先日、他県から来客があったので、太宰府天満宮に行ったのですが、途中、「そういえば、改修工事中とか言ってたけど」とは思ったのですが、行ってみて、思わず、「何じゃこりゃ?」と。本殿の上が林になってる・・・。
しかも、拝殿の中も、おしゃれと言えば、おしゃれだけど、何か新興宗教っぽいような・・・(笑)。
「大阪万博の会場デザインプロデューサー」を手がけた方のデザインだそうですが、太宰府天満宮じゃなかったら、たぶん、帰ったと思います(笑)。
(↑締めはたぶん、20年以上ぶりの屋台。地元の人は、なかなか、屋台は行かないんですよね。特に今は外国人観光客で満員御礼なので。)
さて、大阪万博繋がりというわけでもないのですが、かつて、評論家の竹村健一氏は、「マスコミが、芸能ネタやスキャンダル事件を執拗に報道している時は注意しなさい。国民に知られたくない事が裏で必ず起きている」と言ったそうですが、思えば、最近の、ビッグモーターからのジャニーズの性被害問題と、まるで、竹村氏の言を地で行くようなマスコミの狂奔ぶり。
もちろん、誤解の無いように言っておきますが、年端もいかないような少年への性加害など、言語道断、絶対に許されるべき話ではないでしょう。
が、その陰で、何かが起きていると考えたとき、まったく報道されなくなったニュースがあることに気づきます。
それが、「円安」と「大阪万博」です。
大阪万博も、海外パビリオンの出店?申請が、もうタイムリミットなのに、ほとんどない・・・という報道はされてましたが、結局、その後、どうなったんでしょうか?こう言うと、「万博なんか行かんから関係ない」という人もいますが、もちろん、私が危惧するのは、そんな小さな話ではなく、世界が日本の経済破綻を時間の問題と思っているのではないかということです。
だって、民間企業ならともかく、国家なんてあんなでかいものが、インフレごときで出店を見合わせたりしないでしょう。
というと、これも、「単に万博はもう、役目を終えたと思われているだけだ」と言う人もあります。
(確かに、それは私も否定はしません。1970年の万博の時は、テーマパークなんて、ほとんど無かったわけで。)
でも、それは無いと思います。
あまりに、各国の足並みが揃いすぎているからです。
長くなってきたので、結論を言いますが、今の日本は、財政破綻寸前、かなり、危機的状況にあると思います。
現日銀総裁も、引き継いだのはいいけど、両手両足を縛られての複雑な舵取りを担わされているようなもので・・・、「円安に打つ手なし」ということも知られたくないのでは。
その意味では、黒田東彦前日銀総裁の罪は大きいと思いますよ。
安倍晋三首相(当時)の影響下にあったにせよ、黒田氏は経済のプロ。
かなりまずいことに手を出しているという認識はあったはず。
あまり言いたくないですが、「令和の井上準之助」みたいなことにならなければいいのだけど・・・と。
ただ、一つだけわからないのが、そうは言っても、日本は世界第三位の経済大国。
アメリカ国債たくさん持ってるし、破綻して、世界に及ぼす影響が小さいわけがないのに、なぜ、欧米は日本の無責任放漫財政を注意しようとしないのか。
中国の経済も日本とどっちが早いかという状態であることを考えれば、日本発の世界恐慌なんてことになりかねないわけで。
平太独白