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WBC代表監督人事に変わらぬ日本人の国民性を見る 前編
親愛なるアッティクスへ

来年春に迫ったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)代表監督への就任を、北京五輪代表監督だった星野仙一氏が受けない意向を表明し、それを受けて、翌日、巨人の渡辺恒雄球団会長が、前回、WBCの指揮を執った福岡ソフトバンクホークス王 貞治監督支持する旨を表明、対して、王監督は体調面の不安を理由に否定的な態度を示した・・・とか。

でもって、ナベツネ氏は、「オレは人間から選んだ。人間の中から選んだら星野君が一番じゃないか。だけど、WBCとか五輪になったら神様が必要。長嶋君は病気になっている。神様は今や王ちゃん1人だ」と言ったといいますが、「長嶋君は病気だから」って、王さんもいつ再発するかわからない体ですよ。
それに何より、「長嶋君が病気でなかったら引っ張り出した」というその発想がすでに間違っていると思うんです。
まあ、王監督については、以前から平太郎独白録 王監督休養に想うオリンピック長島ジャパン、正気の沙汰?でも言っていることですが、もう、一刻も早く、監督そのものをやめないといけませんよ。
仮にどこも悪くなかったにしても、今や、王さんも、御年、68歳ですよ。
その点では、野村克也楽天監督の名前も挙がっているようですが、今現在、健康状態に特に問題はないにしても、こちらも同様でしょう。

WBC代表監督人事に変わらぬ日本人の国民性を見る 前編_e0027240_135285.jpg私の父がそうでしたが、お年寄りというものは、必ずしも、「今日が元気だから明日も元気」・・・というものではないんですよ。

(←かつての平和台球場へ通じるお堀端で見た鴨。今や、まさしく、「つわものどもが夢の跡」・・・ですね。)

現実に、以前も触れたことですが、故・仰木 彬氏が亡くなる直前にオリックスの監督に就任したとき、当時は、若い者よりも元気であったように見えた仰木氏の監督就任に対して、西鉄ライオンズ時代の同僚、豊田泰光氏が、「仰木にあの年で監督をやらせるなんて無茶だ!まるで仰木に死ねと言っているようなもんだ。万一のことがあったら、どうするんだ!」」と言っておられたことでもわかると思います。

つまり、球界はお年寄りに頼りすぎなんですよ。
ましてや、代表監督なんてものは、惨敗に終わった星野氏へのバッシングが示すような、その精神的な重圧はもとより、移動にしても、国内と違い、時差という体力的な問題もあるわけです。
それを考えれば・・・。

では、誰がもっとも適任か・・・という答えは、明日に続きます。
ていうか、続く・・・と思う(笑)。

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by heitaroh | 2008-09-11 08:30 | スポーツ | Trackback(1) | Comments(4)
Tracked from みんなの噂 at 2008-09-11 20:51
タイトル : 渡辺恒雄球団会長
元プロ野球監督:西本幸雄さんについて 元プロ野球監督:西本幸雄さんについて 元プロ野球監督の西本幸雄さんが就任した、数年後にはかならずリーグ優勝しています。しかも、その当時は弱小球...... more
Commented by ななし at 2008-09-11 23:04 x
 今度は王がいいとう仕掛けを行ってますね。星野さんポイ捨てですか?
いい加減いくら力がおとろえているとはいえナベツネ球界はもう終わりにしてほしいもんですよ。

 個人的にことわったとはいえ、落合さんがいいと思ってます。メディア受けせず、生理的にうけつけないでしょうけど、落合ジュニアがもし父親がWBCの監督になったらどういう人選をするのかもう構想はねっているという記事を読みました。

 スター選手じゃなく、こんな地味な選手?ということなんでしょうが、非常に人選がきになります。というのもいままで誰もマークしなかったような選手が呼ばれる可能性があるからです。

 落合に選ばれることによって日の目に当たる可能性も出てくるし、おもしろいとは思いますけども・・・
Commented by heitaroh at 2008-09-12 10:32
<ななしさん

ナベツネさんももう、80歳を過ぎてるんでしょう。
オーナーでもないわけだし、いい加減、引退しなきゃ。
周りがほっとかないのかな?

もちろん、落合さんは現役監督としては一番良い人材でしょうが、彼でスポンサーが付くのかという点と、中日以外の選手にどれほど人望、つまり、代表に選んだら辞退しないかと言う点、そして、何より、彼自身の性格からして、あんなリスクばかりが多い職責に魅力を感じないのではないかと思います。
Commented by silku928 at 2008-09-14 07:41
おはようございます。不安定な秋空、まだまだ蒸し暑い日が続きますね。

>では、誰がもっとも適任か・・・という答えは、明日

ということで、翌日を楽しみにしておりました!(^^)!。
いったい、誰が一番相応しいのかと..。

>一番、適任なのは、
王監督でも野村監督でもなく、ロッテのバレンタイン監督だと思います。

嗚呼、バレンタイン監督でしたか!
その手があったのですね...ふむふむ♪。
確かに、68歳の王監督は、体調が心配ですし、酷というもの。
野村監督は、ちょっとあのぼやきが..。
個人的には、明るい方がよろしいかと。
星野監督は、もうありえませんし...。
で、登場するは、陽気で若いバレンタイン氏。

なるほど~♪。そのままアメリカに..というくだり、
あまりに可笑しくて、(いや、妙に納得して)ちょっと唸ってしまいました。
楽しいお話ありがとうございます。
Commented by へいたらう at 2008-09-15 19:09 x
<silku928さん

暑いと言えば暑いのですが、こちらは台風の影響が出てきてみたいですよ・・・。

王監督も野村監督も暗い・・・(笑)。
それに星野さんだって、何だかんだ言ったって、もう、61歳でしょう。
もう少し、適当な年齢の人っていないんですかね。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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