先般、長いこと書きかけだった物をようやく脱稿し、今度は過去に会報誌などに寄稿した奇行・・・じゃなかった紀行文をまとめて小雑誌にすることを思い立ちました。
我ながら、まったく退屈しない性格です。
で、それに使用すべく過去の画像を探していたら、見つからず、あるのはガキの写真ばかり。
(そんなに昔の物じゃないんですが、みんなミニチュアみたいに小さい...。俺が大きくなったんだな...って違うか(笑)。)
どうやら、保存したのは媒体は今や絶滅危惧種の
MO・・・。
これが生産中止になっていると知らずに、そのまま、使っていました。
ヨドバシカメラに買いに行ったら、「生産中止」と言われ、「ホワイ!?」と言ったら、「さあ、今時、もうMOなんて使う人はいませんからね」と一言・・・。
今ある機械が壊れないうちにMOのデータをHDかCDに移さなきゃ・・・とと思いつつ、面倒くさくてまだやってません。
(若い頃と違って、年々、こういうことが面倒くさくなっています。)
しかも、肝心の探していたディスクだけが無い・・・。
ようやく見つけたと思ったら、どうやら、機械の中に入ったままで取り出せなくなっていたようで、やむなく、機械を分解し取り出し、再び、もう一台の機械で再生したところ、ディスクが傷ついているのか再生不能でまたもや取り出せないという悲劇。
助かったなあと思ったのがこのブログに投稿した画像。
これは閉鎖されない限り残ってますからね。
あと、それと、昔のパソコンの中に動画は残っていたので、そこからカットしたのが1枚。
(映像は静止画にした場合、画像ほどに写りがよくありませんね。今のはどうか知りませんが。)
まあ、これで何とか間に合わせましたが、もう、永久にあの時の画像は無いんだ・・・と思うと。
以前、新婚旅行から帰ってきた人が、「もう、現像などせずにそのままディスクに入れている。昔みたいに、イチイチ、アルバムに貼って見たりしないから・・・」と言われたことがあります。
昭和のアナログ親父としては、その話にいささか危うさを感じたのですが、今回、改めて、デジタルだから、
劣化せずに半永久的に保存できると考えるのは現代人の驕りだと実感しました。
いつまでも若いつもりでも、人間が老化するように、気がついたら保存媒体の変化についていけない。
デジタル過信するなかれの教訓。
平太独白