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400勝投手金田正一の偉業達成に見る時代背景
親愛なるアッティクスへ

400勝投手金田正一の偉業達成に見る時代背景_e0027240_17235527.jpgこれが、昨日の昼食です。
最近、こういう精が付く物ばかり食べてるんですけど、一体、何するつもりなんでしょうか、ワタシ・・・。

ところで、元プロ野球投手で、金田正一という人物をご存じでしょうか?
金田一ではありません(笑)。)

以前、平太郎独白録 「藤田元司氏の逝去に想うチェンジアップの人間心理。」の中でもご紹介した通り、通算400勝、14年連続20勝、通算4490奪三振、通算365完投、最多奪三振王10回・・・等々、今でも、抜かれることのない数々の記録を打ち立てた、まさに、「球史に残る大投手」です。
名球会の会長で、ロッテの監督なども務められてましたので、少し下の世代までは当然のようにご存じかと思いますが確か、今上天皇陛下も同じ年のはずですから、今の若い方はあるいはご存じないかも知れません。
(昔の引退する頃の映像なんかを見ると、ちょうど、今の清原のような感じですよ。)

この方の数々の大記録の中でも、やはり、燦然と輝くのは前人未踏の通算400勝とい大記録でしょう。
しかも、金田投手の現役時代というのは、まだ、ドラフト制の施行前ですから、彼がその大半の勝ち星を稼ぎ出した時代に在籍していた国鉄スワローズ(現東京ヤクルトスワローズ)は毎年、最下位争いを繰り広げていたチームで、従って、400勝に対する一方の負け数、298敗というところにこそ、彼のこの数字の本当の凄さが顕れていると言われています。
ただ、この400勝ですが、国鉄スワローズが弱小であったがゆえに、逆に言えば、金田氏のワンマンチームであり、後に、西鉄ライオンズから移籍してきた豊田泰光氏によると、「勝ち星が付きそうだな・・・」というときになると、いきなり金田氏がスタスタとマウンドに出て行き、慌てて監督が投手交代を告げに走る・・・という光景に驚いたと。
「あ、これは被害者もたくさんいるな・・・」と思ったそうで、当然、恨んでいる人間も少なくなかったとか。
つまり、だからこそ出来た前人未踏だった・・・と。

ただ、金田氏の場合は、酷いと言えば酷い話なのでしょうが、当時はまだ、日本全体が貧しく、自分と家族が生きていく為には、他人のことを顧る余裕はなかった時代だった・・・という、その辺の事情は考慮しなければならないでしょう。
金田氏のところも、妻子はもとより、両親、多くの弟妹、すべての家計が文字通り、彼の肩にかかっていたわけで・・・。
当時の選手は、多かれ少なかれ、似たようなことがあったそうで、同様のことは、あの、「打撃の神様」と言われV9巨人の監督でもあった川上哲治氏にも見ることが出来るようです。
(彼は、チームの打撃練習時間の大半を平然と一人で使ったと言います。)
彼もまた、「家族を養っていくのに必死だった・・・」と、後年、述懐しておられました。
そういう時代だったのであり、この点は、現代人(?)がとかく、いうべきものではないのでしょうね。
                               平太独白
by heitaroh | 2006-08-17 08:27 | スポーツ | Trackback | Comments(36)
Commented by gakis-room at 2006-08-17 19:53
TBありがとうございます。金田正一,懐かしい名前です。先日亡くなった広島の長谷川投手とともに,弱小球団のエースでした。毎年20勝して20年。すごいとしかいいようがありません。彼は代打でバッターボックスにも立ちました。まさしく時代の違いです。これからもよろしくお願いします。
Commented by へいたらう at 2006-08-17 20:08
>gakis-roomさん

コメント有り難うございます。
思わず、頷くような話を拝読させて頂き、また、奇遇にも、私も当ブログを始めたのは同じ頃だったということもあり、勝手に親近感を持たせて頂きました。
今後とも宜しくお願いします。

金田さんは、私はロッテの監督をしていた時代しかしりませんが、確か、投手での本塁打記録も持っておられるんですよね。
確か、38本。
そのうち2本は、代打での本塁打だったと記憶しております・・・(笑)。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-18 10:47
>ところで、元プロ野球投手で、金田正一という人物をご存じでしょうか?
>先般、巨人の内海投手が「カネムラさんですよね?」などと言ったくらいですから、あるいはご存じないかも知れません。

