昨日の続きです。
突然ですが、鉢の底川はここ(↓)で途切れます。
この先はどうなっているのかはまったくわかりません。
左へ曲がって、マンホールに流れ込んで
那珂川に注いでいるのか、あるいは右へ曲がって
御笠川に注いでいるのか。
距離的には那珂川の方が近いのですが、そちらには間に
新幹線や
JRなどが走っており、さらに、その先にも水路らしきものは見られません。
対して、御笠川の方は距離は遠いものの、途中、遮るような物はなく、少し先から水路が顔を出しています。
ともあれ、現在、どちらの方へ排水されているかを確かめるのは本来の目的ではありませんので、それは捨ておき、かつて、流れていた方向(↓)へ足を進めてみることにしました。
すると、その先はまだ、しっかり蛇行しながら、これ(↓)に出ます。
もちろん、私は子供の頃からよく知っている
美野島と
宮島の交差点を結ぶ立体交差、
宮島跨道橋です。
で、改めて考えてみると、これは
国鉄博多駅が現在地に移転したことに伴い、国鉄線路を道路が交わす目的で出来たはずで、だとすれば、博多駅が移転したのが
昭和38年・・・。
私の記憶では、確か、小学校に上がった頃にあったはずだぞ・・・と。
で、そこまで考えて、思わず、「あ、これを作ったから、鉢の底川はここから先を潰したのか・・・」と。
つまり、これを作ったからここまで暗渠で来た川を、東か西に逃さなければならなかったわけで・・・。
逆に下流は、上流からもう、水が流れてこない以上、もう、暗渠にする必要もなかった・・・というわけですね。
まあ、確かにそう言われてみれば・・・と。
次回に続きます。
平太独白