人気ブログランキング | 話題のタグを見る


喪中葉書に見る、名僧 仙崖和尚と「太陽にほえろ」的考察。
喪中葉書に見る、名僧 仙崖和尚と「太陽にほえろ」的考察。_e0027240_18235697.jpgちらほらと、喪中の葉書が届く季節になって参りましたね。
いかがお過ごしでしょうか?

で、先日、そのうちのひとつに、私と同年配の方からのモノがあったのですが、よく見ると、「妹が亡くなった」ので・・・という旨が書いてありました。

ご病気だったのか、お子さんやご主人などいらっしゃったのか・・・。

詳細は存じ上げませんが、親ならまだしも、弟、妹や子供などに死なれるのは、ちょっと、やりきれないものがありますね・・・。

博多には、仙厓という名僧が居ます。
寛延3年(1750年)、美濃(岐阜県)に生まれ、39歳の時に博多に来て、そのまま、天保8年(1837年)に88歳で亡くなっている人物ですが、この方は、一方で、書や絵の大家としても存命中からすでに有名だったようで、あるとき、知人から、「孫が出来たので、ひとつめでたい言葉を書いてくださらんか」と言われたとか。
すると、和尚、さらりと、「父死ぬ、子死ぬ、孫死ぬ」と・・・。
「これの、どこがめでたいとですか!」と色を為す知人に、仙厓さん、にっこりと微笑んで、「これが一番、めでたい。この逆こそが一番の不幸である!」と言ったといいます。
つまり、この順番に順序正しく死んでいくことこそが一番の幸せであり、逆の順に死んでいくことこそが不幸の極みだというわけです。
これは、ひどいようですが、この年になってくると、良くわかるような気がします。
親が死んだからと言って、別に悲しむ必要はないわけです。
それが物の順序なんですから。
でも、孫が先に死に、子が次に死に、それから自分では、とてもじゃないですが辛すぎます。

仙崖さんは、博多では、「和尚」だとか、「住職」などというよりも、ただの「仙崖さん」で親しまれてり、また、いずれご紹介することもあるでしょう。
が、最後にもうひとつ、この方自身が亡くなるときのエピソードです。
いざ、亡くなられる!というときに、弟子たちが、 「何か一言、ご遺戒を頂戴したい!」と言うと、それに対し、仙崖さん、一言、 「死にとおない、死にとおない」と言ったとか・・・。
弟子たち、皆、顔を見合わせ、「名僧なんだから、もう少し、何か良いことを仰って下さいな」と、再度、お願いしたところ、今度は、「ほんまに、ほんまに」と(笑)。
幕末の英雄、勝 海舟は、死ぬときに、「これにておしまい!」と言ったといいますが、これに通じる物があるのでしょうか。
願わくば、我が末期もこうありたいと思っておりますが・・・。

で、昔、「太陽にほえろ!」という番組で、刑事役の人気俳優たちが次々と殉職という形で番組を去っていきましたよね。
未だに「懐かし・・・」番組で流されていますので、ご記憶にあるかと思います。
以前、私なりに松田優作の純色シーンで考えた展開がありました。

「私なら」・・・、番組の始め辺りで、何かちょっと腹が痛いと言っていたのが、そのうち、犯人を追いかけて、そして、激しい銃撃戦、もうだめだ!絶体絶命!が意外に傷一つ無く片づき、ホッとして、我に返ったところで、また、腹が痛くなってきて入院。
「盲腸です。すぐに手術を」と言われ、担架で手術室に運ばれるときに、松田優作が、「怖い怖い。行きたくないよ」を連発。
それを見て、「あいつが・・・!」、「たかが、盲腸だぜ!」と言って、笑い転げるゴリさんたち仲間の刑事たち。
ところが、長引く手術。
で、一人、本署で待ち続けるボスのもとへ電話が入り、あの顔のアップから、「何!死んだ?!」と言って電話の向こうで「盲腸が腹膜炎を併発して・・・」という声のまま、ここで、茫然とする刑事たちのシーンのまま、「チャチャチャ~ン♪」のエンディングテーマへ!

私的には、これで行きたかったですね。
如何でしょうか、御同輩!
                            平太独白
by heitaroh | 2005-12-06 00:35 | 思想哲学 | Trackback(1) | Comments(8)
Commented by skwakasaman at 2005-12-04 20:28
字のサイズが大きくなり大変読みやすくなりました。
おっしゃるとおり歳の順番に片づけばいいのですが神様はたまにいたづらしますね。
私も母より姉が先でしたからよくわかります>。
へいたろうさんの記事のたとえがいがいな方向へいくのでいつも目を離せません。
「太陽にほえろ」懐かしい番組でした。

