盆休み最後のこの土日、かねてより行ってみたかった「山鹿灯篭祭り」に行ってきました。
私、祭りというのは色々行ってみたいんですが、恥ずかしながら博多祇園山笠を別にすると、秋田の竿燈祭りしか行ったことがなく・・・。
どこも、自分の所に来てください!とアピールする割には、とかく、祭りというのは他所から行く人間にとってはわかりにくいことだらけんですよね。
つまるところ、ぶらりと出掛けて見れるのか?ってこと。
一番、最悪なのは、行ってみたら、「突然来ても・・・ねえ」で、結局、遠くから人の頭しか見えなかったで、その上、大渋滞で帰れず・・・ってことにならないかってことで、もうちょっとその辺を報知してくれればもっと行きやすくなるんですけどね。
で、今回、前々日にふと思いついて、そっち方面の友達に無理を言って行ってきたわけです。
山鹿灯篭祭りというのは今回、私も初めて知りましたが熊本県の北部、福岡県との県境に位置する
山鹿市という所の祭りで、画像の通り、女性が頭に灯籠を飾って舞うのが特徴的な祭りなわけです。
私もかねがね、絵葉書とか観光案内などでは見たことがありました。
で、まず、頭の上のこの灯籠、知人に画像を見せたところ、「また、重たそうな物を・・・」と言われましたが、実はこれ、専門の職人が作っている紙で出来た物で重量は100gも無いんだとか。
ただ、それだけに雨に弱く、(これがまた、どういうわけかこの季節、よく雨が降るんだとか。)あまりに激しい雨が降ると中止になってしまうとか。
(↑お姉さんたちに混じって小学生の祭りデビューなんだとか。こういうのを見ると、地域の繋がりを無くしてしまった
博多駅前人としては心から、「いいよなあ」と思います。)
で、この祭りのハイライトがこれ(↑)。
千人灯籠というそうですが、さすがにこれだけの数が頭に灯籠乗せて舞うと壮観でしたよ。
で、途中で「まもなく雨が降りますので灯籠にビニールをかけてください」とのコールが流れて少ししたら見事に雨。
最近の予報技術の正確さを改めて認めたけど、濡れながらの踊りは大変ですよ。
で、また少ししたら雨が上がり、終盤になると、この壇上の人達だけには「ビニールをとってください」のコール。
ちなみに、灯籠が金色が修行中で、銀色がプロ(保存会)なんだそうで、その中でもこの壇上に上がっている人たちはエース級なんでしょうね。
さしずめ、我々の時代では、
柴田、高田、王、長嶋、末次、黒江、土井、森、堀内、高橋一という辺りがここにいると想像すればわかりやすいんでしょうか。
・・・たとえが、おっさん臭かったですね(笑)。
平太独白