気がつけば、あっという間に12月も半ばを過ぎ、すっかり年末ですね。
私も今、原稿の最終校正でかなり余裕がない毎日を送っており・・・。
今、ようやく時間が出来たので、年賀状でも書こうかと思い、ふと、ブログ更新をと思い出しました。
まだ半月ある・・・なんて思っていると、また、二度目の一ヶ月更新怠りになってしまうので、今やっておかないと・・・と(笑)。
で、少し前のことになるのですが、明治初期に日本政府首脳が丸ごと長期に渡って外遊したことで知られる岩倉使節団が書き残した「米欧回覧実記」という物があるのですが、今月初め、それに因んだ、NPO法人「米欧亜回覧の会」の設立20周年記念 グランドシンポジウムとやらに出席するため、ちょっと、東京まで行ってきました。福岡はこの秋、あまりすっきりした天気がなかったのですが、東京は見事なまでの快晴。
ただ、風は間違いなく、福岡より冷たかったですね。
福岡ではまだ、あまり、マフラーを巻いている人は見かけなかったのですが、東京は皆、完全な冬装備でしたから。
(↑
博多駅前クリスマスマーケット。東京だとさすがに寒いかも(笑)。)
ちなみに、先日、東京から福岡に移り住んだ人から、「福岡は日本海側だから、東京に比べ、冬は曇りの日が多い」と言われ、特にそんな気もなかったもので、「そんなことないやろ」と言って、調べたら、やはり、冬場の日照量は東京の半分でした。
ただ、日本海は関係なくて、
東シナ海の影響とのこと。
まあ、半分正解、半分不正解というところでしょうか(笑)。
で、当日はシンポジウムに集中するため、酒は一滴も飲まない・・・予定だったんですが、なぜか、当日はしっかり二日酔いとなっており・・・。
隣の席のおばさんの目が外気並に冷ややかでした(笑)。
講師の方たちは錚々たる顔ぶれで、とても参考にはなったのですが、肝心の米欧回覧実記については、いささか、話を広げすぎているような嫌いがあり。
現代日本の諸問題の根源をすべて岩倉使節団に求められても、彼らも、「そんなの知るか!」と言うんじゃないかと。
「後世のお前らは何をやってたんだ!」と。
私は、
岩倉具視が髷を落としただけでも、十分に価値があったと思いますけどね。
何より、彼らが西洋文明なるものを持ち帰らなければ、日本がユートピアであり続けられたかと言えば、決して、そんなこともないわけで。
平太独白