、なんだかなぁ・・・って感じで、また翌週・・・で、それが、二回、三回、四回と・・・(汗)。

ま、どうせ、自己満足シリーズですから・・・。
で、ぼちぼち、気を取り直して、今日からは、私が実際に見てきた博多駅地区土地区画整理事業というものについて、触れてみたいと思います。

まず、この区画整理について、私が語らなければならないのが床下浸水です。
元々、この地方は、平太郎独白録 「博多駅前史 その9 昭和 博多駅移転区画整理編 Ⅱ」の中で触れましたように、中世以前は那珂川・四十川(現、薬院新川)という二本の川が注ぎ込む入江だったようで、その後、陸地となってからも、すり鉢の底状の地形であることは変わらなかったようで、私が子供の頃などは、ちょっと、大雨が降ると、すぐに床下浸水になっていました。
床下に、ゴウゴウと流れ込んでいく水量は、子供心には、とても、魅力的で、中に入りたい!と思うのですが、そのたびに、大人から叱られてました。

e0027240_119581.jpg←現在の博多駅前の地層
明らかに上の方は、砂利石が入れられているのがおわかり頂けると思います。
それから、少しわかりにくいのですが、下の方には割れた陶器片などが見えるかと思います。
底までの深さは、80cmだそうですから、つまり、場所にも寄りますが、かつての下人参町時代の地盤は、現在の地面より、80cm下にあるということで、逆に言えば、これだけの高さ、土を入れた・・・つまり、盛り土をしたということですね。

先年、博多駅水没した映像は記憶に新しいと思いますが、あのとき、幸いにして、うちは浸かりませんでしたが、それは、元々、これだけ、盛り土を入れ、嵩上げした部分だからのようです。
その辺を、端的に表す数字があります。
区画整理区域内で、その最も低かったところが、西部に位置する鉢の底川(今のキャナルシティ脇)付近で標高約2.5m
域内で最も高い南東部が約5.5mですから、高低差は3mもあったわけで、降雨出水のたびに浸水を見ていたのもむべなるかな・・・という感じですね。
うちの辺りは、床下浸水で済んでいたからいいようなものの、もっとも低い、河口付近は生命の危険さえあったでしょう。

その為、この低地をどうするかということになったとき、全面盛土して嵩上げする方法と、現況のままにしてポンプ排水する方法とが検討されたようです。
さすがに、河口から離れた当家付近では、「盛り土」ということになったのでしょうが、河口付近では、このとき、既に区画整理に先立つ昭和29年向島ポンプ場が設置されており、これを強化することで、十分、将来の都市排水には対応出来るという判断が下されたことから、これを利用する案が一番、有力となったとか。
ところが、このポンプ場は、区画整理の区域外であった為、区画整理の一環としてのポンプ施設の改良強化可能かと言うことが問題として浮上してきたとかで、実際、建設省区画整理課からは「都市改造の範囲を逸脱している」という指摘も出たと言います。
結局、色々と福岡市側が働きかけた結果、建設省も折れ、このポンプ場が強化されることになったとか。
ちなみに、このポンプ場は、私も何度か仕事で立ち入ったことがありますが、現在でも、立派に稼働しておりますです。
平太独白
by heitaroh | 2006-11-18 08:15 | 地域 | Trackback | Comments(0)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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