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七百年前の港湾都市の現実と年越しそばの起源 前編
今年の年末までは、まだ先のことだけど、どうせ誰も見てないでしょうからやっちゃうことにしました(笑)。

博多というところは、これまでにも、度々、述べてきましたように、古くから国際貿易都市として拓けていたことから、「博多発日本初!」という物がいくつかあります。
建久6年(1195年)(現在の中国)から帰国した僧、栄西は、日本最初禅寺・聖福寺を創建すると同時に、日本に初めて、お茶の種子をもたらしました。
さらに、それから半世紀近く経った仁治3年(1242年)、日本で初めて「国師」の称号を授けられた聖一国師が承天寺を開山。
承天寺の建立にあたっては、NHKの大河ドラマ「北条時宗」北大路欣也が演じたことでも、ご存じかと思いますが、宋国の人・謝国明の支援があったと言われています。

謝国明という人物について、少し、述べておきますと、彼は、自前の船団を持ち、宋と博多を行き来する日宋貿易を成した綱首(船主)であり、その後、日本に帰化し、綱首謝太郎と名乗り、日本で没しています。
つまり、華僑ってやつの元祖ってところでしょうか。
実は、謝国明と言う名前は、私にとっては、割と昔から馴染みがある名前でした。
なぜなら、家から、歩いて10分くらいのところに、「謝国明の墓」と言う看板があったからです。
ただ、謝国明という人物が何者なのか・・・ということはまったく知りませんでした。
ていうか、知らない以前に、先日ご紹介申し上げた「頭山満」と一緒で人の名前?って世界でした(笑)。
まあ、当時は、まさか、中国人とは思いませんでしたからね・・・。

彼の墓は、墓石の横に植えられた(だったと思うのですが・・・。)が長い年月で成長し、成長の過程で、墓石呑み込んでしまったとかで、昭和の初め頃までは、幹の中に、少しだけ墓石の頭の部分が見えていたと言います。
その後、この楠は、太平洋戦争中の米軍による空襲で枯れてしまい、今では、一抱えもあるような太い幹だけが、「伝 謝国明の墓」として存在しています。

話を元に戻しますと、承天寺というところには意外に知られていないのですが、二つの石碑が建っています。
(こういう物は地元ほど知らないもので・・・。以前、中国に行ったときに、ガイドしてくれた方のお母さんは北京生まれ、北京育ちだけど、まだ、「万里の長城」に行ったことがないと言ってましたし、京都伏見の知人に「寺田屋」について聞いたら、「行ったことがないから知らない」と言われました(笑)。)

e0027240_15485218.jpgで、一つは、「山笠発祥之地」で、もう一つが、「饂飩蕎麦(うどんそば)発祥之地」の碑(←)です。

山笠については私は出てないので関係ないですから、さらっと流します(笑)。
で、本題のうどんについてですが、国師が宋から持ち帰った製粉技術を記す図面「水磨の図」というものが現存しているそうで、これによって、うどん、そば、さらには、まんじゅうなどの粉食文化が広まったのだとか・・・。

ちなみに、なぜ、年末にこだわったかというと、それは「年越しそば」も博多が発祥の地だからです。
さらに、特に話には関係ないように思える謝国明のことを述べたのも、その前振りでした(笑)。

また、来週末辺りに続きます。
                               平太独白

by heitaroh | 2005-12-03 17:18 | 地域 | Trackback | Comments(6)
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Commented by Sarhto at 2006-04-22 19:47 x
[玄関]・▽・)ノ おじゃまします♪
年越しそばの起源初めて知りました…
@(・ェ・)@φメモメモ
どんな事でもそうですが
起源ておもしろいですねぇ~~

応援ポチ凸~ c=(・ェ・o)
Commented by へいたらう at 2006-04-22 19:59 x
> Sarhto さん

[玄関]・▽・)ノ ようこそ♪
まあまあ、中へ(笑)。

まあ、この手の話はどこまでが本当かはわかりませんし、「いや!うちこそが本家だ!」ってことになるのかもしれませんけど、それでも、まあ、往事に想いを馳せるのもまた良しってことで・・・(笑)。
Commented by Sarhto at 2006-04-24 11:45 x
[玄関]・▽・)ノ おじゃまします♪
@(o・ェ・)@っ【⊃`ノ 二 千 ヮ】
新しい記事はまだでしたが
今日はちょっとお知らせです。
さてここ2週間ほど、コメント等が疎かになり
とても心苦しく思っております。
まもなくピークが終わり普通の
@(・ェ・)@φカキカキになると思います。
本当に大変失礼致しました。
(*'-')o(*,",)oぺこり
当サイトは今週より
「ゆかいな仲間たち」から
「NOAH'S ARK -ゆかいな仲間たち-」へと
微妙にタイトルを変更いたしました。
改めてどうかこれからもよろしくお願い致します。
。゚+.ォネガ―(´人・ω・`)―ィシマス。゚+

応援ポチ凸~ c=(^▽^o)




Commented by へいたらう at 2006-04-24 13:55 x
>Sarhtoさん

遅れてスミマセン!

>コメントが疎かになり
って、とんでもないです!
忙しさがピークの時にまで目をかけて頂いて感謝感激雨あられ(古い!)です(笑)。

NOAH'S ARK ・・・って、どこかで聞いたような・・・。
何の意味でしたっけ?
行けばわかりますかね(笑)。
また、拝見させて頂きますね。c=(^▽^o)
Commented by at 2006-04-25 09:33 x
地元のことって地元の人は知らない。
行ったことがない人も多い。
今やってる事業で本当に思います。
やろうとしているメンバーでさえ、それを見ようともしないんだよな(苦笑)
俺の心理を読んで書いたようなブログでした(苦笑)

時化の話ですが、肉体労働者は今でも日給制が多いです。

彼らの仕事確保のためにも安い金額でやっていかないといけない。
しかし単価が安いので忙しいんだけど、豊かな暮らしは出来ない。
堂々巡りです。

いつの時代も肉体労働者には厳しいです。
やらないやつはどうでもいいけど、一生懸命するやつには
本当に申し訳ない。

すこし、寂しくなりました。
Commented by へいたらう at 2006-04-25 09:58 x
>俊さん

お久しぶりです!

地元って、やはり、「いつでも行ける」って心理が働くんだろうと思います。
でも、知らないこともたくさんありますよ。
私も、結婚したときに、家内が福岡のガイドブックを持っていて、それをみて、初めて、存在を知ったような物もありました(笑)。
<< 二日酔いにみる撤退と転進の大本... 外敵の脅威欠如に見る雌雄同化は... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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