ビックリ。知らない人がいるとは。「カネムラさんですよね?」は納得しないでもありません。同じくらいの年令の時は「カネムラ」と瓜二つでwすから。
強打のピッチャーとしては南海時代の「昭」と名乗っていた別所が史上最強とされていました。第一試合で完投した後、第二試合で外野を守っていたくらいです。
その別所の様々な記録をあっさり抜いていったのが金田正一。
あの頃、現役選手はゴルフを禁止されていましたが彼と小山は禁を破り、トーナメントプロとサシで勝負していました。
解説者になってからも沢山笑わせてくれました。
自分の妻子だけでなく、兄弟姉妹とその家族の生活まで支えていたのに、そんな苦しさは微塵も見せませんでした。
大人物ですね。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-18 12:22
瓜二つなのは「カネムラ」では「金本」でした。
Commented by へいたらう at 2006-08-18 13:30
>Count_Basie_Bandさん

思わず、爆笑してしまいました!
カネヤンに似ているのは、金本ですね!
「金村が似てる??そう言えば、金本も若い頃は痩せてたしなー。その辺は、若い頃のカネヤンを実際に見た人が言うんだから間違いないだろうな・・・。」などと思っていました(笑)。

へー、ゴルフは禁止だったんですか。
でも、川上さんは藤村富美男さんと一緒に廻ったとき、後ろの組がいくら詰まっていようが、構わずに、ボールを探し続けたという話をききましたけどね。
その後の時代のことなんでしょうか・・・。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-18 15:51
>でも、川上さんは藤村富美男さんと一緒に廻ったとき、

川上、藤村両氏とも引退後です。現役選手がゴルフを許されるようになったのは、おそらくカネヤンには誰も逆らえなかったからではないでしょうか。川上という人は3番アイアンでプロのドライバーより飛ばすので某ゴルフ雑誌がスイングを解剖していました。但し飛ぶだけ。
本当に上手かったのは金田、小山です。二人ともピッチングそのままで、カネヤンは勝負所で大技を決めますし、小山とは練習場で並んで打ったことがありますが、まさに「針に糸を通す」コントロールでプロたちも驚嘆していたものです。
そうそう、先日亡くなった藤田ガンジーも小山スタイルの名手でした。
ゴルフの名手は皆ピッチャー。これにはチャンとした理由があります。説明するとややこしくなるので1点だけ。「止まっているボールを自分で動かす」こと。
Commented by へいたらう at 2006-08-18 16:55
>Count_Basie_Bandさん

投手はゴルフは上手いらしいですね。
巨人の西本なんかも、すごい上手いというのを聞いたことがあります。
ジャンボ尾崎も投手だったし、池永氏も永久追放になった後、ゴルフでも間違いない・・・と言われたと聞きました。
理論的には、アンダースローがゴルフのスイングに近いとも言いますし・・・、おっと、これ以上は釈迦に説法ですね(笑)。

私は年1プレーヤーですから、これ以上は語る資格がありません。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-19 14:51
池永も西本も噂が出ましたが実現しませんでしたね。引退後ゴルフに転向したのは「杉浦忠」の後の南海のエースだった「宅和」だけですね。彼はシニア・トーナメントにも出ています。

尾崎将司と健夫の兄弟は共に甲子園(夏?)の優勝投手。岡本綾子はソフトボールで日本一のピッチャー。

>理論的には、アンダースローがゴルフのスイングに近いとも言いますし・・・、

とんでもない見当違い(笑)。
上半身と下半身を後方に捻ると捻りの深さに差が出てエネルギーが溜まります。その捻りを左腰主動で戻します。そこがまったく同じなのです。
そして、例えば右手首の「折れ」を長く保てるゴルファーが長距離ヒッターであり、同様の投手が速球派というように、「捻りの深さ」と「戻しのタイミングやスピード」がプレイヤーの個性になるわけです。
Commented by へいたらう at 2006-08-19 16:08
>Count_Basie_Bandさん

