気が付けば、もう、3月。このブログも18年目!に突入するんですね。
(年明けてより、バタバタしており、2月分をUPするの忘れ、今月で18周年というのすらも忘れてました。)
(↑毎年恒例の「道」シリーズ。言わずと知れた?、
パークス襲撃事件現場の道ですね。これについて、1冊書き上げたのですが、どうしたものかと頭を悩ませております。)
(↑先日、野暮用で
京都行ってきました。25年ぶりの
清水寺。)
さて、ウクライナ戦争も1年を超えましたね。
この件について言えば、私が開戦当初から言っていた通りの展開になってきました。
ロシアはおびただしい戦死者を出すが、あれが、ナポレオン戦争以来のロシアの戦い方であること。
プーチンも欧米の制裁に屈し、戦果無くして撤退などすれば、彼の生命すらおぼつかなくなること。
嘘でもいいから、「東部二州だけが目的」と言っておけば良かったのに、それをやっていない、つまり、プーチンには大勝利以外にあり得ないこと。
ソ連のアフガン侵攻ですら、10年継続できたこと。
その上で、一つの大きなターニングポイントとなるのがアメリカ大統領選挙。
ウクライナの健闘も、すべては欧米の支援あってのこと。
現政権に批判的な勢力が政権の座に就けば、ウクライナ支援は打ち切られ、戦況は一気に変わるであろうこと。
ゼレンスキーはそういうあやふやな基盤の上に立っている以上、勝っているうちに講和を進めなければならなかったこと。
日本のポーツマス講和を少しは研究すべきだっただろうが、アメリカ議会で真珠湾攻撃を引き合いに出し、昭和天皇をヒトラー、ムッソリーニと並べていたくらいであれば、到底、そんなこと考えているようには思えない。
そもそも、ライオンと同じ檻に入れられて、檻の外にいる飼育係のおじさんたちが、「いざとなったら、俺たちが助けてやるから、思い切り、ぶっ叩け!」と言われ、ぶっ叩きますか?
飼育係のおじさんたちは、実際、助けてはくれたものの、檻の中に入ってきてまで助けてくれたわけではない。
いつ、いなくなるかもわからない。
英仏の尻馬に乗って、ドイツとソ連を気軽にぶっ叩いたポーランドがどうなったか、ブータンやカナダが隣国の大国に対し、どういう姿勢で対処しているか。
アメリカとて、カナダがワルシャワ条約機構に加盟すると言ったら、間違いなく、攻撃したでしょう。
平太独白