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赤穂浪士討ち入りと衆議院選挙の日に思う原初の人口分布
赤穂浪士討ち入りと衆議院選挙の日に思う原初の人口分布_e0027240_1710447.jpg「先生と
 呼ばれて背負う
  床柱
任に非ずと
  我ぞ良く識る」
   平太郎


気がつけばいつのまにやら12月も半ば。
今年一年も終わりですね。
毎年、同じことを言ってるような気がしますが(笑)。

で、少し早いかもしれませんが、今年一年を振り返ってみますと、まず、何と言っても大河ドラマ「軍師官兵衛」の恩恵に預かった一年だったと言えるでしょうか。

おかげさまで拙著黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望増刷の栄に預かり、また、幾つか講演などもさせて頂くなど、ちょっとばかり忙しくさせていただきました。
で、上述の句は講演の後の宴会に参加させていただいた折、柄にもなく、「先生」と呼ばれて上座に座らせていただいた時の句です。
大変、光栄なことなのですが、やはり、「先生、あなたはか弱き大人の代弁者なのか~♫」と歌ってる方がお似合いの私にはどうにも・・・(笑)。

で、今日は赤穂浪士の討ち入りの日・・・であると同時に、衆議院選挙の日でもありますよね。
選挙区の割り振りで違憲判決などが出ましたが、そもそも、ああいう物を政治に任せておくこと自体、無理があるんですよ。
まずもって、選挙区なんてものがあるから「地盤」なんて物が派生するわけで、あんなもの、当事者に任せておかずに司法がフレキシブルにその時、その時で変えていくべきだと思います。
次も選挙区になるかどうかわからない所に利益誘導しようとも思わないでしょう。

で、この点で思い出したことがあります。
明治23年(1890)、我が国で初の衆議院選挙が行われた際、議席定数300を人口に応じて各府県に割り振ったそうで、この時、首都東京府の12人、大阪府10人を超える13人の定員を得た県があったとか。
つまり、人口最大県ということですよね。
それが新潟県だそうで、明治21年の統計によると新潟県の人口は166万人で全国1位。
でもって、2位兵庫県、3位愛知県で、4位東京府で135万人、大阪府は124万人で6位だったとか。
これがある意味、日本の原初の人口分布だったんだなと。
もし、マッカーサー様が来られなかったら、これ、どの程度変わったんだろうなという気はしますが(笑)。
                             平太独白
by heitaroh | 2014-12-14 18:09 | 政治 | Trackback | Comments(2)
Commented by sakanoueno-kumo at 2014-12-15 11:52
わたしも、今年はブログをアップするにあたって、池田先生の著書を、幾度となく参考しさせていただきました。
お世話になりました!先生!(笑)
Commented by heitaroh at 2014-12-15 23:35
いやあ、それは危ない。だって、私が貴兄の記事を頼りにしていたんですから(笑)。
こちらこそ、大変、お世話になりました。

PS 先生はいいですよ(笑)。本当に任に非ずと実感しておりますので🎵
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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