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北京オリンピックの野球・・・、素直に韓国は強かった・・・。
親愛なるアッティクスへ

昨日の北京オリンピック野球日本対韓国戦、残念でしたね。
ちょうど、昼飯食いに定食屋に入ったらテレビでやってたんで、そのまま、しばらく居座って見てたのですが、同点に追いつかれた段階で「あ、負けたな」と思い、店を出ました。
素直に言って、韓国は強かったですよ。
普通、昨日の藤川なんて、打たれませんよ。
矢野配球だって間違ってませんでしたからね。
やはり、すべては負けても何も変わらない国と、負けたら戦争に行かなくてはならない国の違いでしょうね。

それと、岩瀬が随分、誤算だったようですが、この点では、2006 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表投手コーチを務めた武田一浩氏は「短期決戦では調子が悪い選手を使ってはいけない」と采配ミスを指摘されてました。
私は仮に岩瀬が出なくても負けたと思っていますので、まあ、仕方ないかなとは思うのですが、実は私も違う意味で少し危惧してたところでもあるんですよ。

言うと、また、面倒くさいことになるかな・・・と思い、これまで言わなかったんですが、星野仙一という人は「一度も日本一になったことがない監督」なんですよね。
つまり、長期のペナントレースを戦うのには向いていても、短期決戦には向かない監督だ・・・と。
それは、必ずしも、たまたま偶然の結果などではなく、星野さんにはそういう資質があると思います。
即ち、星野監督という人は、選手との信頼関係大事にして戦っていタイプで、それはそれで、長期戦を戦う分には有効なんですよ。
だけど、短期決戦になったら、それが有効に働くかどうかは別物です。
それを端的に表すのが、2003年福岡ダイエーとの日本シリーズのとき、王手をかけた試合で、明らかにシーズン後半から打ち込まれていた伊良部秀輝投手を先発させ、結果的に、6,7戦を落とし、逆転日本一を許すことになった采配でしょう。

まあ、星野監督以外だったら、スポンサーが付かなかったという背景とかがあるかとも思いますし、選手からの人望という点でも、一番、ベターの人選ではあるだろうと。
もっとも、前オリンピックでは事実上の監督を務めた中畑 清氏は、予選の段階で、「予選突破できればいいだけのチームなんじゃないの」人選酷評していたと言いますが、前回のように、監督経験自体が無い中畑氏がやるよりはマシだったんじゃないですか。
ということで、ま、素直に相手が強かったということで・・・。

ちなみに、決勝トーナメントの組み合わせを見て、WBCの時と同じ展開だ・・・というマスコミもありましたが、あのときだって、半分、まぐれ優勝したようなものでしたからね。
だって、韓国にも1勝2敗、決勝リーグにも1勝2敗の負け越しで上がって優勝だったんですから。
ま、銅でもいいですけどね(笑)。
銅も無理なような気もするけど。

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by heitaroh | 2008-08-23 08:48 | スポーツ | Trackback | Comments(8)
Commented by FUSA at 2008-08-23 18:44 x
今回の日本の惨敗は予想通りでした。へいたらうさんが仰るように韓国とはモチベーションが全然違いますしね。私はまず、アテネの時の反省がきちんとされていないと思います。長嶋ジャパンの敗戦には触れてはいけないような雰囲気がマスコミなどにもありましたし、そうこうしているうちにWBCでたまたま勝ったりしたので、みんなアテネのことなど忘れてしまって日本は強いと勘違いしたのだと思います。だいたい監督コーチにあんな大物ばかり揃えましたが、彼らの適性チェックなんて誰もやっていないわけでしょう?予選リーグを4勝3敗で優勝しようなんて甘過ぎもいいとこですよ。クイズ番組のラスト問題の点数みたいに「今までのはなんだったの?」ってな感じですよね。
Commented by ななし at 2008-08-23 20:26 x
  日本の投手や野手が韓国やキューバ、米国にパワーはともかく技術面などで劣っているとは思わないわけですが、金メダルをとるためのインフラが日本野球界全体になかったということでしょう。能力の高い選手を選んできても、彼らを能力をどう引き出してどうつかうか、つかう人たちの采配で決まります。