>とんでもない見当違い(笑)。

でしたか!(笑)。
誰だったか、私にそう教えた人がいます。
私は、年一プレーヤーですし、出来るだけ多く叩かないと一打当たりの単価が下がらないと考えている人間ですので、到底、ゴルフの理論的なものを人様に語れるはずなどありません。
失礼しました(笑)。

宅和もとじですね。
彼は、杉浦の後のエースだったんですか?
杉浦の後は、皆川だとばかり思ってました。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-19 16:44
>出来るだけ多く叩かないと一打当たりの単価が下がらないと考えている人間ですので

健全な経済感覚です(笑)。

>杉浦の後は、皆川だとばかり思ってました。

皆川睦男は杉浦時代から常時2番手だったように記憶しますが不確かです。杉浦→皆川→宅和だったかもしれません。
Commented by へいたらう at 2006-08-19 18:34
> Count_Basie_Bandさん

お褒めにあずかり恐縮です(笑)。

宅和本司は調べてみたら、昭和29年、30年で最多勝などのタイトルを取ってますから、やはり、杉浦の前のエースのようですね。
柚木、宅和、杉浦、皆川・・・のようです。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-20 08:40
>柚木、宅和、杉浦、皆川・・・のようです。

そうでしたか。ありがとうございます。

ピッチャー以外の野球選手から転向したプロゴルファーを二人思い出しました。
「デーブ大久保」と「飯合肇」で、ともにキャッチャーです。長年ピッチャーをサポートしてきて、ピッチングとゴルフスイングの共通点に着目したのでしょう。納得です。
Commented by へいたらう at 2006-08-20 10:35
>Count_Basie_Bandさん

デーブ大久保はプロゴルファーに転身したのですか?
初めて聞きました。
今は、タレント活動に勤しんでいるようですが・・・。

でも、考えてみれば、他にももっと、ゴルフには野球経験者が多くてもいいような気もしますね。
プロ野球からは、年間、何百人も退団者が出ているのでしょうから。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-20 13:37
>デーブ大久保はプロゴルファーに転身したのですか?

引退後、割合早い時期にプロテストに合格し、ライセンスを持っています。

>プロ野球からは、年間、何百人も退団者が出ているのでしょうから。

デーブは、高校時代、トップクラスの秀才だったそうです。だからテストに合格したのでしょう。ペーパーテストが厳しいんですよ。ルールに加えて教育学、運動生理学などです。
ただし、プロテストにこうした学課が加えられたのは20年くらい前です。杉原輝雄、青木功、尾崎兄弟がなどがプロになってからずっと後です。だからプロ野球退団者にとっても狭き門です。

女子のプロテストはそんなに厳しくありません。ルールぐらいのはずです。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-20 13:47
「ゴルフ通」に突っ込まれる前に、更に愚弟的な情報を入れておきます。
男子プロの組織は分裂しています。
トーナメントで賞金を稼ぐプロだけの組織と、一般ゴルファーに教えるレッスンプロだけの団体です。
先日刑事事件を起こしたのは後者です。
例のペーパーテストは、いまでは後者においてのみ実施されているはずです。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-20 13:49
「愚弟的」はもちろん「具体的」です。
コメント欄と投稿欄の文字サイズには泣かされます。投稿の場合はプレビューできますが...
Commented by へいたらう at 2006-08-20 17:48
>Count_Basie_Bandさん

でも、プロ野球退団して、せっかく、ずば抜けた体力的な物があるのに、いくら学科が難しいと言っても、それでは少し、勿体ないような気もしますね。
野球選手は、引退後、教職資格を取る人が時折いるのでしょうが、それにしても・・・。
もしや、野球の退団者の姥捨て山にされることを、ゴルフ側が警戒しているとか・・・。
Commented by へいたらう at 2006-08-20 17:53
>Count_Basie_Band さん

>「愚弟的」はもちろん「具体的」です。

ぐてえてきですね。
よくわかります(笑)。

>コメント欄と投稿欄の文字サイズには泣かされます。

これはまったくもって・・・です。
特に、このエキサイトはコメント欄が小さすぎます!
私は、いつも、直接、書き込んでますので、3行以上前に書いたことは欄外になってしまうので、時々、何を言いたかったかわからなくなるときがあります(笑)。
従って、いつも、ご迷惑をお掛けしております(笑)。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-21 11:42
>従って、いつも、ご迷惑をお掛けしております(笑)。