Commented by へいたらう at 2005-12-04 21:32
>skwakasamanさん

いつもご丁寧なコメントありがとう御座います。
私もこのフォントが小さいのが、ずっと、気になっていたのですが、別で作ったブログで、フォントを大きくするものがありましたので、それをこちらで応用してみた次第です。
ただ、いちいち、それをコピーして貼り付けなければならないので、ちょっと、面倒くさいと言えば、面倒くさいのですが・・・(笑)。

「太陽にほえろ!」ご覧になっておられましたですか?
私は最近、特捜最前線を見てます。
なかなか、刑事ドラマにしては重い番組ですよね。
何せ、嫁のいとこが出てるもんで・・・(笑)。
Commented by mayu。 at 2007-02-19 23:58
はじめまして^^
仙崖さんの記事が載っておりましたのでTBさせて頂きました。
ご不快でしたら どうぞ消去してください。
m(_ _)mぺこり
Commented by heitaroh at 2007-02-20 10:27
<mayu。さん

初めまして。
コメント有り難う御座いました。

TBも頂いたようですが、どういうわけか、入ってませんでした。
申し訳ありませんでした。

仙崖さんをご存じとは、なかなかに、マニアですね(笑)。

これに懲りず、よしなに。
Commented by otomi_2 at 2007-02-20 21:36
はじめまして。otomiです。
TB有難うございました。

狭いエリア(シニアネット)でやり取りしている者で、吃驚しました。
因みに今生の別れの言葉はきめています。
「なかなか面白い人生だったわ、ありがとう」です。

毎回投稿でフォントサイズを指定してらっしゃるようですが・・・
設定→スキン編集→現在使用中のスキンの「編集」→「CSS編集」
上から3行目→BODY,TD,DIV,LI { FONT-SIZE : SMALL;を
BODY,TD,DIV,LI { FONT-SIZE : 14px;に変更→保存
でサイズが14pxに固定されます。お試し下さいませ。
Commented by heitaroh at 2007-02-21 14:25
<otomi_2さん

始めまして。
コメントありがとうございました。

私も今生の別れの言葉はきめています。
「ちょっと行ってくるよ」です。

サイズ固定ですが、言われたとおりにやってみたのですが、どうも、うまくいきませんでした。
要はSMALLを14pxに書き換えれば良いだけですよね?
ATOKを使っているのですが、何か、その関係とかあるのでしょうか?
終わった後は、IMEに変わってましたので・・・。

ちなみに、どうして、毎回投稿でフォントサイズを指定していることがばれたのですか?
満足な知識もなく、やっておりますので、お見苦しいかと存じますが、今後とも、よしなに(笑)。
Commented by mayu。 at 2007-02-24 01:25
こんばんは、へいたろうさん。
TB、再度挑戦してみました。結果はご覧のとおりです。^^
Commented by heitaroh at 2007-02-24 11:20
<mayu。さん

無事、TB出来て何よりです(笑)。
今、少し、忙しいので、落ち着きましたら、また、覗かせて頂きますね。
<< 藤堂高虎に見る「一芸」か「オー... 二日酔いにみる撤退と転進の大本... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
ライフログ
最新のコメント
< sakanoueno..
by heitaroh at 11:21
< sakanoueno..
by heitaroh at 11:16
お説ごもっとも! 戦争は..
by sakanoueno-kumo at 10:50
ご無沙汰しておりました。..
by sakanoueno-kumo at 10:46
<sakanoueno..
by heitaroh at 18:10
ご無沙汰しております。 ..
by sakanoueno-kumo at 13:01
< hibiscus20..
by heitaroh at 18:09
継続は力、努力素晴らしい..
by hibiscus2025 at 19:25
sakanoueno-..
by heitaroh at 20:17
遅ればせながら20周年お..
by sakanoueno-kumo at 19:45
< hibiscus20..
by heitaroh at 11:57
今晩は!何とも女性にとっ..
by hibiscus2025 at 22:47
>sakanoueno-..
by heitaroh at 01:40
こんばんは。 今年は喪..
by sakanoueno-kumo at 22:12
> hibiscus20..
by heitaroh at 19:10
検索
タグ
(67)
(56)
(56)
(53)
(51)
(46)
(43)
(42)
(42)
(36)
(33)
(32)
(31)
(31)
(30)
(28)
(27)
(27)
(26)
(26)
(25)
(24)
(24)
(24)
(24)
(23)
(22)
(22)
(21)
(21)
(21)
(20)
(20)
(19)
(19)
(18)
(18)
(18)
(17)
(17)
(17)
(16)
(16)
(16)
(15)
(15)
(14)
(14)
(14)
(14)
(14)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
カテゴリ
以前の記事
2026年 01月
2025年 12月
2025年 11月
2025年 10月
2025年 09月
2025年 08月
2025年 07月
2025年 06月
2025年 05月
2025年 04月
2025年 03月
2025年 02月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