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祗園精舎の鐘の声にみるただ春の夜の夢のごとし 現代編
親愛なるアッティクスへ

気が付けば、ついに6月ですね・・・。

祗園精舎の鐘の声にみるただ春の夜の夢のごとし 現代編_e0027240_13235126.jpg6月ということは、いつの間にやら、今年も半分が終わろうとしている・・・ということかと・・・。
また、今年も、為すこともなく無為に一年を終えようとしています・・・。
嗚呼、無常・・・。
ということで、以前、京都に行ったときのことの続きです。

今更かよ!と言われそうですが、ま、何かと諸事多用ということで(汗)。

祗園精舎の鐘の声にみるただ春の夜の夢のごとし 現代編_e0027240_13124121.jpgで、平太郎独白録 「祗園精舎の鐘の声にみるただ春の夜の夢のごとし 比叡山」の中で触れた、王城鎮護の地・比叡山延暦寺です。
(←ここが、以前、なぜか、私が実家に帰ってきたみたいに落ち着く・・・と言っていた建物です。文殊堂とか書いてあったような・・・。)

その中で、「比叡山という山の上から、東を見たならば京都御所を眼下に見ることが出来、振り返って、西を見れば大津が一望できる・・・」、「特に、大津という街は琵琶湖を押し渡るにしろ、北国街道から南下して来るにしろ、東海道を西進するにしろ、東からの大軍の行軍という点では外せない、要地中の要地だと思われます」と述べたと思いますが覚えておられますでしょうか?

で、唐突ですが、現代日本を地政学的な面からみたとき、つまり、日本地図を開いて眺めてみたときに、日本に脅威を与えうる西側の国が、この日本という国を攻略することを欲したとして、もっとも効果的に攻略できるポイントはどこだと思われますでしょうか?
心臓に当たる首都東京?、それとも、北陸?東海??
この点で言えば、私は「脇腹」だと思っています・・・。
(その意味では、まさしき、琵琶湖は「へそ」かと。)

この点で、地図を、もう少し視点を上げて眺めてみたとき、日本の東には地球上の半分近くを占めるほどの広大な太平洋が拡がっていることがわかります。
無論、その向こうには、世界一の軍事力を持つアメリカ合衆国が存在しているわけですが、隣国とはいえ、距離という点では遙かな遠国であり、こと、地政学的な面でのみで見た場合には、本来、とりあえずは、こちら側からの脅威という点は考えなくていいのではないかと。
その一方で、北と西と南には、それぞれ、ロシア、北朝鮮、中国という脅威が、かなり、具体的な形で存在しており、やはり、日本としては、ある程度、東には目をつぶってでも、こちら側に神経を注ぐ必要があるように思います。

で、続きはまた明日・・・ということで。
                               平太独白
by heitaroh | 2007-06-04 17:07 | 国際問題 | Trackback | Comments(6)
Commented at 2007-06-04 14:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by heitaroh at 2007-06-04 18:26
<非公開コメントさん

委細、了解しました。
Commented by 非公開コメント at 2007-06-04 19:39 x
>>委細
承知の助さんですw
Commented by へいたらう at 2007-06-04 20:51 x
<非公開コメント ・・・そのまんまやないかい!(笑)さん

あいあいさー。
Commented by D-KID at 2007-06-04 22:49 x
ということは、純ちゃんが犯したミスを拭うかのように晋ちゃんは周辺外交を進めているわけですね(^^;
Commented by heitaroh at 2007-06-05 11:20
< D-KID さん

さあ、晋ちゃんには参議院選のことしか、頭にないような気がしますが・・・。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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