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ALWAYS 駅前三丁目の夕日3 耐震偽造にみる職人気質
親愛なるアッティクスへ

耐震強度偽造事件ヒューザー小島社長というスターの登場ですっかり、ワイドショーネタになった観がありますね。
シノケンが一番、喜んでいるんじゃないでしょうか?
まったく、目立ちませんからね(笑)。
ちなみに、シノケンの本社があるところは、以前はオウム真理教道場でした。
つくづく・・・、いや、何でもないです(笑)。

さておき、この件では、当ブログでも、すでに3回も触れましたので、これ以上、あまり掘り下げるつもりはなかったのですが、この問題が語られるとき、ワイドショーなどで、コメンテーターや有識者などから、度々、あるひとつのセリフを耳にしました。
それ即ち、「昔は・・・」という言葉です。
「昔は職人気質だったから、こういう問題は起こらなかった。」、「昔は、その家が、誰の仕事かわかったから、手抜きはなかった。」「昔と違って、今や、職人気質という言葉が死語になった。」などなど。
でも、私に言わせれば、「職人気質」ってものも過大評価されているように思えますし、「手抜き工事」って言葉だって、生まれたのは最近のことではないですよ。
何より、一戸建てならともかく、今、問題になっているようなRC(鉄筋コンクリート)の物件なんかは、戦前からゼネコンの仕事です。
技術革新がそれほど激しくなかったことと、終身雇用制がしっかりしていた為に余り問題にならなかっただけで・・・。

この点、当家は代々大工の棟梁でしたので、昔の職人や施主というものが、どういうものだったのか、色々と聞いております。
コストダウン圧力などと言うのも、何も今に始まったことではなく、「施主から値切られる」から、大工の方も儲けを残す為に色々、やったとか。
知り合いの職人がよく言ってましたよ。
金を出せば、いくらでもいい建物を建ててやるよ。金を出さなければ、こっちだって、ただ働きするわけにはいかないんだから、どこかで調整しなければならないことになる。つまり、それなりの建物になるってことさ。」と。

一方で、施主の方もしたたかで、夜間に、柱や板などが本当に見積の数だけあるかどうか数えて廻ったとか、「あの人はまだ、職人じゃなくて弟子(見習い)」という理由で、支払を値切ったり・・・ということもあったらしいです。
(ある職人は、初めて弟子に上がったとき、棟梁から「床屋に行け。」と言われたとか。親切心でも何でもなく、丸坊主では弟子の手間賃しかもらえないから、少しでも職人に見せる為・・・だったそうです。)
また、職人といえば、皆さん、「自分の仕事には誇りを持つ」とか、「口は悪いけど、気はいい職人さん」というものをイメージしておられるようですが・・・、何の何の!この点は、私は身を持ってよく知っております。
最近でこそ、あまり見かけなくなったようですが、昔の職人の困ったところは、人の道具などをすぐに盗むんですよ。
言ってみれば、「職人の魂」を盗まれる方が悪い!ってことでしょうが、今の時代に、これをやられると本当に困りましたよ。
ちゃんと管理しているのを持って行くんだから・・・。

何でもかんでも、過ぎ去ったら美しく思える。
ALWAYS・・・如何でしょうか、御同輩。
                                 平太独白
by heitaroh | 2005-12-01 08:01 | 時事問題 | Trackback(4) | Comments(0)
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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