さて、早いもので今年も残すところあとわずか。一年間、お世話になりました。
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」は、私は近来無いほどの出色の出来栄えのように思えました。 特に、菅田将暉くんの源義経の完成度の高さには目を見張りましたね。
まぎれもなく、大河ドラマ史上最高の義経だったでしょうし(申し訳ない。昭和41年の「源義経」だけ知りません)、番組も現時点では令和最高です。
私にとっての大河ドラマ歴代ベスト3は、昭和の「花神」、平成の「徳川慶喜」、令和の「鎌倉殿の十三人」です。
さて、来年の大河ドラマ「どうする家康」・・・ですが、予告編見た限りでは、嫌な予感。
「普通の人が、何もしないうちに、なぜか偉くなる」という大河ドラマの悪弊がぶり返しそうな。
大河ドラマも、昭和48年の「国盗り物語」の頃までは、主人公は、きれいごとは言っても、そこら辺にいる普通の兄ちゃんではなかったような。
「独眼竜政宗」の途中辺りからおかしくなったんですよね。
この頃から、NHKに苦情という名の圧力がかかりだしたのかもしれません。(「北条時宗」に至っては、「鎌倉は武士が作った美しき夢の都でござる」・・・って、思わず、げんなり。近年の「平清盛」なども、その典型でしたね。)
ちなみに、「鎌倉殿の十三人」での北条義時は、置かれた環境という点に限って言えば、いささか、自分に重なるところがあり。
私も特に間違ったことをした覚えはありませんが、いささか、恨みを買い過ぎており、毒殺される前に身を退くべきでしょうね。
ということで、今年一年、お世話になりました。 来年も宜しくお願い致します。
平太独白