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2007年パ・リーグ開幕!1 残そうとしないと残らない伝統
親愛なるアッティクスへ

2007年パ・リーグ開幕!1 残そうとしないと残らない伝統_e0027240_1141946.jpg遂に、プロ野球、パ・リーグ開幕ですね。
ミキティまおちゃんも何のその、昨日は、しっかりと、福岡ヤフー・ドームに行ってまいりました。
でもって、今シーズンの初勝利に、しっかり、祝杯を挙げすぎまして、本日、かなり、頭ガンガンしておりますが、私的には、今年は、何と言っても、多村仁選手!です。
WBCで、多村っていいなーと思っていただけに、ホークスに来たということで、万々歳です。
開幕第一打席で、多村が三遊間にヒットを打った時には、思わず、うるうるしてしまいました(涙)。
でも、開幕で活躍しすぎたからか、昨日も、早速、多村グッズを買おうと思って、ショップに行ったら、いきなり、「売り切れ」でした・・・。
少し、複雑・・・です(笑)。

で、西鉄福岡駅の改札をくぐると、これ(↑)がありました。
今、福岡県地方では、福岡ソフトバンクホークスのCM「男投げ、男打ち」というのが流れているのですが、結構、面白いですよ。
リング上でエース、斉藤和巳が投げた球を、四番、松中信彦が打ち返すのですが、最後は、松中のバットが折れて、お互いに「やるな!」って感じで健闘を讃えあうと、松中がリングを降り、斉藤が、「次ぃ!」と吠えたところで、代わって、リング上に上がってきたのが、斉藤が尊敬してやまぬ、師匠、小久保裕紀・・・。
これには、斉藤も、思わず、「あ」って感じで軽く会釈してしまう・・・という(笑)。
全体に、わざとらしさがなくって、良い感じで仕上がっていましたよ。

その小久保ですが、開幕前夜、テレビで、松中、川崎、斉藤、小久保の四選手が対談していた番組をやっていました。
その中で、川崎宗則選手が、「ホークスの伝統というのは、秋山さんが築き、小久保さんが受け継ぎ、松中さんや斉藤さんが育ててきた」と。
それを受けて、小久保選手が、大変、興味深い話をしていたのですが、曰く、「自分が巨人に行って、強く感じたことがあるのだが、それは、王監督の頃には、巨人にも、そういう、伝統というものがあったのだろうけど、それが、いつの時代かで、途切れてしまっているんだ。良い伝統というのは、伝えていこうと努力しないと、消えてしまうもので、何もしなくても残るのは、悪い伝統だけなんだ」と。

この点では、なるほど・・・と思う部分がありましたね。
思えば、名門企業老舗などというところの中には、やたら、プライドばかり高くて、そのくせ、現実の業績は伴っていない・・・というようなところがありますよね。
本来の創業の頃の「良い伝統」というものを伝えていこうという努力をしなかったのではないでしょうか。
伝統などというものは、黙っておいても、伝わっていくものだ・・・と。

では、失われてしまった巨人の伝統とは、一体、どういうものだったのでしょうか。
かつて、V9巨人時代の日本シリーズで、阪急ブレーブス岡村捕手が、判定に抗議して、審判を殴って退場になったことがあります。
このとき、当時の川上哲治巨人監督は、試合後、選手を集めて、「ああいうことをやるようなチームには優勝する資格がない!」と言いきったといいます。
この辺に、かつて、巨人が持っていた「矜持」というものの一端が見て取れるのではないでしょうか。

明後日に続く・・・と思います。

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by heitaroh | 2007-03-26 08:01 | スポーツ | Trackback | Comments(10)
Commented by D-KID at 2007-03-26 22:14 x
『多村、(勝負)強ぇ~!!』ってのが開幕2試合の感想ですね。
打球を飛ばせる(外野に打ち返せる)範囲をヒッティングゾーンというのならば、多村選手のそれは松中選手より広いのではと思わせるものがありましたね。今季の活躍に期待大!!

