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魔の一瞬
親愛なるアッティクスへ

何とも、新年に相応しくない本日の表題ですが、それは、一昨日も書いた、大晦日に博多の厄払いの神様・若八幡神社に行った折りのことです。
私も、近所ですから、当然に、その風習を踏襲しているのですが、ところが、博多のこの年末の風物詩も、哀しいもので、最近では、うちの子供たちにとってはオヤジの自己満足という風にしか映っていないようで、何とかして、この風物詩を子供たちの記憶の中に植え付けたいと思っている私としては、「綿菓子を買ってあげるから」と言いくるめて、今回も末っ子を連れて行ってきました。

ところが、今回はうっかりしていて、晩飯を食っている最中に、母から、「あんた、今年はいかんとね?」と言われ、「あ!」と・・・。
明らかに例年より遅い時間に行ったため、すでに、夜の帳は降りてしまっており、おまけに、この日は、本当に、極寒と言っていいくらいに、寒い寒い・・・。
にも関わらず、うちのガキはお馬鹿さんですから、コートの下は、Tシャツ一枚・・・。
見かねて、若八幡に行き、綿菓子を買うと、そのまま、回り道を覚悟で、地下鉄の入り口から博多駅地下街に入り込みました。

魔の一瞬_e0027240_20211265.jpgで、百均で何か買ってあげ、少しでも、「風物詩」対する印象を良くしようと思ったのですが、どこも休みで、やむなく、地下街から出て、信号を渡ろうとしたところ、寸前で信号がに・・・。
普通なら渡ってしまうところですが、子供の教育上良くないということでそこで止まりました。

で、せっかくだから、信号待ちをしている間に、正月用UPに博多駅前夜景でも撮っておくか・・・と。
ところが、私のデジカメは夜景を撮る場合には、5秒くらい、カメラを完全に固定しないといけないもんで、傍らにあった腰くらいの高さの石柱の方へ、子供と離れ、私だけ2mほど移動し、そこにカメラを固定して、パシャリ・・・。
で、例によって、動かないように、しっかり持っていると、そこへけたたましいクラクションの音・・・。
撮り終えて、クラクションの方向を見ると、どうやら、中央車線の車がガラガラなのを良いことにろくに確認もせずに左車線に入り込もうとしたようで、そこへ、後ろから来た車も同じくガラガラなので猛スピードで突っ込んで来て・・・で、車同士が追突しそうになっていました。
で、私が考えたのは、「もし、車が衝突していたら・・・」ということです。
その場合、左折した方の車ははじき飛ばされたと考えられ、そして、その先には、一人、信号待ちをしていた我が子が立っていたわけで、車は子供をはねとばし、そのまま、私の方へ向かってきたものの、おそらく、私は石柱が障害物となってかすり傷程度で済んだ・・・と。

そう考えれば・・・、私は、家を出てから、ずっと、手を繋いでいたにもかかわらず、その瞬間だけ、たまたま、手を離していた・・・と。
別に、子供も一緒に石柱の方に移動すればよかったじゃないか・・・と。
クラクションが聞こえた時点で、カメラなど放っておいて、すぐに、そちらを注視しておけば・・・と。
なぜ、今年に限って、遅い時間に行ってしまったのか・・・、どうして、今年に限って、大晦日がこんなに寒かったのか・・・、女房も、もう少し、厚着させておいてくれれば・・・、いつも通り、少しくらい赤信号でも渡っておけば・・・etc。

この間、わずかに3秒程度の、実に取るに足りない出来事ではありましたが、往々にして、悲劇はこういう瞬間にこそ訪れるもので、このとき、間違いなく、我が子は「魔の一瞬」に居たのだ・・・という実感が私にはありました。
思わず、無神論者の私も、祖先だか守護霊様だかのご加護を信じたい気分になった大晦日でした。
未だに、仏壇に手も合わせてませんけどね・・・(汗)。
                             平太独白
by heitaroh | 2008-01-07 00:16 | 思想哲学 | Trackback | Comments(6)
Commented by mimishimizu3 at 2008-01-07 09:34
で?お怪我はなかったのでしょう・・・
よかった、よかった・・・
Commented by へいたらう at 2008-01-07 10:52
< mimishimizu3さん

お怪我も何も、ただ、目の前で車同士がぶつかりそうになった・・・というだけの、日常でよくある、他愛ない話だったんですけどね(笑)。
ただ、私には、何か、そういう「流れ」というか「感じ」というか・・・のようなものを感じる「能力」(笑)があり、上述のように思った次第でした。
Commented by D-KID at 2008-01-07 22:37
ひょっとしたら、人智を超越した力がそういう振り返りをうながしたんじゃないですか?

油断大敵、火事親父?みたいな(^^;
Commented by ヤマサン at 2008-01-07 22:57
ちょ~~~お久しぶりでございます。
へいたらうさんもお子さんも怪我がなくて何よりです。
「なんとなく」とった行動が積み重なって危機を寸前で避けたというケースだと思いますが、それは祖先だか守護霊だかではなくご自身の「無意識」だと思います。
歴史は不特定多数の「集合的無意識の流れ」でもありますので、「流れ」というか「感じ」というか・・・のようなものを感じる「能力」(笑)」が備わったのではないのでせうか?

あ、1年4か月ぶりにブログも復活させました。お手すきの時にでも。
Commented by heitaroh at 2008-01-08 11:22
<D-KID さん

それは神のみぞ知る(笑)。

まあ、でも、一生、一分一秒たりとも油断しないで生きろ・・・というのも無理な話のような気もするんで、となれば、そういうときでも、そうでないときでも、何かあったならば、やはり、それがその人の天命なんだろうなと。
Commented by heitaroh at 2008-01-08 11:29
<ヤマサンさん

おお!
お久しぶりです。
ひょっとして死んだんじゃないかと思ってました(笑)。
時折、思い出してはいたんですが、あまりに、生きている痕跡がなかったもので(^^;

実は、以前も、どこかで書いたのですが、私には子供の頃から、そういう「流れ」というか、そういうものを感じる「能力」がありました。
もっとも、超能力とかそういうものではなく、その証拠に、必ずしも百発百中というわけではありませんでしたから(笑)。
ただ、日本シリーズの勝敗予想などでも、そういう独自の・・・、他の人が聞けば、一笑に付されるような視点から物を見ますので、それはそれで、他とは違った見方もあっていいのではないかと思ってますけどね。

ブログも復活されたようで、まずは、おめでとう御座います。
後ほど、覗かせて頂きます。
<< ベトナム・カンボジアの旅 9 ... 「呆けた毛沢東ほど始末が悪いも... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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