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親愛なる一周年シリーズ、文字とは何か?への私的考察。
親愛なるアッティクスへ

ところで、このブログも、回を重ねるごとに、言い回しにも微妙な変化がありましたが、お気づきになられましたでしょうか?
つまり、当初は相手はアッティクス一人に語りかける口調だったのですが、やがて、不特定多数の方に語りかけるような形に・・・。
従って、今でも、極力、相手が単体なのか、複数なのか・・・などということがわからないような、語り方を心がけており、期せずして、「独白」ということになってしまったようです・・・(笑)。

で、文字とは何か?
これは、小生が愚考致します限りでは、「文字とはルールである。」と・・・。
象形文字、くさび形文字、甲骨文字・・・から、現代のアルファベット漢字ハングル文字まで、それらを読むと言うことは、即ち、それらに共通するルールを読み解くことでもあります。
ルールの多くは、発音で作られているのか、文字自体に意味があるのか・・・と言ったところに集約されるようですが、その意味で、私には強烈な実体験があります。

私は、子供の頃から、書き順という物をまったく覚える気がありませんでした。
私にとって書き順とは、「どこを通っても目的地に行けばいいわけだろう!」というもので、マジで、小学校一年のときから、「書き順を覚えなさい!」と言う先生にも、いつも、そう言ってましたよ。
「目的地に行くことが大事なのであって、どこを通るかは大事じゃない!」って。

でも、今にして思うのは、書き順をきちんと覚えていたら、古文が読めるんですよね。
今となっては、子供の時に、先生に「文字とはルールである」ということをしっかりと納得させて欲しかったですよ・・・。
私自身、詰め込み教育にはまるでだめな子供だったんで・・・。
なぜなら、書き順に限らず、数学でも、「この定理を暗記しなさい!」と言われても、「それを暗記しても間違いないということを納得しないと先に進まない子供」でしたから、そうなると、当然、行き着く先は・・・落ちこぼれですよ(笑)。

ところで、文字で言えば、私自身、2冊ほど、道楽で歴史小説出版しているのですが、文章自体は明らかに、10代、20代の時の方がうまかったですね。
でも、当時は、逆に内容の蓄積がないんですよね。
(特に、歴史小説のようなものは、やはり、40歳前後の、自分自身に蓄積が出来てきたくらいから、初めて書けるものだなということを実感しております。)
だから、今の自分が考えることを、大学時代の自分が文章にしてくれれば、もっと、いいものが出来るのになと思ったりします。
でも、これって、東北楽天ゴールデンウィークス(笑?)監督の野村克也氏が「今の自分の頭脳二十代のときの体力があれば、4割打てる。」と言ったのと、同じなのかもしれませんね。

ちなみに、私の今昔です。
:話している途中で、浮かんだことを頭の片隅にストックしておいて、(4~5つはストック出来ました。)話し終わったら、それを出してきて、話をする。
:話している途中に、浮かんでくると、話が怪しくなってくるので、これはいかんと意識を話に戻したら、消えてしまって二度と出て来ない。
:朝起きたときに見た目覚まし時計の時間を寝るまで、分単位で覚えていた。
他にも、角を曲がったときに見た時計の時間なども、別に、覚えようとしなくても、数日、覚えていた。
:メモしなければ、それが何時だったか、前後の出来事から推理しても、まったく、わからない。
当然、前日の夜、何を食ったかなど、まったく覚えていない。

あ、野村監督で思い出しましたが、先日、述べました「安打製造器」こと、張本勲氏ですが、彼の現役時代には、打率と安打では殆どの記録を独占していましたが、彼は実際にはかなりのパワーヒッターだったそうで、では、なぜ、ホームラン打点などを狙わなかったかというと、同時代、同じリーグには、野村克也選手がいたからだそうです。
張本選手は、当時、主にレフトを守っており(当時は、まだ、DH制が無い時代です。)、その張本選手の頭上を、野村選手の打球が次々と越えてスタンドに入っていくのを見て、「あ、これは野村がいる限り、ホームランや打点ではダメだ・・・。」と思ったそうで、以来、打率安打だけに絞ったのだそうです。
カーッつと言わないでください(笑)。)

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by heitaroh | 2006-04-03 19:08 | 教育 | Trackback | Comments(0)
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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