そうそう、『男投げ、男打ち』は公式HPで観ましたけど面白さと緊張感が合いまったCMですね。開幕前にテンション上げさせられました(^^)


矜持、すなわちプライドですよね。話題は逸れますが昨日の大相撲春場所・優勝決定戦の白鵬関のはたき込みによる勝利に対しいろいろと物言いが付いていることも、ある種川上さんの「資格がない」という言葉に通じるものがある気がします。
確かに白鵬関からすると勝たなければならない一番ではありますが、他方大関まして綱取りを目指す力士足る者ただ勝てば良いっていうものではない何かですよね。
Commented by Count_Basie_Band at 2007-03-27 05:04
>福岡ソフトバンクホークスのCM「男投げ、男打ち」というのが

それ、見たいなぁ。
SoftBankのケータイのCMを朝から晩まで見せられていると余計見たくなる!
Commented by heitaroh at 2007-03-27 12:52
<Count_Basie_Bandさん

予想外!(笑)。
Commented by heitaroh at 2007-03-27 12:59
<D-KID さん

多村は、相手にデータがないということもあるのでしょうから、これから、マークが厳しくなっていくと思います。
特に、松中、小久保が、意外に打てないとなると、余計マークが厳しくなっていくでしょうね。
そこからでしょう、真価を発揮するのは。

大相撲春場所・優勝決定戦の白鵬関のはたき込みについては、やはり、観客は何を金を払って見にきているのか!ということを、考えなければならないでしょう。
昔、三原監督は、中西ヘッドコーチが序盤で中軸打者に送りバントのサインを出したとき、烈火のごとく怒ったと言います。
終盤ならともかく、序盤なら、何を優先するべきか、つまり、観客は何を見に来ているのか・・・だということだったとか。
Commented by D-KID at 2007-03-27 22:39 x
<Count_Basie_Bandサン

ホークスの球団オフィシャルHPで見ることが出来ますヨー。


<へいたらうサン

どうなんでしょう、多村選手(同時に小久保選手)加入は昨季の松中選手に対する厳しいマークを散らす効果があるという専門家(誌)の見方もありますが。

白鵬関については横綱審議委員会でも優勝を評価する反面、やはり決定戦での決まり手については批判的意見も出ているようですね。一先ず“綱取りリーチ”(何だか昔のパチンコの機種みたい…)は良しとして、次場所の内容で納得させる取組を魅せれば外野も黙ると思いますが。
横綱に足る者の度量を見せて欲しいな、と。
Commented by heitaroh at 2007-03-28 13:58
<D-KID さん

多村の加入は、もちろん、マークを散らすという点ではプラスですよ。
でも、強打者二人だけというなら、去年までの、松中・ズレータと変わらないわけで・・・。
相撲のことも含め、記事にしようと思っているのですが、いろいろと立て込んでまして・・・(笑)。
今しばらくのご猶予を・・・。
Commented by akikou11 at 2007-03-28 15:52
トラックバックありがとうございました。
同じ日ドームにいらしていたんですね。
熱烈なホークスファンでいらっしゃるようですね。
私は今までパリーグをあまり知りませんでした。と言うより西鉄ライオンズなきあとのパリーグは封印してました。
年齢的には貴方のお母さん世代です。(多分)
野球大好きおばさんです。
Commented by へいたらう(管理人) at 2007-03-28 16:46 x
<akikou11さん

コメントありがとうございます。
西鉄以来封印は、私の父がそうでした。
私は、西鉄華やかなりし頃は知りませんし(池永さん以降ですね。)、最後の頃は、阪神ファンでした。

でも、通った期間で言えば、まだまだ、平和台球場の方が長いですね。
これからもよしなに。
Commented by Count_Basie_Band at 2007-03-29 04:48
D-KIDさん、

ありがとうございました。
文句なしに面白い!
我がホークス、役者が揃ってますなぁ。

実はワタシ、山本一人率いる「南海ホークス」以来のホークス派なのです。
Commented by へいたらう at 2007-03-29 17:02 x
<Count_Basie_Bandさん

予想外!(笑)。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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