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ノブリス・オブリージュ前編 正しいことしたいなら偉くなれ!
親愛なるアッティクスへ

今日の博多は、午前中は天気が悪かったのですが、午後からは晴れ・・・。
でも、ここんとこ、雨が多かったですね。
おかげで、夏休み終盤は、子供たちは宿題に専念(?)できたようですが・・・(笑)。
でも、一雨ごとに寒くなり・・・には、まだ少し早いような気がするのですが、何だか、今年は涼しくなるのが早いですね。

ノブリス・オブリージュ前編 正しいことしたいなら偉くなれ!_e0027240_13525876.jpgで、先日の休みに、ガキ連れて、ここ(←)に行ってきました。

天気はまずまずだったのですが、やはり、日常生活にはちょうど良くても、プールとなると、少し、肌寒かったですね。

ガキは元気でしたが・・・。


ノブリス・オブリージュ前編 正しいことしたいなら偉くなれ!_e0027240_13503076.jpgまあ、おかげで、こちらは過ごしやすいのですが、夏産業は本来、9月一杯くらいは暑くないと大変でしょうね・・・。



(←このバルタン星人に水が溜まると、「フォフォフォッフォ」の泣き声と共に・・・。


ノブリス・オブリージュ前編 正しいことしたいなら偉くなれ!_e0027240_1351523.jpg←・・・。
こうなります(笑)。
他愛無いと言えば、他愛ないものですが、バルタン星人の鳴き声が聞こえると、大人も子供も、皆、一斉に集まって来るという・・・。
嗚呼、日本は平和です・・・。)

で、今日の本題です。

「正しいことしたいなら偉くなれ。」

これは、言うまでもなく、ドラマ、「踊る大捜査線」の中で、故いかりや長介さん扮する老刑事が、主演の織田裕二扮する新人刑事に言った言葉です。

正確には、「青島ぁ、おまえも正しいことしてえか?自分が正しいと思ったことをしてえなら、おまえも、上に行って偉くなれ。」だったと記憶しておりますが、これって、もの凄く、正鵠を射ている・・・、そう、真実を捉えている言葉だと思います。

つまり、日本国を変えようと思えば、外野にいて、アレはダメこれはダメ・・・と言っているのではだめで、「総理大臣にならなくてはならない」・・・ということですね。
あのユリウス・カエサルも、ローマを変えることを志して登場してきたとき、彼はまず、総理大臣に相当する執政官に就任することを目指しました。
現代日本の総理大臣は、驚くほど、弱い権限しか持っていないと言われますが、カエサル登場以前の執政官も(護民官も含め)似たり寄ったりで、改革を目指すものの、たびたび、既得権益層抵抗にあって失脚・・・ということを繰り返していたようです。
しかし、そのTOPの権限というものは、如何に弱められていようとも、小泉純一郎さんや、カエサルのような、それなりのリーダーシップを持った人が手にすると、やはり、それなりに大きな権限になるわけで・・・。
その意味では、日本の総理大臣というものは、「内閣の議長に過ぎない」という、極めて、弱い権限であるとはいえ、「正しいと信じたことをする為に権限が欲しい」ということを志している者にとっては、持ちうる上での、もっとも、強い権限であることは間違いないわけで、であれば、後は、それをどう活かすか、活かせるか・・・ということでしょうか。

続きは明日のココロだ~(笑)。
                                    平太独白
by heitaroh | 2006-09-05 08:47 | 政治 | Trackback | Comments(4)
Commented by gakis-room at 2006-09-05 17:38
後半に2つ異議があります。ひとつは,カエサルの改革(独裁?)を可能にしたのは,彼の私兵とも言うべき軍団の力が背景にあったからだと思います。具体的な力を持たない元老院は,元老院派のポンペイウス軍団がカエサルに敗れた後は,彼の改革(独裁)に対して暗殺という抵抗をとったと思っています。
いまひとつは,憲法では総理大臣は「内閣の議長」ではなく,任命権者です。小泉首相は昨年の総選挙の時にはその権限をフルに行使しました。と私は思っています。
Commented by へいたらう at 2006-09-05 17:54
>gakis-roomさん

大変失礼しました。
うろ覚えで恐縮なのですが、確か、「内閣総理大臣は内閣を任命し、閣議を主催できる・・・。」という位置づけではなかったでしょうか?
任命権者としての側面と、同時に、閣議を主催する権限しかない・・・、つまり、各大臣に命令する権利はない・・・というふうに認識しておりましたが・・・。
また、Count_Basie_Band さんにお叱りを蒙りそうですね(笑)。

まあ、要は、それほど、弱い権限しかない・・・ということを言いたかったわけで・・・。

カエサルの方は、彼が私兵を持つに至る前の段階の話ですね。
共和制を帝政にするという大改革の前に、執政官に就任してすぐに、それまで、幾度も既得権益層の前に挫折してきた農地法の改革に成功してますよね。
つまり、カエサルはいきなり、ルビコン川を超えたのではなく、彼が思い描く理想を実現する為に、「偉く」なろうとすれば、どこから手を付けたのか・・・ということを言いたかった次第です。
(まあ、実際には、最高神官だったのでしょうが・・・。)
Commented by Count_Basie_Band at 2006-09-06 09:41
>また、Count_Basie_Band さんにお叱りを蒙りそうですね(笑)。

この温厚な老人が他人様を叱るなんて(笑)。
しかもgakis-room様みたいな深い教養はありませんし...
ピンボケ・コメントの扱いに悩んでいる純情な爺様です。
Commented by へいたらう at 2006-09-06 13:18
>Count_Basie_Bandさん

あ、見つかっちゃいました(笑)。
今後とも、変わらぬ、ご指導ご鞭撻の程を・・・。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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