人気ブログランキング | 話題のタグを見る


熊本地震お見舞いとマスコミの対応に呈したい苦言
今回の熊本地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
私も隣県の福岡ということで色々とご心配の声を頂戴しておりますが、当家では時折揺れるものの、山積みの本すら落ちていないのが現状でして、当然、皿一枚割れておりません。
ただ、福岡も11年前に福岡西方沖地震に見舞われ、その際、苦い思い出があり・・・。

熊本地震お見舞いとマスコミの対応に呈したい苦言_e0027240_1813136.jpg
(震源に近い沿岸部(↑)でこそ被害が大きかったものの、車で5分の我が家は殆ど被害が無く、軽口を叩いていたら、我が家を通り越して、なぜか内陸で被害が出ており、えらく怒られました。)
従って、地震に関しては被災した人の感情を思うと、軽々なことは言えないな・・・と。
ところが、福岡市では先日も義援金払いに銀行に行ったら窓口が大混雑・・・。
(こんなのATMで振り込めるようにしてくれよ・・・と。)

熊本地震お見舞いとマスコミの対応に呈したい苦言_e0027240_18133793.jpg
また、一昨日の4/21にKITTE博多(↑)が開業しましたが、連日、大盛況・・・。
これを見ていると、本当にこれが同じ日本の出来事なのかと思えるほどに平穏な時間が流れており・・・。
ただ、同じ福岡でも久留米辺りはやはり車で寝泊まりしなければならないほどだったそうですし、熊本には友人も多く、これからの復興を考えると・・・。
何より、阿蘇湯布院はこれからが観光シーズン。
阿蘇のとても日本とは思えない、今にもそこから恐竜が出てくるんじゃないかと思われる風景や、杖立から耶馬溪に至る山水画を思わせる景色は本当に一見の価値があり、すべてが、従前どおりであることを祈ってやみません。

熊本地震お見舞いとマスコミの対応に呈したい苦言_e0027240_19104612.jpg
(↑探したけど、なかなか良い画像がなく。二年ほど前に湯布院のバーで飲んだ時の画像です。かなりいい感じでした。もちろん、色っぽい話は一切無しですよ(笑)。)

ただ、一つだけ思うのがマスコミの対応。
東日本大震災の時も思ったのですが、被害が顕著で映像受けが良い物ばかり何回も流さないで、もう少し、この地域は被害が軽微とか、あの映像を裏側から見たところです...とかやって欲しいんですよ。
(こんな時にインパクトが有る映像を探してチャンネル変えるやつもいないように思うんですが。)
まあ、民放はそうも行かないにしても、NHKはこういう時に、民放の尻馬に乗って視聴率争いする必要はないように思うんですよね。
また、かえって、ソッチのほうがこういう時には他局と差別化されるし、何より、堅実な放送姿勢が共感を呼んで視聴率が上がるように思うんですが。

熊本地震お見舞いとマスコミの対応に呈したい苦言_e0027240_1931060.jpg
(↑熊本佐敷城跡。もっと何か無かったかなあと思ったのですが、まさか、こんなことになるとは思ってなかったので・・・。)
熊本県北部の小国町(阿蘇市の北)の友人に聞いたら、「阿蘇地域全体を見ると、観光業についてはインフラ整備が追い付きましたので、あとは遠のいた客足が回復する策を考える段階に来ております。」とのことでしたので、近々、行って来ます。
                       平太独白
by heitaroh | 2016-04-23 17:35 | 時事問題 | Trackback | Comments(4)
Commented by sakanoueno-kumo at 2016-04-26 21:22
まったくもってそのとおりですね。
おばあちゃんの救出劇を中継したからといって、被災者の何に役立つのでしょう。
被害者の方々をただただ可哀想と同情するだけのマスコミには(とくにTVですが)、ちょっとウンザリです。
あと、しつこいほどのヘリからの中継も。
わたしも阪神のときに経験していますが、一日中上空をヘリが飛んでいると、頭が痛くなります。
もっと、被災者に役立つ情報を流してほしいですね。
Commented by heitaroh at 2016-04-28 18:15
< sakanoueno-kumoさん

でしょうねえ。
私はACのCMでも耳につきましたから。

ただ、民放はまだわかるんですよ。
元々、そういうものなんですから。
でも、NHKまでが民放と一緒になって、こういう時に視聴率争いに加わる必要はないように思うんですよね。
もう少し、どうにかならないのかと。
Commented by at 2016-05-01 23:26 x
関東のテレビ局は特に、地方の話題は「事件」か「災害」。
自分が福岡いた時は毎日今日感テレビだったから何とも思わなかったけど、関東局しか見れなくなれば、こんなにも地方都市に対する情報操作があるものかと唖然としました。

多くのマスコミは被害を報道すればいい事をしたと勘違い。本当はどうでもいい事が丸見えなんですよね。

本当は熊本のイメージを復帰させる報道が第一優先なのに…。

それに福岡市も事件しか話題がない。だから今はテレビ切ってます…(´;ω;`)もう時期福岡に再移住して新生活を送りたい!
Commented by heitaroh at 2016-05-04 14:38
民放はまあ、わかるんですけどね、NHKまでが同じことしなくてもいいだろうと。
まあ、結局、東京もイチ・ローカルだということですよ。
むしろ、東京でソフトバンクホークスの中継をやっていたのに驚きましたが(笑)。
<< 「デジタルを 過信めさるな ご... 才人の母が言う「人生は長い、ゆ... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
ライフログ
最新のコメント
sakanoueno-k..
by heitaroh at 19:20
おっしゃる通りですね。 ..
by sakanoueno-kumo at 14:59
> sakanoueno..
by heitaroh at 18:01
堀で防御を固めたような大..
by sakanoueno-kumo at 15:36
> sakanoueno..
by heitaroh at 11:34
> sakanoueno..
by heitaroh at 11:24
おっ! ここ行かれたん..
by sakanoueno-kumo at 22:00
なるほど。 そこまでは..
by sakanoueno-kumo at 21:49
> sakanoueno..
by heitaroh at 18:13
おっしゃるとおり、悪人と..
by sakanoueno-kumo at 13:53
> sakanoueno..
by heitaroh at 11:42
案外、美魔女妻に叱られて..
by sakanoueno-kumo at 21:20
> sakanoueno..
by heitaroh at 19:43
だけど、黒木華ちゃんって..
by sakanoueno-kumo at 10:59
> sakanoueno..
by heitaroh at 18:21
検索
タグ
(67)
(56)
(55)
(53)
(51)
(46)
(43)
(42)
(42)
(36)
(33)
(32)
(31)
(31)
(30)
(28)
(27)
(27)
(26)
(26)
(25)
(24)
(24)
(24)
(24)
(23)
(22)
(21)
(21)
(21)
(21)
(20)
(20)
(19)
(19)
(18)
(18)
(17)
(17)
(17)
(17)
(16)
(16)
(15)
(15)
(15)
(14)
(14)
(14)
(14)
(14)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
カテゴリ
以前の記事
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