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自民党次期総裁候補に見る総理大臣論 その1。
親愛なるアッティクスへ

自民党次期総裁候補に見る総理大臣論 その1。_e0027240_14354655.jpg実は、ここ数日、家族は里帰りしてまして・・・。
で、これまでだと、久々に独身に戻り、悪い遊びを・・・(笑)と行きたいところだったのですが、今年から、部活があるので居残りの長男と二人で夕食しなければならず・・・。
で、一昨日は回転寿司、で、昨晩はこれ(←)でした。

そう、夏と言ったら、やっぱり、冷や麦でしょう。
友人曰く、福岡で一番美味しいという話でしたが、金額の方も、一昨日の回転寿司より高かったという・・・(^_^;)。

で、気を取り直しまして、本題です。
先日、次期自民党総裁候補者らによるポスト小泉に向けた所信表明があったそうですね。
今のところ、安倍晋三官房長官、麻生太郎外相、谷垣禎一財務相が出馬を表明しており、他にも河野太郎副法相、鳩山邦夫元労相も出馬に意欲を見せているとか・・・。
とは言え、ほぼ、安陪晋三さんで決定していると言われているようですが、この点で、主要三候補に対する私なりの感想と総理大臣論というようなものについて述べてみたいと思います。

まず、大本命のアベさんですが、私は彼の出馬には、ちょっと否定的です。
時期尚早というのが正直な感想でしょうか。
それは、かつての三角大福中安竹宮などの時代、こういった総理大臣候補と呼ばれる人たちは、そこに来るまでに、外務・財務・経産などを含めた閣僚経験に、幹事長などの主要党ポストの一つくらいは、きちんと経験していましたよね。
この点では、小泉さんにしても、総裁選に初出馬するまでには、大蔵政務次官を1回と、主要閣僚ではないにしても、大臣ポスト2回を経てきており、何より、ここまで、小泉さんには23年の議員キャリアがあったのに対し、安倍氏はわずか13年の議員経験に官房副長官のポストと、多分に客寄せパンダ的に抜擢された感のある幹事長ポストを短期間と今の官房長官のポストを、「駆け足」で経験したにすぎないわけで・・・。
であれば、どうして、今、わざわざ、田中角栄元総理を抜いての「戦後最年少での総理総裁」にする必要があるのか?ということです。
どうしても、ムリヤリ、周りから持ち上げられたという感が否めないのですが・・・。

彼が今、出馬する理由としては、彼の父、安倍晋太郞氏が総理総裁まであと一歩!というところまで行きながら、病に倒れたという記憶もあるでしょう。
また、彼自身、衆議院議員に当選後、再起不能と言われる大病を患い、長期に入院したという経験を持っているからかもしれません。
しかし、次の次でだめだったら、それはやはり、縁がなかったというだけのことなのではないでしょうか?
さらに言えば、総理になるのはいいけれど、総理になってから後のこと、日本国のことを考えるなら、今回は見送って、その間に、もう少し経験を積んでから挑むべきだ・・・と言うのが私の考えです。

次に、麻生氏ですが、この方は、選挙区は違うものの私と同じ地元福岡県の選出ですが、福岡県からの総理候補・・・ということについては、何か、微妙なところがあります。
と言いますのも、福岡県は、総理大臣ということでは呪われた地域でして・・・。
これまで、隣の山口県が歴代最多の総理大臣7人(アベさんで8人目?)を輩出しているのに対し、福岡県は戦時中のドサOサの時に1人出したものの、一転、戦後の東京裁判では文官として唯一の絞首刑になってしまうという運の悪さ・・・。
さらに、戦後、岸信介もこの人が居たら総理になれなかったとまで言われた、大物、緒方竹虎緒方貞子国際協力機構(JICA)現理事長は三男の嫁)や、鈴木善幸内閣の成立に辣腕を振るい一時は総裁候補の一人と言われた田中六助、さらには、週刊誌の記事以来、すっかり芽がなくなった観がある今の山崎拓元副総裁・・・。

どうです!
まるで、「バミューダ・トライアングル」みたいな地域でしょ・・・(^_^;)。
と言うことで、私としては、地元と言うこともあり、これ以上の論評は差し控えさせて頂きます(笑)。

ということで、続きはまた、明日のココロだ~。

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by heitaroh | 2006-08-24 08:18 | 政治 | Trackback(1) | Comments(0)
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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