実は、ちょうど、福岡ソフトバンクホークスのドラスティックな補強のことについて書いていたのですが、今、「ソフトバンク、和田放出」の文字を見て、結構、あ然としております。和田って、あの和田?和田毅??と。
(↑昨年、和田が勝ち投手になった試合だったかと。ヒーローインタビュー受けてると思うんだけど。)
どうやら、西武がFA移籍した山川穂高内野手の人的補償として和田投手を指名したということのようですが、いくら、和田が高齢で、あと何年やれるかわからないからって、和田はプロテクトから外しちゃだめでしょー。
何を考えてるんだ?と。
(↑昨年は、ホークス85年、ドーム30年だったそうです。)
和田は2003年、阪神を破って日本一になった時の優勝投手ですよ。
あれから、20年が経って、まだホークスで投げているということの重み。
フロントには感じてほしかった・・・と、今、記事見たら、どうやら、和田の代わりに甲斐野央投手が西武に行くことになったようですね。
人騒がせな話ですが、和田をプロテクトから外してたのは事実なんでしょ?
西武も、何年もやれない和田より甲斐野がよかっただけでしょうが、そこに和田の名前が上ること自体・・・。
(↑この試合、最後に抑えたのが甲斐野でした。西武に行っても、十分、活躍できると思いますよ。)
ということで、今更、本題に移る気にもならないのですが、一応、書いてたので・・・。
私はセのことはわかりませんが、パは今年はかなり、ソフトバンクが強いのでは?と思っております。
「常勝チームに改革の手は入れづらい」と言ったのは、V9(9年連続日本一)の大監督・川上哲治翁でしたが、あの、鬼のように恐れられた川上監督をもってしても、勝ったチームには改革の手は入れづらかったということ。
したがって、川上監督退任後、後任の長嶋茂雄監督の一年目に球団史上初の最下位になったときには、「王(貞治)以外は全員トレード要員」と言われたほどに、かなり、ドラスティックな改革に着手し、エース高橋一三らを放出、張本勲、加藤初などを獲得しています。(江夏豊や平松政次などもトレード直前まで漕ぎつけていたとか。)
昨年シーズン終了後のソフトバンクがそれと一緒で、小久保裕紀監督は、かなり、自分が育てた若手選手の実力に手ごたえを感じているのでしょう。
球団もそれを受けてか、実績も実力もある選手を軒並み放出する一方で、本塁打王と打点王獲得の近藤健介は年俸倍増(以上)、批判があった問題の山川穂高選手を獲得。
小久保監督の采配の手腕は未知数ですが、それでも、二軍優勝監督という実績を引っ提げての就任。一定水準以上であることは間違いないのでは。
対して、リーグ三連覇中のオリックスですが、連覇というのは本当に難しいんですよね。
三連覇を達成した球団フロント並びに中嶋聡監督の手腕は称賛に値するのですが。
四連覇というのは、常勝時代の巨人、西武などが(それを上回って)達成してますが、それ以外ではおそらく、オリックスの前身の阪急ブレーブスが一度あるだけではないでしょうか。
平太独白