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花山大吉にみる近衛十四郎という役者とその時代 その1
親愛なるアッティクスへ

「素浪人 花山大吉」という番組をご存じでしょうか?
昭和44年(1969年)1月4日~昭和45年(1970年)12月26日まで放送されたテレビ時代劇ですが、当時は大人気で、我が家では放送時には祖父母から孫まで家族揃って見てた人気番組でしたよ。
花山大吉にみる近衛十四郎という役者とその時代 その1_e0027240_1673512.jpg(←特に関係ないけど、ま、時代劇の雰囲気が出るかな・・・と(笑)。日本三景・天橋立の傍らにあるお寺の三重の塔です。)

内容はというと、剣の達人にして、並はずれた洞察力と胆力を備え持ちながらも、一方で、驚くとしゃっくりが止まらなくなるわ、好物のオカラを目にすると見境無くしてしまうわ・・・という愛すべきキャラの花山大吉という素浪人が、蜘蛛が嫌いで少しオッチョコチョイなところがある焼津の半次という渡世人の相棒とともに難事件、怪事件を快刀乱麻に片づけていく・・・というものですが、特に、「花山のダンナ」と「焼津の兄さん」のコミカルなやりとりがとても面白く、大人気でしたよ。

「やい!このダンナ野郎!」と半次が食ってかかると、「まあ、兄さん、そう言うな」とか言っていたのが、突然、まったくの自分の都合で、「この、バカタレが!」と逆ギレしたり・・・(笑)。

で、この花山大吉を演じていたのが近衛十四郎さんで、当時は有名な役者さんでしたが、今となってはむしろ、あの、松方弘樹、目黒祐樹兄弟の父・・・と言った方が通りが良いでしょうか。
大正3年(1914年)4月10日日生まれといいますから、この花山大吉を演じているとき、ちょうど、55歳・・・。
調べてみると、戦前、剣劇スターとして人気を博しながらも、昭和17年(1942年)、戦時映画社統合によって多くの俳優が仕事を失うと一座を結成して国内各地を巡業して回るが、今度は徴兵により、そのままシベリア抑留・・・、昭和21年(1946年)、復員し、昭和28年(1953年)、映画界に復帰・・・という苦労人だったんですね。

特に殺陣には定評があり、彼が斬り終えたときのカットなどは、私には当時全盛だったV9巨人長嶋茂雄選手が振り終えたときのスイングと重なって見えます。
さらに、迫力を出すために、通常より長い刀を使用したそうですが、確かに、今見てみると、随分、長いですよね。
それも、刃先の部分が長いのはともかく、よく見たら、柄(握り)の部分も相当長く、腰に差したときには握りの先端があごの辺りまで来てますから、考えてみると確かに異様ですよ。

次回に続きます。
                                         平太独白
by heitaroh | 2009-03-12 08:48 | 文学芸術 | Trackback | Comments(0)
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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