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歌の文句に想いを馳せれる♪ その1 「春夏秋冬」
親愛なるアッティクスへ

「人の為に良かれと思い~♪ 西から東へとかけずり回り~♪」

これは、知ってる人は知っている、泉谷しげるさんの「春夏秋冬」の中の一節ですが、あの郷土の偉人(笑)、武田鉄矢氏をして、「この歌詞はプロにならなければ書けない!」と思わしめたと言うほどの名曲です。
まあ、誰しも、こういう経験の一度や二度はお有りなのではないでしょうか・・・。

歌の文句に想いを馳せれる♪ その1 「春夏秋冬」_e0027240_11837100.jpg私も、昔、「何とかしてあげたい」という気持ちから、できるだけ、ギリギリまで検討してあげたことが、逆に、向こうからすれば、「散々、気をもたせた挙げ句に断りやがって!」ということで、当時、随分と恨まれた・・・という経験があります。
私としては、「冗談じゃない!」って気分になりましたが、結果的に、間に立った人に迷惑を掛けてしまったことには、どうにも、悔やまれて成りませんでした。
こんなことなら、さっさと、「NO!」と言っておけばよかった・・・と。

これはつまり、自分の価値観倫理観が、必ずしも、絶対ではないということを表しているのだろうと思います。
よく、素晴らしい気遣いをされる方が、逆に嫌がられ、悩んでおられるという話も耳にしますが、私が見ていて思うのは、そういう方は、得てして、自分の気遣いというものにまったく、疑問を持とうとされておられないように見受けられます。
確かに、それは、学校の「道徳の時間」に習ったような、まるで、気配りの見本となるような気遣いでもあり、その意味では確かに正しいし、間違ってもいない・・・。
しかし、相手がそれを望んでいない場合もあるのです。

で、ここまで書いてきて、思うことがありますが、それは明日に続く。

                                   平太独白
by heitaroh | 2006-02-07 00:10 | 思想哲学 | Trackback(7) | Comments(8)
Tracked from せちがらい世の中で考えるコト at 2006-02-06 20:12
タイトル : マスコミ・報道の自由
というものらしい。 デンマークから端を発した事件。 イスラム社会への冒涜。 どうして? どうして? どうして? と思う。 なぜ、隣の人への配慮ができないの? 確かに報道、言論に自由はある。 あるけど、それが人を傷付けたり、 人が大切にしているものへの批判... more
Tracked from 世間知らず at 2006-02-06 21:38
タイトル : 彼の国のこと
今回の気になった記事というかニュースはこちら。 イスラム風刺漫画 シリアで大使館放火 抗議・非難、拡大の一途 (産経新聞) - goo ニュース デンマーク紙などがイスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画を掲載した問題で、イスラム世界の反発がさらに激化している。シリアでは四日、デンマークとノルウェー大使館が放火され、被害を受けた。抗議がエスカレートしている状況に、カトリックの総本山、ローマ法王庁がイスラム教徒に自制を促す声明を出すなど、事態は異例の展開をみせている。  フランス通信(AFP)によると...... more
Tracked from しろまあも at 2006-02-06 22:08
タイトル : ムハンマド風刺漫画
1月から気になってはいたのだけれど、デンマークの新聞が掲載したムハンマドの風刺漫画について、デンマークとアラブ諸国との対立が深まる中で、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの主要紙がまでも問題の漫画を掲載し、ここ数日で騒ぎが大きくなっています。 ご存知の...... more
Tracked from しろまあも at 2006-02-06 22:08
タイトル : ムハンマド風刺漫画(2)
昨日のムハンマド風刺漫画の記事にコメントをいただいたので、今日は、お返事も兼ねて追加記事を載せることにします。 ムハンマド風刺漫画←こちらに、デンマークの新聞ユランズ・ポステンに昨年9月掲載された問題の風刺漫画を見つけましたので見て下さい。クリックすると...... more
Tracked from 週刊!Tomorrow'.. at 2006-02-09 22:46
タイトル : ムハンマド風刺画、文明の対立に新たな火種。――炎上はいつ..
NHK-BS、ワールドニュースアワーなどで、 ABC、CNN、BBCなど、欧米のニュースを見ていると、 このところ、イスラム教預言者、ムハンマドの風刺画問題が かなりのボリュームで連日、伝えられている。――席巻している、と言ってよいほど。 日本のメディアでは、やや、注目度が低い印象があるが、この問題、 文明間の対立を、また新たに、際立たせているようで、とても気になってきた。                 ※※ この問題の発端は昨年9月、デンマーク紙ユランズ・ポステンが、 ...... more
Tracked from 知れば誰でも激怒する、 .. at 2006-02-10 00:35
タイトル : バーミヤンの石仏とパンダとタリバン
 どうも、恐れ入ります。いくつかコメントやTBもいただいていたのに、急に忙しくなってしまって、ほったらかしになっておりました。すみません。  その間に紀子さまがご懐妊なさったし。まずはおめでとうございますと申し上げたい。私の友人たちなんて、紀子さまよりも年上で初産も珍しくありませんからね。 しかし、これに関しては養老孟司先生のおっしゃったとおりだと感じるのは私だけでしょうか。 「宇宙まで自分のものだといいかねない、中華思想」というエントリのコメントでちょっとふれたのですが、週刊文春1月2...... more
Tracked from がつんと! at 2006-02-17 21:41
タイトル : シリアのデンマーク大使館で暴動発生! ( Syrian ..
デンマークを始め、ヨーロッパ各国でイスラム教の預言者・ムハンマドの風刺画が掲載された。 この事にイスラム教徒は激しく反発し、世界各国で大規模なデモや暴動が起きた。 その中... more
Commented by ミューシャ at 2006-02-06 20:43 x
トラバック、ありがとうございました。
「気遣い」という行為の側面を例に挙げての、今回の風刺漫画から巻き起こった現象のご見解。非常に、興味深く、また頷きながら拝見させていただきました。
 この「言論の自由」というものが持つ意味から、人間としての倫理観とか道徳観などが失われたら、ほんとうに怖いものだなと思わせられる今回の一件でしたが、おっしゃられるように、自分の常識が他人の常識と全く同じということもなく、その中で何を基準に自分を保っていられるのかと考えた時、やはり人として良心的な態度で臨むということなのかなと思います。
 また、追々、他の記事も読ませてくださいませ。取り急ぎ、TBのお礼にて。
Commented by しろまあも at 2006-02-06 22:06 x
はじめまして。TBありがとうございました。
こちらのブログにも書いたのですが、この問題の発端、そもそもなぜ昨年9月に、デンマークの新聞にムハンマド風刺漫画が掲載されることになったのか、そのいきさつをご存知ありませんか。
あちこち探しているのですが、どうもよくわかりません。もし、ご存知だったら教えて下さい。
Commented by へいたらう at 2006-02-06 22:15 x
>ミューシャさん

