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ALWAYS的等身大の昭和!その1 中洲大古写真
親愛なるアッティクスへ

先日、久しぶりに家族連れで福岡タワーに行ってきました。

ALWAYS的等身大の昭和!その1 中洲大古写真 _e0027240_10275247.jpg別に、ここ自体、今更、改めてどうこう言うことはないのですが、ここの一階にあるお土産屋さん・・・みたいなところに行ったところ、昭和32年頃の博多の中洲付近の風景写真(←)が大延ばしして貼ってありました。

で、私も、もちろん、この手の写真は見たことがありましたが、結構、感動したのは、それが等身大に引き延ばして壁に貼ってあったことで、やはり、自分の目線と同じ高さで、等身大の大きさの物を見ると、何ともいえない立体感というか、現実感がありましたねぇ・・・。
でもって、昭和32年と言えば、度々採り上げております三原脩翁を始め、稲尾和久、中西 太、豊田泰光、大下 弘といった西鉄ライオンズ野武士たちが闊歩した時代の博多の風景で、歩いて15分くらいの福岡市下人参町在住だった私の父や祖父も、そこに写っている人たちと同じ空気を吸っていたのだな・・・と。
(あるいは、この日も、このフレームのほんの横を歩いていたのかも・・・。)

もちろん、私が生まれる前・・・どころか、私の両親が若い頃の風景なわけで、当然、私は見たことがない風景であり、昭和32年の博多・・・というよりは、むしろ、100年くらい前のサンフランシスコの写真のようにも思える写真ですが(笑)、こういう大きさで見せつけられると、その中に入ってしまったようで、結構、新鮮でしたね。

ALWAYS的等身大の昭和!その1 中洲大古写真 _e0027240_10281847.jpg思えば、うちの近所も、一歩、大通りに出れば、似たり寄ったりの、錆びた鉄骨があちこちに張り出した風景があったように思います。

(←現在の同地付近。)

で、今度、また、「ALWAYS 三丁目の夕陽」あるそうですね。
ああいう物のCGについては、平太郎独白録 : 古き良き「ザ・ヒットパレード」に想う、寂しい暗さに蔭が匂う。でも申しましたとおり、良くできているなぁ・・・とは思うのですが、どうにも、私にはなぜか、リアル感がありません。
昭和30年代・・・と言っても、わずか、3年しか知らない私にとっては、おそらく、あまりにも情報量が多すぎるのかな・・・とも思っていたのですが、これについては、ひとつ、思い当たることがありました。
視点が違うんだ」と。
つまり、当時、私はまだ、子供でしたから、大人に比べ、目の高さ・・・つまり、視点の位置が低いんですよ。

このことは、また、明日。
                             平太独白
by heitaroh | 2007-11-28 08:22 | 地域 | Trackback | Comments(4)
Commented by D-KID at 2007-11-28 22:31 x
福岡市内の路面電車って最後に廃止されたのはいつ頃ですか?
写真の車体って多分長崎では現役で走っている車両かと思いますよ。


玉屋の紋があるって事は春吉辺りですかね?
Commented by heitaroh at 2007-11-29 10:52
< D-KID さん

確か、昭和53年の終わりか54年の始めだったと記憶しております。
車体に関しては、同じ型ではないでしょうか。
さすがに、製造年度は新しいとは思いますが。

玉屋は春吉ではありませんよ(笑)。
もう一本海側の昭和通りだったと思います。(怪しいけど(笑)。)
だから、ここは東中洲・・・、今、イニモニマニモ(?)・・・旧スーパーブランドシティやホテルオークラがある通りですね。

Commented by D-KID at 2007-11-29 23:12 x
最近は実家に帰省した際しか乗る機会がないので分かりませんが、学生時代にはまだ昭和30年代製造の車体が現役で走っていましたよ。
各車内に履歴があるから、また乗った際に確かめてみますね。

余談ですが、長崎の路面電車って他の鉄道会社から車体や資材を譲り受けて経営してますから、そういう古い車両も現役なんでしょうね。
大人100円運賃で黒字経営なのがスゴイ…
Commented by heitaroh at 2007-11-30 14:37
<D-KID さん

私も学生時代には昭和29年製造なんて国鉄電車に乗って通学してましたが、さすがに、もう、今、それはないでしょう・・・と思った次第です。
精々、昭和50年代くらいのものなんじゃないかと、勝手に思っていた次第ですが、あるいは、往事の物が走っているのかもしれませんね。

長崎の路面電車は純粋に民間経営なんですか?
西鉄バスなどは、行政から補助金が出てるなんて話も聞いたことがありますよ。
だから、夜中に一人二人しか乗っていない便でも構わずに走らせることが出来る・・・と。
確かに、資本効率だけを考えれば、そんな乗客の少ない時間帯なんて、走らせないですよね・・・。
長崎の路面電車の黒字経営ってのも、そんなところかもしれませんよ。
おっと、深読みしすぎましたかね(笑)。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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