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我が心の師、大橋武夫氏の叱咤に想う秋霜烈日的ブログのヨロク!
親愛なるアッティクスへ

思えば、いつだったか、友人より、「京都にて催される或る会に出席しないか?」という誘いを受けたことで、例によって、軽いノリでOKしたものの、でも、そういう晴れがましいところに俺のような小者が出ていいものか・・・と思ったことで、とりあえず、何とか固塗すべく、せめて取り急ぎ、ブログなるものくらい作っておこう・・・と思ったのが、私がこのブログを始めたきっかけでした。
(そのときの詳細はこちら→平太郎独白録 「月はおぼろに東山♪秋田人と見る等伯の渾身の筆!」
で、始めた当時のことは、さておき、実は、私には、このブログを書き始めての思わぬ余慶がありました。
それは、資料として、度々、昔の愛読書引っ張り出す機会に恵まれたことです。

なかなか、今はまだ、新しい知識を求める過程にある・・・と言うと聞こえは良いのですが、実際は、読む時間がないのに、これでもかと新たに本を買ってくるもので、積ん読状態が著しく・・・。
ということで、昔読んだ本を改めて読み返してみたい・・・とは思っても、なかなか、そういう機会はありませんでした。
それが、ブログを始めたことで、昨日も述べました、学生時代に愛読しました大橋武夫氏の著書などを引っ張り出して来ることに繋がったわけです。
おまけに、目的の部分を探すのに斜め読みしたりしますから、それなりに量を読んでしまうことになったりして、秋霜烈日、ハッとしたりすることや、当時の自分の書き込みに思わず、苦笑することも有り、時には、昔の恩師から、「おまえは、こんなはずではなかったのではないか?」と叱られているような気になって、気が付いたら、思わず、背筋が伸びていたりすることも・・・(笑)。

で、以下参考までに、その我が師(?)、大橋武夫氏の著書の中で、思わず、私が刮目してしまった部分です。
-------------------------------------------------------
*人間の生き甲斐は立身出世を目指して努力することにある

 掲げるべき目的とは何か?それは立身出世である。
 人として生まれたからには、人間としての最高の地位を求めて精進すべきであろう。
 実力がないというがそのあきらめはまだ早い。
 私が売れる本を書けるようになったのは、七十歳をすぎてからである。
 
*まず、旗を掲げよ

 旗に書いていれば、どんなことでも成就するというような甘い世の中ではないが、私自身、旗に書いて宣言しない物は殆ど実現していない。
 まず当面の目標をきめ、これを内外に宣言すべきである。
 いくら心で思っていても、外に現さねば人にはわからない。
 わからないことには協力のしようがないのである。

 また自分の考えを外に現すことで、逆に自分の考えがまとまり、決意が固まるものである。
 大見得を切って実現できなかったら、恥しいと尻込みする人もいるが、それによって自他ともになんの実害を受けるものではなく、かりに少々あっても、それによる利益を思えば何でもない。
 
*目標はまず食うことである

 目的が決まったら、当面の目標を決めるべきである。
 人間の基本的欲望は「生きたい、食べたい、恋愛したい」であるが、そのうちで先ず目標とすべきものは十分に食うことである。
 食うことは重大であり、決して軽蔑すべきことではない。
 毛沢東が中国全土の統一という大事をなしとげたのは、その思想工作よりも、ともかく大衆の腹を満たしたためである。

 さて、食を得ることは大切であるが、それだけを目指していては動物と変りないものになる。
 人間が人間として生きるためには、その後の目的が必要であり、金儲けを目的にして作られた国宝はない。 
-------------------------------------------------------

不惑などと言いながら、実は、この数年、私は絶えず、惑いの中にいました。
しかし、その答えの一端は、実は、20年前に自分が通ってきた足跡の中にあったとは、何とも間抜けな話です。
「きれい事ばかり言っているのではないか?!」、
「情けないことばかり言う前に、お前は旗を掲げているのか?!」、
「まずは、『食うことが大事』というお前の考えは間違っておらん。しかし、目的はもっと大事ではないのか?!」・・・。
おまけに、「私が売れる本を書けるようになったのは、七十歳をすぎてからである。」なんて・・・、何だか、シャレになりませんよ(笑)。
本当に、昔の恩師に一発、ガツンとやられたような気分です。

気が付けば、青雲の志、今何処。
我が身の堕落、嘆息尽きず、尽きず尽きず酌めども尽きず・・・。
とりあえず、今宵あたり、御一献、如何ですか・・・、御同輩・・・。
                            平太独白

by heitaroh | 2006-01-17 08:47 | 思想哲学 | Trackback | Comments(4)
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Commented by tokkey_0524zet at 2006-02-03 09:29
〝食う〟だけなら動物でも出来ますが「理想を持つ」事が出来るのは人間だけですね。
 「理想を掲げながら現実をも見つめてゆく」。本当に難しい事だと思います。(身に沁みて実感・・・。)
Commented by heitaroh at 2006-02-03 17:55
> tokkey_0524zetさん

私も、今日、改めて、身にしみました・・・。
道険しくて、波高しですね(笑)。
Commented by とがわ at 2019-06-20 11:58 x
大橋武夫氏の名言に惹かれて,こちらにお邪魔しました。

「まず旗を掲げよ」が人生を成功させる秘訣と共感しました。

またお邪魔します。

Commented by heitaroh at 2019-06-20 12:11
>とがわさん

大橋武夫氏はもう40年も前に愛読していた人で、最近はあまり目を通してなかったのですが、久しぶりに見てみたら、やはり、当時読んだのとはいささか感慨が違うようです。
もう少し経って、時間が出来るようになったら、またゆっくり読んでみたいと思っております。
よしなに。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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