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熱烈的大上海紀行報告・其3
親愛なるアッティクスへ

また、続きです。

翌日は、そんなこんなで、結構、二日酔い状態のまま、外灘地区歴史的建築物の視察へ。
ここは、以前、来たことがあったし、何より、以前、平太郎独白録 「ガウディの命日に思い出したスペイン視察報告」の中でも申し上げましたとおり、私は中世以前城郭建築などには大変、興味があるのですが、コンクリートという、極めて造形加工に制約が少ない素材の普及と言う点で、近代建築には否定的なまでに興味がなく、特に何かしら感じるところはありませんでしたね。
で、昼食後、上海から車で2時間くらい走ったところにある 「周庄」というところで、明時代からの古い建築物を見てきました。

熱烈的大上海紀行報告・其3_e0027240_1011310.jpgここは、水郷と名が付くだけあって、まるで、近くにある蘇州を彷彿とさせるようなところでした。
まあ、日本で言えば、福岡県の柳川を彷彿とさせるようなところだったでしょうか。

ところが、とにかく、有数の観光地らしく、が多い多い・・・。

この空間の中に、やたらと詰め込まれた人人人人・・・。
おまけに、バスを下りてからも、歩く歩く・・・。
私としては、そんなに歩いたつもりもなかったのですが、帰りは、皆、人力車もどきに乗ろう・・・というので、それならば・・・と同乗させてもらったのですが、乗ってみて、改めて、「こんなに遠かったのか!」と実感しました。
おまけに、人力車もどきですから、登り坂になると、「下りてくれ」と(笑)。
歩いて坂を越え、下り坂になると、また、「乗れ」と。

熱烈的大上海紀行報告・其3_e0027240_10103657.jpgで、坂を登る我々と人力車もどきの横を、黒塗りの高級乗用車クラクションをけたたましく鳴らしながら通り過ぎるその一方で、同じく、その横を、老婆リヤカーを懸命に引いている・・・。
何だか、今の中国を象徴しているかのような光景でしたね。

で、再び、バスに揺られて上海へ。
そのまま、夕食会場へ入り、上海なのに「北京ダック」を食べながらの解団式へと臨みました。

で、続きはまた、明日・・・ということで。

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by heitaroh | 2007-05-16 08:57 | その他 | Trackback | Comments(2)
Commented by D-KID at 2007-05-16 22:42 x
よくテレビ・映画で見かける堀が張りめぐらされている地ですね、外灘というんですか。確かに柳川にそっくりだ(^^;

黒塗りの高級車と老婆のリヤカー、そのコントラストって今の中国の縮図と独特のカオス感を現しているみたいですネェ。
Commented by へいたらう at 2007-05-17 11:22 x
<D-KID さん

いえいえ、外灘というのは上海の中心部に拡がる旧租界跡で、言われているのは、蘇州のことだと思います。
この堀が巡らされているのは、周庄というところで、上海市内から車で2時間くらいかかり、蘇州とも、近いけど、少し違うようなところのようで、両者がどういう繋がりになるのかはわかりません。

カオス感・・・。
確かに。
おそらく、この先も、ずっと、この国はこうなんでしょうね。

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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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