人気ブログランキング | 話題のタグを見る


人間とは他者を差別せずに生きてはいけない生き物
親愛なるアッティクスへ

連休ですね。
いかがお過ごしでしょうか?
私は、ここ一ヶ月、週末はすべて家を空けており、一切、家族サービスなる物をしておりません(笑)。

人間とは他者を差別せずに生きてはいけない生き物_e0027240_12535599.jpg←で、こちらは九州国立博物館です。

前回、子供たちを連れて行ったときの物ですが、さすがに、東京、京都、奈良に続いて100年ぶりに誕生した博物館ですよ。
展示品を見なくても、子供たちが博物館に触れ合えるコーナーがあるんですね。

で、唐突ですが、「人間とは他者を差別せずに生きてはいけない生き物である。」・・・、そう思われませんか?

以前、明治時代佐賀が舞台の映画、「次郞物語」という物を見ていたら、ある老婆が、「世が世なら・・・」と言い出したので、「?」と思ってみていたら、続いて出来た言葉は「我が家は殿様から拝領した家なるぞ!」というものでした。
「は?瓦~?」とちょっと、ガクッと来ましたが、よくよく考えてみれば、これって、德川幕藩体制という、もの凄いピラミッドの一角なんですよね・・・。
まあ、江戸時代というのはだのだのと、事細かに身分により仕様を規定されていましたから、瓦の使用を許されるということは、この老婆にとっては、それなりにステイタスなんでしょうが、徳川将軍家を頂点とする身分ピラミッド全体からしたら、「瓦の拝領」なんて、ものすごーく低い次元の自慢話以外の何物でもなく、それゆえに、かなり滑稽な話に思えるのです。

思えば、アメリカ黒人差別を例に挙げるまでもなく、日本でも、古くは魏志倭人伝にも邪馬台国を指して、「きちんと身分制度がある秩序ある国」・・・という記述があるくらいで、人間とは、古今東西、他者を差別すること無しには生きていけないもののようですね。
低い身分の者はそれに反発するかと思いきや、人間とは、より低い身分の者を差別することで、自分の存在意義を確かめたいもののようです。

その意味では、田舎者という言葉も万国共通のようです。
日本はもとより、中国でもアメリカでも聞きましたから・・・。
田舎とは田舎の中でも、より田舎を見つけ出し、バカにすることで優越感を保っているようですね・・・。
一方で、都会から来た人に反発しながらも強いコンプレックスを持つ・・・。

 「みやこおち すめばみやこの みやこどり 」  平太郎

逆もまた真なり・・・。

そう言えば、以前、アルバイトでいた女性が、二言目には「私は前の会社(大手食品メーカー)では・・・。」を連発するのに辟易したことがあります。
その女性は、別にその会社の重役だったわけでも何でもなく、単に独身寮の中では「鬼の先輩」って呼ばれていたらしいという・・・たった、それだけのことだったのですが・・・。
いやはや何とも、人間とは業の深い生き物ですね・・・。
                           平太独白
by heitaroh | 2006-11-04 00:51 | 思想哲学 | Trackback | Comments(12)
Commented by tokkey_0524zet at 2006-11-06 03:33
どんな小さな世界にも「差別」ってあるものですね。
以前清峰関連の掲示板を覗いてみたら長崎県内でも「県南」(長崎市方面)「県北」(佐世保市方面)で真っ向から対立していて、「この県北猿!!」などと相手を罵倒しあってるのには驚きました。
中央の人間から見れば〝あり得ねぇ〟状況ですがw。

私田舎は好きなんですが、〝田舎馬鹿〟は嫌いです。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-11-06 08:36
>長崎県内でも「県南」(長崎市方面)「県北」(佐世保市方面)で真っ向から対立していて

日本中で未だに残っている対立ですね。「隣同士は仲が悪い」という人類普遍の原則を無視して「廃藩置県」を断行したからです。まして一方が「勤皇倒幕」、一方が「幕府擁護派」だった県では未だに商取引から就職まで差別されています。
Commented by SOMBOON at 2006-11-06 15:04
仲の悪さとかは、昨年までラッシュだった市町村合併で、よりはっきりとしたと思います。
  
負債をかかえる町と、そうでない黒字の町との合併もあり、黒字の町が、赤字の町の埋め合わせをしなければならなかったりしたようです。そうなった時、「あの町は、昔からおかしかった」と言い出した人も居たそうで、合併後もかなり燻っているようです。 
Commented by へいたらう at 2006-11-06 17:01
>tokkey_0524zetさん

お久しぶりです。
遅くなりました。

佐世保と長崎の件は、私も「県の噂」というHPを見て初めて知りました。
で、そのとき、他県のそれを見ていたら、似たようなことが多いので、思わず、笑ってしまいました。
静岡と浜松、新潟と長岡、岩手に至っては「たまに海側と内陸側で謀反が起きる」・・・なんて書いてありました(笑)。
福岡と北九州もそれに近い物がありますけどね。

