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嘆息尽きずの人生論
親愛なるアッティクスへ

嘆息尽きずの人生論_e0027240_13373793.jpg公私ともに、結構、頭が痛い事態が山積しつつあります。
まあ、こうなるのではないかと、大いに危惧していたところだったのですが・・・。
で、昨日、現実逃避(←)に走りました(笑)。
結果、本日、激二日酔いです。
で、結果、いつものように手抜きです。

以前、おからかいになったのだろうとは思いますが、ある先輩より、「人間、いつにても死ねる心意気になっておかねばならない。どうやったら成れるんだろうか?」という問いを戴きました。
以下、愚考。

----------------------------------
これって、そう問われれば、答えは、ただ、「ははは」でしょう。
人間誰しも死ぬのが怖いから生きている。
死が恐ろしいから勇気という物に敬意を払う。
死ねないから自分が死ぬことを考えない。
私の人生観単純明快です。
そもそもが、「人生」などとは文明人と言われる人たちの驕りであり、アフリカの草食動物は何故生きているのか?と問われれば死にたくないからと答えるでしょう。
(その論で言えば、人生とは、「生まれて生きて死ぬこと」だと思っております。)
洋の東西、民族の優越を越え、勇気という物を見下す文化は聞いたことがありません。
それほどに生命にとって、「死」とは究極のテーマなのだと思います。
だとすれば、人間、刹那刹那で自分がいつ死ぬかわからないと考えていれば、とても恐ろしくて生きていれないと思います。

私が中学生くらいの時に、「ノストラダムスの大予言」という本が流行りましたが、当時、それを読んで、恐ろしくなって自殺した女子大生がいたというふうに記憶しております。
これなぞはその典型ではないでしょうか?
どうせ死ぬなら、わざわざ今死なないでも・・・と思いますが、現代でも我々を取り巻く環境は考えればきりがないと思います。
核兵器、テロ、細菌兵器、天変地異、地球温暖化、巨大隕石etc。

戦場カメラマンレーサーなどは「自分だけは死なない」と思っているといいますし、現に私も、以前から、指にトゲがささったような痛みがあり、医者に行ってレントゲン撮っても、トゲは発見されず、カッターナイフでどれだけ切り開こうとも見つけることはできず・・・これなど、皮膚ガンではないかと疑えば疑えるのですが、人間という物は、こういうものは、つい考えようとはしないもののようです。
人は死ぬときには死ぬ。
でも、自分は永遠に死なない。
そして、現実には、この葛藤の前に、未だ嘆息尽きず・・・です。
------------------------------------
                           平太独白
by heitaroh | 2008-11-05 08:49 | 思想哲学 | Trackback | Comments(6)
Commented by D-KID at 2008-11-05 22:54 x
そうですね、『人生』って考え方は人間だけしか持ち得ない訳で、他の動植物からすると驕り以外の何物でもないでしょうね。

単車で山とか海の雄大な景色をひとり眺めて、『人間って所詮ちっちぇー存在だな』とか『自然に比べりゃ悩んでることも大した事ないな』と思う事があります。

結局色々考えても堂々巡りになっちゃうので、今の所人生の意味とは『面白き ことも無き世を 面白く』する為でしょうか。
Commented by ねこママ at 2008-11-06 08:15 x
>「人間、いつにても死ねる心意気になっておかねばならない。どうやったら成れるんだろうか?」
          ↓
その先輩に言いたいね。
自分から志願してイラクにでも行ってみればいいのに。
平和な日本にいて、口だけのこと言うなよ。

とか思う秋の朝であります。
さて仕事に行こうっと~~~~。
Commented by へいたらう at 2008-11-06 10:00 x
<D-KID さん

『面白き ことも無き世を 面白く』 すみなすもののは 心なりけり・・・ですよ(笑)。 
Commented by へいたらう at 2008-11-06 10:03 x
<ねこママ さん

私は貴女がイラクに行かれたらいいと思います。

その先輩の言はその前にそこに至る文面があります。
字数の関係でそれをすべて載せることができませんでしたので、その部分だけを抜粋した次第です。

第一、これを書いた当時はまだ、イラクにもアフガンにもアメリカは攻め込んでおりませんでした。
Commented by ねこママ at 2008-11-06 19:10 x
私なら、先輩にそう言われたら「それはあなたが死から遠い所にいるから言えることですよ」と言いますね。
「いつにても死ねる心意気」というのは、死が人ごとではない人間から見れば「よく言うよ」としか言えない。
ちなみに私はイラクには行く気もないし、そう言われなければならない理由もありません。死が人ごとではない人間の1人なのでね。

お気を悪くされたのでしたら削除していただいて構いません。
失礼しました。
Commented by heitaroh at 2008-11-07 14:34
<ねこママさん

そもそも、こんなの無理してコメントする必要があるんですか?
そちらだけで思っておけばいいことなんじゃないですか?
貴女が言わないときが済まない性格だったとしても、それはそちらの都合でしょうから、こちらにまき散らさないでください。

どうせ、こういう宗教がかったネタになると貴女が絡んでくるんだろうなとは思ってましたが、はっきり申し上げますが、私は貴女の宗教に入るつもりはありませんから、もう、覗いて頂かなくて結構です。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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