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自我自賛 1
親愛なるアッティクスへ

先日、プロゴルファーの石川 遼くんの特集があってましたがご覧になりましたでしょうか?
その中で、非常に印象に残ったことがあります。
それ即ち、遼くんが、コーチである父親のことを「お父さん」と呼ぶことでした。
「親父」でも、「父」でもなく、「お父さん」と・・・。
そこには、気負いも、照れも、反発もない・・・。
自然体であると同時に、自我もない。
それを裏付けるかのように、番組中、その、お父さんの日記にも、「遼は素直だ。怖いくらいに」という一文が出てきました。
なるほど、これがこの若者の強みであり、武器であり、そして、不安要因なんだろうな・・・と。
(まあ、この点は、「体は大きくてもまだ子供なんだな・・・」とは改めて、思いましたけどね。)

自我自賛 1_e0027240_11234672.jpgこの点で思い出すことがあります。

(←関係ないけど、イノスです。ソニーではありません。無論、画像を逆さまにしたわけではないことも、念のため、付け加えておきます(笑)。)

アベベというマラソン選手をご存じでしょうか?

そう、あの、「裸足のランナー」として知られるエチオピアアベベ・ビキラのことです。
この人は、日本でも東京オリンピック金メダルを獲得したこともあり、よく知られた選手ですが、ところが、エチオピア国内の代表選考時点では、必ずしも一番速かったわけではなかったとか・・・。

エチオピア政府は、1960年ローマ・オリンピックに参加するに当たって、スウェーデンからマラソンのコーチとしてニスカネン氏を招いたそうですが、彼は、当時、まだ一般的ではなかった高地トレーニングを練習に導入するなど、斬新な指導方法を導入しようとしますが、代表選考に招集された選手たちは皆、エチオピアではそれなりの健脚自慢でもあり、突然、現れた何者かわからない外国人コーチの指導になど、容易に耳を貸そうとはしなかったとか。
そんな中で、一人だけ、「ここを直せ」と言われたら、「はい」と言って従う選手がいたと・・・。
それがアベベだったと・・・。
アベベがなぜ、素直だったか。
それは、彼は、マラソン選手であると同時に、歴としたエチオピア軍人だったからだとか。
軍人であれば、それが外国人のコーチであっても、一旦、上官となった以上、その命令に従うのは当然であり、そこに疑問が生ずる余地はなかった・・・と。

・・・人間、誰しも自我という物を持ってますよね。
本来、人は他人から指図はされたくないし、特に、それが自分が自信を持っていること、つまり、自画自賛するようなことでならなおさらです。
この点で、実は、私にもある経験があります。

明日に続く・・・と思う・・・。
                            平太独白
by heitaroh | 2008-05-26 08:58 | スポーツ | Trackback | Comments(4)
Commented by kattin at 2008-05-26 12:44 x
アべべの私が知らない一面を、勉強しました。又訪問いたします。
Commented by heitaroh at 2008-05-26 15:05
< kattin さん

私も、たまたま、知っていただけで・・・(笑)。
これに懲りずに、今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by FUSA at 2008-05-26 20:53 x
この話で思い出しましたが、私が大学に入ったばかりの頃、水球の練習に毎日プールに顔を出すOBの先輩がいました。この人は現役選手としてはほとんど実績のない人でしたが、われわれのプレーに対しては先輩風を吹かせて、「あーしろ!こーしろ!」と適当な指示を出しました。この内容が明らかに実戦経験のない人の発想だったので、私たちは無視していました。ある時、2級上の先輩が「あの人はよくわからずに言っているが、シロウトの発想の中には面白いものがあるかもしれないから、一応聞いといたほうがいいよ。」と注意されました。その時は「そうかな~?」とあまり納得もしなかった記憶がありますが、今になって考えてみると、他のスポーツを見ても、当時だったら一笑に付されるようなことが、今や常識になっていることが沢山あります。例えば、水泳のバサロキックや陸上のフォスベリー・フロップ(背面跳び)、体操鉄棒の数々の離れ業等々。いずれも当時だったら「そんな馬鹿なことは!」と思ったに違いありません。今ではその先輩のひと言は私にとっては名言の一つです。
Commented by heitaroh at 2008-05-27 12:13
< FUSA さん

まさしく、以前から私が当ブログで申し上げている、「理論」と「実践」は車の両輪であるというお話しですね。
しかし、それを両方持っている人は少なく、理論だけの人は「自分じゃ出来もしないくせに」と言われ、実践だけの人は、「好漢惜しむらくは兵法をしらず」ということになる・・・と。

テニスの杉山愛子さんのお母さんは、テニスは全くの素人ですが、娘のプレーだけは何十年も見ているので、的確な指摘をするとか。
現役時代に大した実績はなくても、指導者として活躍しておられる人もおられるというのが、その好例ではないでしょうか。

参考までに、そのときの記事を記載しておきます。
よろしければご覧ください。

http://heitaroh.exblog.jp/5692519

http://heitaroh.exblog.jp/6624782
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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