ちなみに、先日、佐世保で飲んだとき、おねーさんに、「貴女、佐世保の人?」と聞いたら、全員、「長崎」でした(笑)。
Commented by へいたらう at 2006-11-06 17:04
>Count_Basie_Bandさん

先日まで、秋田人と岩手に行ってましたが、青森は激しいらしいですよ。
東半分と西半分は別の藩で、秀吉の小田原征伐以来の確執だそうで、当然、戊辰戦争の時も官軍と賊軍だそうです(笑)。
Commented by へいたらう at 2006-11-06 17:08
>SOMBOONさん

この手の話は、たくさん、ありますね(笑)。
私も、友人が合併委員会か何かにいたので、色々と聞いていたら、「江戸時代はこちらは福岡藩で、あちらはその支藩だった」とか、そのときに、「年貢のやりとりで虐められた」とか、「年配の人の中には、それは違う!」とか言い出す人がいるとか・・・(笑)。

まあ、外から見てれば、どうでもいいようにも思えるんですけどね。
Commented by SOMBOON at 2006-11-07 18:53
へいたらうさん>
そうでした。「今の時代に」とも思うのですが、藩時代の因縁(怨念?)で、いがみ合っている人たちは居るようですね。
Commented by へいたらう at 2006-11-07 20:53
>SOMBOONさん

まあ、部外者から見てたら笑ってしまいそうになるんですけど(笑)。
でも、会津は薩長に未だに恨みがありますし、吉良上野介の領民は、赤穂とは未だに仲良くしないといいますよ。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-11-09 13:21
へいたらうさん、

私はあえて青森を具体例に上げるのを避けたのです。福島県も避けました。現地では笑い事では済まないようですから。
Commented by へいたらう at 2006-11-09 13:35
>Count_Basie_Bandさん

そうだったんですか・・・。
まあ、どちらかの肩を持ったわけではありませんから・・・。

と言っても、私自身、先日、某宗教から因縁付けられたおりに、なぜ、こんなに会話にならないかを痛感したんですけどね・・・。
ただ、会津は、たくさん、友人が居ますが、この話をすると、「今は、もう、そんなことはないよ」と皆、苦笑しますよ。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-11-09 14:35
サラリーマン時代、つまり20年くらい前、福島県内に工場が二つあり、本社のエライサンである私の目の前で遠回しに当て擦り合戦をやっていましたよ(笑)。
Commented by へいたらう at 2006-11-09 15:21
>Count_Basie_Bandさん

まあ、福島県も広いですからねぇ・・・。
長野県も上信と南信で全く別の国だって言いますし・・・。
ついでに言えば、五島列島は合併して五島市になりましたが、よくよく聞いたら、それは下五島だけで、上五島は佐世保に編入されたそうです。
ま、想像は付きますけどね(笑)。
<< 航空業界の地盤沈下に見る竹村健... ソフトバンクのシステム障害にみ... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
ライフログ
最新のコメント
< sakanoueno..
by heitaroh at 11:21
< sakanoueno..
by heitaroh at 11:16
お説ごもっとも! 戦争は..
by sakanoueno-kumo at 10:50
ご無沙汰しておりました。..
by sakanoueno-kumo at 10:46
<sakanoueno..
by heitaroh at 18:10
ご無沙汰しております。 ..
by sakanoueno-kumo at 13:01
< hibiscus20..
by heitaroh at 18:09
継続は力、努力素晴らしい..
by hibiscus2025 at 19:25
sakanoueno-..
by heitaroh at 20:17
遅ればせながら20周年お..
by sakanoueno-kumo at 19:45
< hibiscus20..
by heitaroh at 11:57
今晩は!何とも女性にとっ..
by hibiscus2025 at 22:47
>sakanoueno-..
by heitaroh at 01:40
こんばんは。 今年は喪..
by sakanoueno-kumo at 22:12
> hibiscus20..
by heitaroh at 19:10
検索
タグ
(67)
(56)
(56)
(53)
(51)
(46)
(43)
(42)
(42)
(36)
(33)
(32)
(31)
(31)
(30)
(28)
(27)
(27)
(26)
(26)
(25)
(24)
(24)
(24)
(24)
(23)
(22)
(22)
(21)
(21)
(21)
(20)
(20)
(19)
(19)
(18)
(18)
(18)
(17)
(17)
(17)
(16)
(16)
(16)
(15)
(15)
(14)
(14)
(14)
(14)
(14)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
カテゴリ
以前の記事
2025年 11月
2025年 10月
2025年 09月
2025年 08月
2025年 07月
2025年 06月
2025年 05月
2025年 04月
2025年 03月
2025年 02月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