お互い様ということで済ませましょう。

>ずば抜けた体力的な物があるのに

ピッチングとゴルフスイングに必要な運動神経は「平衡神経」です。バッティングとフィールディングに必要な運動神経は「反射神経」です。まったく異質な運動なのです。天性の問題です。川上哲治、王貞治、イチローをピッチャーから打者に転向させた人は、まさに炯眼ですね。

>もしや、野球の退団者の姥捨て山にされることを、ゴルフ側が警戒しているとか・・・。

何の保証もなく、稼げなければ去るしかない世界ですからプロテストを受けるのに何の障壁もありません。
現にデーブにしたって、ライセンスは取ったものの赤ん坊の時からゴルフをやってきた連中に試合で勝てるわけがありませんし、練習場でオバチャンたちに教えるだけじゃ食費ぐらいにしかならないでしょう。
タレントで食える間はタレントで稼ぐのが正解でしょうね。その間に老後に備えなければなりませんが...
Commented by へいたらう at 2006-08-21 14:27
> Count_Basie_Bandさん

平衡神経と反射神経ですか。
なるほど・・・と。
納得しました(笑)。

まあ、大体、プロになろうなんて連中は、「子供の頃から エースで四番♪」(オロナミンCのCMです(笑)。)ですから。
プロに入って、さすがに、両方は無理だということになり、適正な方に・・・ということだったのではないでしょうか?

かつて、「日本は優秀な人材は皆、野球か相撲かゴルフかに行って居るんだから、オリンピックで金がとれないのは当たり前。」と言われた時期がありましたが(最近は、自慢の野球でも韓国と大差ないのがわかったでしょうから、これが迷信だと言うこともわかったでしょうね。)、それくらい、運動面での人材が集中している野球界ですから、赤ちゃんの時からやってきた連中に叶わない・・・と決めつけるのは、どうなんでしょうか?
ジャンボ尾崎だって、20歳くらいからのスタートでしょうし、28歳くらいで引退する連中からしたら・・・と、どうしても思ってしまうんですけどね。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-21 16:28
>決めつけるのは、どうなんでしょうか?

私は決め付けます!
食物を食べるとき、食器と口の間の距離を測りますか?赤ん坊の間はこぼします。やがて無意識に測定してこぼさなくなります。
これなのです。高校生以後に始めたプロは距離、風、傾斜などをキャディと一緒に測ります。赤ん坊の時からやってる連中は何も測りません。調べるのはグリーンの芝目だけです。傾斜は足の裏で測定しています。そしてクラブ選択、スイングの大きさ、スピードは考えません。無意識の世界です。
ジャンボにしろ日大黄金期の連中にしろ、ジュニアチャンピオン経験者が参戦するようになってからはまるで勝てなくなりました。片山晋呉なども日大出ですが、彼も彼の妹(プロ)も赤ん坊ゴルファーです。アメリカツアーでも同様です。
サラリーマンゴルフでも、管理職になってから始めた人はペエペエ社員の間から始めた人に追いつき追い越すことは決してできません。私は26歳の時にプロに教わりながら始め、53歳でサラリーマンを辞めるまでは週2ゴルファーでしたから、距離、風、グリーンの傾斜についてキャディの助言を必要としません。問題は思い通りに打てないないことだけです(笑)。
Commented by へいたらう at 2006-08-21 20:25
>Count_Basie_Bandさん

>ジャンボにしろ日大黄金期の連中にしろ、ジュニアチャンピオン経験者が参戦するようになってからはまるで勝てなくなりました。

そう言われてみればそうですね。
でも、と言うことは、青木も中島も杉原も、今のジュニアチャンピオン経験者には勝てないと言うことで、全体のレベルが上がったと言うことですよね。
ということは、彼らが出てくる前、つまり、昔なら、野球経験者はゴルフでもやれたということなんじゃないですか?
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-22 04:29
>野球経験者はゴルフでもやれたということなんじゃないですか?

