昨日の続きです。
上の画像(↑)は
キャナルシティの中ほどまで進んで振り返った、つまり、
鉢の底川の上流側を見たものです。
つまり、昨日までの地点を振り返って見た物ですね。
で、川はこの道に沿って・・・というよりも、道がこの川に沿って蛇行しながら進むわけですが、もう少し進んで振り返った物がこちら(↓)・・・です。
明らかに蛇行しているのがおわかり戴けると思います。
ちなみに、我が家が
博多駅前三丁目ではなく、
下人参町であった時代、この辺は
瓦町と呼ばれ、
旧国鉄博多駅からの旅行者が泊まる為の旅館街(ビジネスホテルなどではなく、旅館です。)でした。
さすがにこの一帯にはもう見ることは出来ませんが、少し先には今もまだ、往時を忍ばせる旅館を見ることができます。
昭和30年代はまだ、飛行機など一般的ではありませんし、新幹線も博多までは開通しておりませんでしたので、東京などからだと寝台車の車中泊で24時間くらいかかって到着するわけで、旅館について荷解き(まさしく、この表現がぴったりかと。)した時には、皆、ホッとしたでしょうね。
もう、さすがに今は無くなってしまったと思いますが、少し前までは「ビジネスホテルよりも馴染みの旅館が良い」と言って利用しているおじさんがいたようで、何か理屈抜きに「良いなあ」と思いましたね。
で、この画像(↓)は上の画像の撮影地点から180°反転した物。
矢印の方向に川は流れておりました。
で、となると、当然、ここ(↑)に突き当たるわけですね。
この建物が何かというと、ポンプ場でして、裏から見るとこう(↓)なっています。
以前、拙ブログ、博多駅前史の中でも書きましたが、ここが出来たのは昭和20年台後半。
終戦からいくらも経っていない時代に良くぞこんな物作ったよなあ・・・と。
つまり、一帯は元々、陸地よりも水面の方が高いような所でしたので、一旦、ポンプで汲み上げて那珂川に排水しているわけですね。
これ(↑)が排水口、つまり、鉢の底川のなれの果て・・・です。
平太独白