昨日の続きです。
←この道路がかつての国鉄線路です。
この奥の方を鉢の底川は横切っていたわけです。
ちなみに、少し微妙に右カーブしているのがわかると思いますが、これは、当時は、右側に旧博多駅があったからで、この先で大きく90°曲がっている為、少しでも急角度を緩和させようという意図があったのでしょう。
(野球の走塁で、勢いを落とさないままでベースを周る時など、一旦、外に大きく膨らんで次の塁を目指しますよね。あれをイメージしてもらえれば良いでしょうか。)
従って、当時は良く、スピードを落としきらないままにコーナーに突っ込んで脱線・・・というのがあったとか。
まあ、後に博多駅が現在地に移転する理由の一つにもなったそうですが。
で、話を元に戻しますと、現在、ビルが建っている区画の下を通りぬけ、キャナルシティ近くに姿を現した鉢の底川はこちら(←)の矢印の付近で、道なりにこの国鉄線路跡と交わり、そのまま、ご覧のとおりに左へとカーブして方向に流れておりました。
(昔、良く数学で使っていたエックスの筆記体「)(」の形が一番適切なのですがもう変換も出ないんですね。)
つまり、現在ここに写っている大通りはかつての国鉄線路でして、今では左側に緩やかに直進しているように見えますが、当時は右折しており、逆に、左にカーブしながら直進している現在の道が鉢の底川の名残なんです。
で、この画像の矢印の先端部分から90°右を向いた画像がこちら(↓)。
つまり、国鉄の線路が続いていた方向で、従って、この先が旧博多駅です。
(青い矢印がかつて鉢の底川が流れていた部分。)
で、視線を再び、正面に戻したところがこちら(↑)。
右の緑が第二キャナル、道路を挟んで左奥に見えているのが第一キャナルですね。
・・・ですねと言いながら、実は私、第二キャナルは出来てから2回くらいしか行ったことがありません。
だって、おっさんには用がないんだもん・・・。
で、たぶん、次回最終回大団円へと続く・・・たぶん。
平太独白