飯合肇はガンガン勝っていましたが、彼はプロ野球を経ていません。大学野球からすぐにゴルフ界に入っています。ジャンボのように2年で転向した場合は兎も角、プロ野球でそこそこの実績を残してから転向したのでは、ゴルフの核心を理解した頃、既に肉体は衰えています。最低週5日、場合によっては6日のラウンドに耐えられないでしょう。
さらに、プロ野球でそこそこの実績を残したということは、それだけ稼いだということです。プロゴルフの場合、年間賞金王で1億前後です。旅費宿泊代は自前です。トップクラスになれば道具、ボール、ウェアはメーカーから提供されますが、TV画面に映らないクラスではそれらも全部自前です。予選落ちすれば数十万飛んでいきます。予選に通過してようやく実費を賄える程度で生活費までは無理です。だから参入者はむしろ減り気味で、レベルは上がっていません。アメリカのツアーでも「住所はキャンピングカー」というのが少なくありません。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-22 04:29
大きな理由の1つはトーナメントのスポンサーが減り、しかも賞金額その他を削っていることがあります。ここへ来て消費者金融が苦しくなっていますからさらにスポンサーは減るでしょう。

今頃になって何ですが
>日本は優秀な人材は皆、野球か相撲かゴルフかに行って居るんだから、

とは私は思いません。反射神経、平衡神経、瞬時の判断力、予測力のすべてを兼ねそなえた人材が一番集まっているのは社会人ラグビーだと思います。但し彼らは引退するとビジネス界に入っていってしまいます。大企業の重役部長はザラです。中にはタレントもいますけど。
Commented by へいたらう at 2006-08-22 10:06
< Count_Basie_Bandさん

なるほど。
今頃になって何ですが(笑)
初めて納得しました(笑)。

確かに、福岡県の甘木市というところで毎年開催されているバーナル・レディスでも、地元の人に聞くと、岡本クラスでホテル、東尾クラスで初めてビジネスホテルで、他の諸々は地元の人の家にホームステイさせてもらっているとか。

先般から色々と問題になっているプロスポーツと収入との関係、競技なのか興業なのかという問題では、相撲取りとタニマチとの関係というのが、一番、本来の姿を現しているように思います。

その意味で、競技で良い成績さえ残せば収入も増えると思いこんでいる人が多いのでしょうが、スポンサーというものは、プロスポーツの原点だと思います。

結構、意味不明・・・(笑)。
Commented by へいたらう at 2006-08-22 10:09
> Count_Basie_Bandさん

社会人ラグビーですか!
それは、まったく、意外でした。
彼らが、ビジネスマンとしての道を歩むのは知ってましたが、ただ、基礎体力の面でそれほど・・・とは思いも寄りませんでした。

現に、私の周りでも(まあ、地方だからかも知れませんが)、子供の「大きくなったら」の夢が「ラグビー選手」というのは聞いたことがありませんが・・・。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-22 16:33
お盆休みが明け、高校野球が終わって世間の人はようやく仕事を始めたらしく、仕事の依頼がドカドカ来てますのでこれからは反応が遅くなります。ご容赦ください。

>地元の人に聞くと、岡本クラスでホテル、東尾クラスで初めてビジネスホテルで、他の諸々は地元の人の家にホームステイさせてもらっているとか。

これから太平洋マスターズ、フェニックス、カシオワールドと巨額賞金の大会が始まります、一山当てようと貧乏プロが世界中からやってきます。
農家の納屋にぬ料で泊めて貰うヤツもいます。

>相撲取りとタニマチとの関係というのが、一番、本来の姿を現しているように思います。

まったく同感です。マスターズでは観客を「パトロン」と呼びますね。世界最高の大会に相応しい見識です。
毎週トップテンに入る連中以外は、皆、タニマチに寄生しています。女子プロの場合、亭主とダンナが別人だったりします。緑の芝生とネオン街の掛け持ちも当たり前。
男子プロの場合はタニマチの犯罪的行為を手伝わされるケースが少なくありません。ジャンボでさえも引っ掛かりました。問題は女性のタニマチを持った場合で、たいていは家庭崩壊となります。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-22 16:41
>競技で良い成績さえ残せば収入も増えると思いこんでいる人が多いのでしょうが、

