改革者にとって、もっとも必要な要素、それは「辛抱」である。
改革とは快刀乱麻のように一刀両断にやることと思いがちだが、日本社会では、そうあるのは難しいし、うまくいっても多大な反発・・・ひいては、反動を招く。
その為、必要な粛正は極力最小限に抑え、かつ、少しでも多くの人に納得させる必要がある。
それゆえにこそ、改革者に必要な資質は辛抱なのである。
小泉純一郎総理はよく辛抱してあると思いますが、如何でしょうか・・・?
小泉総理に限らず、
地方自治体の
首長もよく辛抱している方も決して少なくないように見受けます。
自治体の中には、赤字にあえぐところも決して少なくないようですが、自治体も倒産状
態になると
財政再建団体として、
自治省(今何でしたっけ?
国土交通省ですよね・・・。)の管理下に置かれるんでしょう?
と言うことは、当然、議会は
停止に追い込まれ、議員の
身分、特権、歳費などといったことも停止されるんでしょうね?
それなくしては、旧自治省の管理というのも意味ないんじゃないですか!
どこかの自治体では議員たちが「自力再建を目指すよりも倒産した方がよかった。」などと言ってました。
本末転倒ではないですか、これは・・・。
自治体が倒産したら、議員も失業すると思うから、初めて、倒産だけは食い止めようと改革に協力するんじゃないですか?
自治体は倒産しても、議員の身分だけは残るのであれば、自治体予算削減など、出来た話じゃないような気もするのですが。