人気ブログランキング |


最後の野武士、元西鉄ライオンズ・基 満男からの話・前編。
親愛なるアッティクスへ

昔、西鉄ライオンズ基 満男という選手がいたのをご存じでしょうか?
今では福岡の放送局で、時折、野球解説者としてお見受けするようですですが、私にとっては、むしろ、小学校の頃、友人に熱心な基ファンが居たことで記憶に残っている選手です。

e0027240_9425965.jpg(←小学校時代の新庄剛志選手は、このバッティングセンターで、このホームラン的にポカスカ当てていたそうで、とうとう、新庄少年専用のホームラン的が出来たとか・・・。イチローも、小学校の時、150km/hのゲージで1m手前から、ガンガン売っていたという話も聞きましたが、いやはや何とも・・・。)

基という選手は、私の印象では、強打者というよりは、巧打者といったほうがいいような観の選手でしたが、昭和53年(1978年)に、クラウンライター・ライオンズ西武に買収されて博多を去ったとき、旧西鉄色を嫌った西武は、多くの選手を整理し、使える選手も可能な限り他球団にトレードに出しました。

基選手もその中の一人で、大洋ホエールズトレードされましたが、その大洋では自己最高打率.314を記録し、一時、四番を打ったこともあったように記憶しております。
この当時、他にも、氏を始め、竹ノ内、東田、加藤初、真弓、若菜とライオンズから他球団にトレードされた選手たちの活躍は素晴らしい物があり、博多のファンは皆、「なんや!ライオンズから出たやつは、皆、他所に行ったら大活躍やないや!」と言って、地団駄踏んで悔しがりました。
その意味では、この基氏などは、「野武士」と呼ばれた西鉄ライオンズの最後の残照だったのかもしれません。
で、私は、もちろん、氏にはお会いしたことはありませんが、私の友人は以前、一緒に食事をする機会があったそうです。
で、基さん曰くとして、私に、二つの話を話してくれました。

ひとつが、まず、「投げるときに、カーブとわかる投げ方をする投手のカーブは100%打てる」と。
つまり、「それがプロだ」と。
で、「唯一、カーブが来るとわかっていて打てなかったのは江川(卓)だけだった」と続けられたそうです。
「江川のカーブだけは、来るとわかっていても打てなかった」と。

以前、平太郎独白録 「ガラスのエース 平松政次投手に見る投手という稼業。」でも触れた、かつての大洋のエース、平松政次投手などのように(平松投手の指というのは、極端に人差し指長いのだそうです。)わざわざ、腕や肘をひねらなくても、ちょっと、指をずらすだけで、見事にカミソリ・シュートに変化するそうです。
同じ事を阪神時代の江夏豊投手も同じ事を言ってましたね。
江夏投手のカーブというのは、投げる瞬間に、ほんのちょっとだけ、手首の角度を変えるだけだ・・・と。
ところが、元々、球速がずば抜けている為に、それだけで見事にカーブすると。

つまり、平松投手も江夏投手もストレートとまったく同じフォームで、シュートやカーブが放れたわけですよね。
これが、ただ、切れ味だけでも、スピードだけでもないプロの秘密だったようです。
そういえば、工藤公康投手(現横浜?)は、高校時代は、もっと、落差の大きなカーブを投げていたように記憶しているのですが、プロに入って、成績を収めだしてからのカーブは、もっと、小さく、そして、手許に来て変化するカーブだったと聞いたような気がします。

もうひとつの話は明日のココロだ~ということで続く・・・。
                              平太独白
by heitaroh | 2007-01-15 08:28 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://heitaroh.exblog.jp/tb/4925692
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 最後の野武士、元西鉄ライオンズ... ALWAYS 駅前三丁目の夕陽... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
ライフログ
最新のコメント
> sakanoueno..
by heitaroh at 16:59
号外いいなぁ! 私は住..
by sakanoueno-kumo at 21:18
> sakanoueno..
by heitaroh at 11:00
> sakanoueno..
by heitaroh at 10:57
「健安」はやめちゃたんで..
by sakanoueno-kumo at 21:02
無事是名馬、おっしゃると..
by sakanoueno-kumo at 20:59
> sakanoueno..
by heitaroh at 10:55
遅ればせながら、40万ア..
by sakanoueno-kumo at 18:55
> sakanoueno..
by heitaroh at 01:18
スゴイじゃないですか! ..
by sakanoueno-kumo at 21:49
> sakanoueno..
by heitaroh at 17:08
明けましておめでとうござ..
by sakanoueno-kumo at 18:50
> sakanoueno..
by heitaroh at 18:10
心配ご無用。 間違いな..
by sakanoueno-kumo at 17:13
> sakanoueno..
by heitaroh at 10:53
検索
タグ
(65)
(54)
(54)
(51)
(50)
(46)
(42)
(41)
(41)
(36)
(32)
(31)
(31)
(30)
(29)
(28)
(26)
(26)
(25)
(25)
(24)
(24)
(24)
(24)
(24)
(23)
(21)
(21)
(21)
(21)
(20)
(20)
(19)
(18)
(18)
(18)
(17)
(16)
(16)
(16)
(16)
(16)
(15)
(15)
(14)
(14)
(14)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(12)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
カテゴリ
以前の記事
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
最新のトラックバック
太平記を歩く。 その69..
from 坂の上のサインボード
太平記を歩く。 その68..
from 坂の上のサインボード
八犬傳(上・下)
from 天竺堂の本棚
2016年NHK大河ドラ..
from <徳島早苗の間>
明治日本の産業革命遺産の..
from 坂の上のサインボード
フォロー中のブログ
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