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三国志の世界その2、ライブドア堀江社長へのCM継続の話。
親愛なるアッティクスへ

で、昨日の続きです。

三国志の本当の主人公とさえ言われている、乱世の奸雄(このフレーズ好きです。ん?ホリエモンこと、堀江貴文氏などもそういう感じが受けたのでしょうか・・・。)・曹操については、もうひとつ、忘れられない面白いエピソードがあります。
(あ、言い忘れてましたが、私は三国志に関しては5種類くらい読んでいるのですが、すべて、私の中での三国志ブームは、学生時代、四半世紀前のことでしたので、かなり、あやふやです。せっかく、書き終わった記事が、エラーが出て消えて以来、資料を引っ張り出してきて確認しようと言う気力が回復しておりません。武士の情けです。今しばらく、お見逃し下さい(笑)。)

で、ここからが本題です。
昨日の続きなのですが、官渡の戦いでの大敗以降、もはや、曹操袁紹の、両者勢いの差はいかんともし難く、西暦205年、曹操はついに、袁紹の本拠地河北に進撃を開始します。
迎え撃った袁紹の長男、袁譚鎧袖一触、撃破するや、そのを城門の外にさらし、「この首を見て泣く者あらば斬罪に処す」と書かせた高札を、その傍らに立てさせたとか・・・。
すると、まもなく、何処からともなく、わざわざ喪服を着用した男が現われて、その前にぬかずくと号泣し始めたそうで、当然、男は、たちどころに捕らえられ、曹操の前に連行されたそうです。
曹操が尋問してみると、かつて袁譚に側近として仕えながらも、袁譚に諫言したが為に、逆に勘気にふれて放逐されていた者だそうで、「たとえ、ひどい仕打ちを受けようとも、主亡き後、主のために泣かぬのは不義。死を畏れて義を忘れるようでは。なにとぞ、亡主の遺骸を葬ることをお許し下さい。さすれば、命を召されても恨みません。」と答えたとか・・・。

今川義元とその嫡男・氏真などにも共通するところがあったのかもしれませんが、かつて、我が敬愛する兵法研究家、大橋武夫氏は、その著書で、この一事をして、「袁紹は決して凡君ではなかったようである。」と述べられておられ、この点で、少し思うことがありました。
ホリエモン失脚の折、ライブドアに対して提携解消の動きが続発した中(まあ、当然でしょうが・・・。)、敢えてCM契約継続しようと言う動きもあったとか・・・。
私は、ホリエモンという人物に対しては、元々、あまり、好意を持っておりませんでしたが、少なくとも、この一事だけを見た限りでは、少し彼を見直してもいいのかな・・・とも思っております。

ということで、実はまだまだ、続きます。
(これが、全部、エラーが出て消えたのですから、私のショックたらんや・・・、ご推察ください(泣)。)
                              平太独白
by heitaroh | 2006-01-24 00:24 | 歴史 | Trackback | Comments(4)
Commented by くんち at 2006-01-23 12:53 x
会社は株主のためにあると放言しながら、株主に配当はゼロ。
そのくせインチキ情報で集めたカネで30億円のジェット機を
買い込み吉川ひなのとパラオに遊び。この、にやけデブにはう
んざりだ。ブタは地獄に堕ちろ。

ま、死んだ人間をあまりいいたくないが・・・
人のホテルで自殺ってのも迷惑な話だ。自分勝手さという
のもこういうところに出ている気がする。周りが見えてない
というか、けっきょく自分の事情がすべてなんだな。
申し訳ない、という一筆もホテル宛てになかったらしい。
死ぬなら、トウジンボウか自分の家でやってほしい。


堀江、堀江とみんなあげつらうが、ライブドアの幹部の顔を見
てみるがいい。
実務型でビジネス手法を心得ていそうなのは、取り巻きだけ。
堀江は、見るからにバカ面だ。大学中退とはいえ高卒だし、社
会でのビジネス歴もない。言ってることもガキ適度。
宮内がライブドアはオレの会社だ、といったそうだが、その通
りだろう。もちろん、すべての責任は堀江にある。
あの、広報のブス女もTV画面からいなくなってほっとする。し
みじみとブスだよなあ。堀江は女の趣味もわるい。
Commented by へいたらう(管理人) at 2006-01-23 14:47 x
>くんちさん

大筋において、同感です。
オレンジ共済やバブルで踊った連中と、どこが違うのかな?という気はします。
あのホテルで亡くなった方も、自殺かどうかはわかりませんが、もし、自殺なら、本当に人の迷惑にならないところでやってほしいとも思います。
自殺されたホテル側は、迷惑どころが死活問題ですよ。

まあ、彼がただの金儲けがうまいだけの人間で終わるか、それとも、ここから、自分に何が欠けていたのかを認識し、一本通った人間になるのか・・・。
彼のこの後を見守りたいと思います。
Commented by tokkey_0524zet at 2006-01-23 16:56
 堀江氏に関してはもう少し情報が出てくるまで様子を見ようと思っていたんですが、「IT世界の一大トリックスター」である事だけは確かですね。

 ホリエモンの父親が息子を「織田信長」と例えていましたがまさにその通りに「高転びにお転び」になっちゃいましたね~。どうなるんでしょうか、ライブドア(ブログも含めて)。

 
Commented by heitaroh at 2006-01-23 17:18
>tokkey_0524zetさん

実は、当ブログでも、彼を念頭に置いて書いた記事があります。
  ↓
http://heitaroh.exblog.jp/212102/

http://heitaroh.exblog.jp/305844/

などなど・・・。

まあ、内情は知りませんでしたが、早晩、行き詰まるだろうとは思ってました。
ただ、今のワイドショー扱いにして、あれだけ大騒ぎした耐震偽造問題など、どこいったの?というマスコミの姿勢には、かなり、批判的です。
まるで、阪神大震災が飽きたら、一斉にオウム真理教に行っちゃったときのデジャブを見るような・・・。
<< CM契約にみる毀誉褒貶、その1... 三国志の世界その1、「乱世の奸... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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