おかげさまをもちまして、このブログも2005年の3月より書き始めて、今年で19周年を迎えることが出来ました。これもひとえに、皆々様のお引き立ての賜物と厚く御礼申し上げます。
(↑過日の芸予国境付近。平たく言うと、しまなみ海道ですね(笑)。)
で、お尋ねです。
「悪人と愚者、権力の座に就けるなら、どちらを選ぶか?」
もちろん、どちらも歓迎はできませんが、でも、選択肢はこの二つだけ、必ず、どちらかを選ばなくてはならない・・・としたら。
・・・答えは「悪人」です。
もちろん、誤解のないように申し上げておきますと、「悪人が良い」と言っているわけでも、「悪人こそふさわしい」と言っているわけでもありません。
「悪人のほうが愚者より弊害が少ない」と言っているだけです。
そのことは、迂闊に悪人を選べば、ヒトラーのようなことになることが雄弁に物語っているでしょう。
(ベルリン・オリンピックのとき、日本人が、ドイツ人の案内者に「素晴らしい指導者ですね」と言ったら、「あんな成り上がり者に国を任せていたら、大変なことになりますよ」と答えたとか。)
(↑桜も満開でした。)
指導者としては、「問題がある人間」より「無能」であることのほうが罪深いというのが、残念ながら現実のようです。
つまり、暗君より暴君のほうがマシということでしょうか。
さて、アメリカ大統領選挙ですが、前任のときは、特に大きな戦争は起こらなかったのに対し、現職になったら、ウクライナとガザで戦争が起きたことは、残念ながら、紛れもない事実です。
(↑ラーメン食ってる間に日が落ちました。)
これについては、以前から言っている通りですので、もう、繰り返しませんが、ただし、今回は注意しなければならないことがあります。
それは、トランプもバイデンも、どちらも最終任期だということです。
まず、トランプは、前回の時は、まだ、「再選がある」と思っていたので、多少、遠慮はあったでしょう。
が、今回はもう、遠慮がないわけで、まさか、カエサルのように終身独裁官を宣言することはないでしょうが、本当に何をしてくるかわかりません。
一方、バイデンですが、こっちはこっちで、また、あのフラフラした状態で4年間、そもそも、任期中もつの?と。
超大国の指導者が機能不全に陥る危険は、第四次中東戦争のとき、ウォーターゲート事件に揺れていたニクソンが如実に示しているでしょう。
(↑例年、周年には道シリーズで行っておりますので、意味もなく、道。)
平太独白