またまた、「何か書かなきゃなあ」と思っているうちに、気がつけば4月も終わり・・・どころか、あと少しで今日も終わり。
こうやって人生が終わっていくんでしょうねえ。
先日から、福岡庶民史の年表を縦覧していて、呆れるくらいに自分が何も知らないことを痛感しております。
特に、「知ってて当然」みたいに人名が出てくるのですが、残念ながら、私は聞いたことも無く、ネットで検索しても伝記の類いが出てくればまだしも、殆どの人が、何をし、どこに住み、どういう経歴でどのような人生を送った人なのかさっぱりわかりません。
ましてや、市井の人のこととなると、完全に土に溶け込んでしまっており・・・。
で、深夜に独り、原稿書いててふと、思いました。
「結局、俺がやってることもこういうことなんだろうな」と。
まあ、当たり前っちゃ当たり前ですけどね。
で、先週末に、福岡市博物館で開催されている『日伊国交樹立150周年記念 「世界遺産 ポンペイの壁画展」 』に行ってきました。
私は以前も行ったことがあったので、特に行くつもりも無かったのですが、ちょっと人に誘われたもので覗いてきた次第です。ただ、今回は「壁画」に特化した物だったようで、それ見て、「やはり、教養として、
ギリシャ神話くらい知っておかなければならないなあ」と自分の不勉強さを痛感。
で、結構、驚いたのがこれ(↑)で、当時の作図道具なのですが、殆ど、昭和の頃の建築道具と何の変形もありません。
折り尺はともかく、
差し金(曲がり尺)や
下げ振りなどは、まあ、日本原産では無いだろうなとは思ってましたが、少なくとも、東洋発祥なのだろうとばかり思ってました。
アルプスで発見された
アイスマンの入れ墨は
針治療のそれを示していたという話もありますから、案外、あちらが発祥ってこともあるのかもしれません。
ちなみに、
コンパスはロック付きだそうで、これは今でもあまり見たこと無いような。
で、今回、日本の展示物には珍しく、全面的に
写真撮影OKでした。
写真ダメなんて言っているのは日本だけだそうですから、ようやく、世界レベルに達したかと。
某大臣の
「学芸員は癌」発言に発憤したというわけではないと思いますが(笑)、良いことです。
(↑壁に書いてあった絵。たぶん、現代の有名な人の作画だろうと思いますが、あまり興味なく(笑)。)
つーことで、こんなんで申し訳ないのですが、今日が終わる前に何とか帰って晩飯食わねばならないもので、これにて!
また来月(笑)。
平太独白