初めまして!
コメントありがとうございました。

つまるところ、自分たちの価値観を相手に押しつけないということが大事なのでしょうね。
人は、妙なもので自分がご馳走だと思う物は人も好物だと思うもののようです。
報道の自由だって、何も、報道機関の為にあるのではなく、人々の権利を守る・・・つまりは、幸福にするためにあるのでしょうから。

ということで、今後ともよろしくお願いします。
Commented by へいたらう(管理人) at 2006-02-06 22:34 x
>しろまあもさん

初めまして!
コメントありがとうございました。

私もいくつかは漏れ聞いておりますが、貴稿を見る限りでは、そんなレベルの話ではなく、もっと、掘り下げた内容のことを言っておられるのだと思いますので、お役には立てそうもありません。
デンマークから投稿しておられるブログも有りましたので、そちらへお尋ねになっては如何でしょうか?

私自身、一昨年、デンマークへ行ったのですが、随分、中東と思われる人が多かったのを記憶しております。

ということで、今後ともよろしくお願いします。
Commented by Odette at 2006-02-07 23:53 x
トラバありがとうございます。
私は大学院で表現の自由を研究しているもので、知らず知らずのうちにヨーロッパ側にオミットしている自分を感じました。「内部事情」と言われてしまえば、確かにそうなのかもしれません。しかし、国際ルールの中で国家が存在するのですから「言論には言論で」やりあってほしい、切に願います。神への冒涜は許せない、そう思う気持ちも理解できるだけに、暴力に訴えることだけはしてほしくないと思うのです。
異なった価値観で生きている人を規律できる共通のルールは果たして存在しうるのか?永遠のテーマです。いつか、このテーマで論文を書いてみたいと思っています。
それでは、失礼します。
Commented by へいたらう(管理人) at 2006-02-08 16:30 x
>Odetteさん

初めまして。
コメント有り難うございました。

仰ることはよくわかります。
どちらかというと、私も、イスラム教にはあまり馴染みがないこともあり、焼き討ちなどと言う行為には違和感を禁じ得ません。
ただ、「暴力は良くない」というのは、最近になって、欧米が言い出したことですよね。
自分たちは、二度の世界大戦を経て、戦争の悲惨さを経験したから、そういうことを言い始めたのでしょうが、それも、自分たちの都合と言えば都合のような気もします。

>異なった価値観で生きている人を規律できる共通のルールは果たして存在しうるのか?

私はこの点で、いつも思う言葉があります。
 「郷に入らば郷に従え」
この言葉に従っていれば、世界中の紛争と軋轢の多くは消え得るのではないでしょうか。
イスラム教徒も、他人の国へ行って、自分たちの習慣を押し通そうとするから、問題になるわけで・・・。

論文、期待しております。がんばってください。
Commented by akiko_os at 2006-02-10 00:37
TBありがとうございました。「人の為に良かれと思い~♪ 西から東へとかけずり回り~♪」ってもしかして私のこと? と思いましたが、そうばかりでもなかったようで。
Commented by へいたらう(管理人) at 2006-02-10 15:34 x
>akiko_osさん

コメント有り難うございました。

気を持たせてしまいましたか・・・(笑)。
でも、そうやっておられれば、間違いはないような気がしますけどね・・・。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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