象徴的なのは、毎年シーズンが始まるとどこかの筋肉の違和感を訴えて偶にしかゲームに出ない某強打者は、マイと200本のヒットを打ち、首位打者をキープしていた日本時代のイチローの年俸、ゴルフの片山晋呉や不動裕理の獲得賞金、、横綱朝青龍の給金の数倍の年俸を取っていること。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-22 16:46
>基礎体力の面でそれほど・・・とは思いも寄りませんでした。

よく似た競技ですがサッカーではベンチがあり、監督コーチがいて指示を出しますね。ラグビーではゲームが始まると監督はスタンドで一観客になっています。選手たちは自分達で考えてゲームを組み立て、戦わなければなりませんから思考力、判断力も並ではやれません。
オシム思想を実現しているのはラグビーの連中です。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-22 17:03
>子供の「大きくなったら」の夢が「ラグビー選手」というのは聞いたことがありませんが・・・。

180cm、100キロを超える連中が100メートル10秒台のスピードで走り、ぶつかるのですから、現存するスポーツでは最も危険でしょう。
しかもオンナノコにはモテません。
さらに、ラグビー部だけは推薦入学を認めない大学が結構あります。
もっと面白いのは世襲です。曾祖父ちゃんの代からラグビーという子が珍しくありません。このあたりは相撲に似ていますが、本家のイギリスでも世襲が多いのです。
中学高校のラグビーが盛んなのは南九州、京阪神、首都圏、北陸、東北です。私が高校を出るまで、あの県ではサッカーは誰もやっていませんでした。球技は野球、ラグビー、バスケ、バレーだけでした。
Commented by へいたらう at 2006-08-22 18:31
>Count_Basie_Bandさん

ご多忙で何よりですね。
でも、死んだことになっていたのでは?(笑)。

女子スポーツは、実力はあっても、スポンサーが付かないので、苦労している競技も多いみたいですね。
Commented by へいたらう at 2006-08-22 18:36
<Count_Basie_Bandさん

でも、サッカーでも監督は指示を出したところでたかが知れてますよね。
野球は、ノムさん曰く、監督の手腕でどうにかなる時代ではないということですが、それでも、まだ、監督が采配面で影響できる割合が大きいように思います。

ラグビー部が女にはもてないというのは、ちょっと前の話ではないでしょうか?
私が知ってる奴ら、しっかり、もててましたよ。

サッカーは、静岡が異常に盛んですよね。
あれは何故なんですか?
昔から、疑問に思ってました。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-23 11:51
>でも、死んだことになっていたのでは?(笑)。

時間効率がいい依頼元だけに生存通知を出しました。

>サッカーでも監督は指示を出したところでたかが知れてますよね。

でも選手はちらちら見てますね。アレがオシムの気に入らないのでしょう。

>私が知ってる奴ら、しっかり、もててましたよ

世の中、変わったんですね。

>サッカーは、静岡が異常に盛んですよね。

わかりません。時々「清水港」へ飲みに行くのですが、それこそオムツをしている赤ん坊までボールを蹴っています。
Commented by へいたらう(管理人) at 2006-08-23 12:43
> Count_Basie_Bandさん

浮き世のことは効率次第・・・ですか(笑)。

静岡県は、日本の中のブラジル・・・でしょうか?(笑)。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-24 08:41
>浮き世のことは効率次第・・・ですか(笑)。

残り少ない人生、沢山のことを効率よくやっておかなければ化けて出る必要が生じます。
ショーケンが主演した「居酒屋ゆうれい」という映画が大好きでして...

>静岡県は、日本の中のブラジル・・・でしょうか?(笑)。

静岡は茶どころ、ブラジルはコーヒーどころ。
Commented by へいたらう at 2006-08-24 09:41
>Count_Basie_Bandさん

居酒屋ゆうれい・・・、聞き覚えはありますが、覚えてません。
居酒屋と言えば、「居酒屋兆治」を思い出しますが、私はむしろ、「時代屋の女房」の方がよかったですね(笑)。

なるほど。
静岡は茶摘み歌、ブラジルはサンバ・・・でしょうか?
かなり、むりやりですね(笑)。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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