Commented by へいたらう at 2008-08-23 20:52 x
<FUSAさん

確かに、まあ、色々とあるんでしょうね。
純粋に能力ではなしに、スポンサー選びのためにそれなりに人気がある監督を選ばなければならないとか・・・。
要は、オリンピックに出るためのインフラ整備が出来ていなかったということでしょうか。
Commented by へいたらう at 2008-08-23 20:58 x
<ななしさん

そうですね。
元々、オリンピックはアマチュアが出るものでしたからね。
その意味では、まだまだ、インフラは発展途上なんでしょう。
もっとも、もう、次はありませんけど(笑)。

Commented by ななし at 2008-08-24 09:08 x
 坊主までした敗戦処理のダルビッシュや田中マーくん。不調なのに代表に選んで期待に応えようとした上原、この3人は大事な場面で投入する子飼いの川上や岩瀬よりも信頼でおとったんでしょうか。

 やはり好き嫌いで野球をしたらとんでもない落とし穴がまっているということでしょう。WBCで星野さん監督引き受けたらとんでもないことになるでしょうね。
Commented by へいたらう at 2008-08-24 13:32 x
<ななしさん

岩瀬にしても上原にしても、星野監督は選手との信頼を大事にしますよね。
これまでもこの戦い方で戦ってきたんだから、たとえ、大一番でも変えないよと。
それはそれで長い目で見れば間違ってはいないんですが、短い目が要求される場では、そういうタイプは如何なものかとも思います。
むしろ、王さんのように、堪え性がない、辛抱強く使うと言っておきながら、すぐに、やっぱりあいつはだめだ・・・となる監督の方が向いているんでしょうね。
(それはそれで如何なものかと思いますけどね(笑)。)

私は短期決戦には、かつての三原脩、川上哲治、広岡達郎さんのような人が向いているんだろうと思いますが、今の監督世代でそういう人は・・・ちと、見あたらないし、居てもスポンサーが付かないでしょう。

むしろ、今日の新聞に書いてありましたけど、星野JAPANは選手村ではなく、ホテルに泊まっていたそうですね。
VIP待遇されておきながら、あの結果ではJOCの関係者が「がっかりだ」と言ったのもわからないではないような気が・・・。
Commented by 鷹FAN at 2008-08-26 12:49 x
プロが出るのは反対でした。オリンピックはアマチュアの祭典であったのです。野球は陸上や水泳の陰で見劣りします。
野球の地位と権威が下がるだけです。
ゴルフ、ラグビーはオリンピックには目もくれない、確固たる信念を感じます。少数意見とは思いますが、結構同じ考えの人いますよ。
Commented by へいたらう at 2008-08-27 10:42 x
< 鷹FAN さん

私はプロが出ることには賛成ではありませんでしたよ。
もっとも、別に反対でもありませんでしたが。

オリンピックにプロが出るようになった理由は、プロ側の人気回復のための国際試合開催と、オリンピック側の各国プロが出てくる以上、日本もプロが出ないと勝てないという思惑からで、事実、今回だって、プロが出て勝てないわけですから、アマが出ていたらメダルどころの騒ぎではなかったのではないでしょうか。
(ラグビーが社会人対学生で日本一を決めてますが、今や、社会人のプロ化が進み、学生はまったく勝てないのと一緒でしょう。)
つまり、アマが出る以上は、メダルは期待しないよ・・・というものでなければならないわけで、まずは国民がそれで納得するのかという、我々側のコンセンサスが先なのではないかと思います。

確か、「純粋にアマチュアの祭典」でやっていたオリンピックでは各国が招致しようとしなくなるなど、破綻しかかったから、前のサマランチさんか誰かが今の商業オリンピックにかえたんじゃなかったですかね。
だとしたら、アマチュアの祭典という本来的なものを望むのは、もう、無理なのかもしれません。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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