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老後の本棚
親愛なるアッティクスへ

先日、たまたま、友人からチケットをもらったので、息子を連れて、サッカー、アビスパ福岡の試合を見に行ってきました。
(サッカーファンの方、すみません。どうしても、世代的に野球の方が馴染みが深く・・・。)

老後の本棚_e0027240_15415032.jpg

ところで、私は物心付いた頃から、本が好きでしたので、今でもかなりの数の蔵書類を所有しておりますが(もっとも、玉石混淆!学術本からマンガ、**本まで・・・。)、ただ、家内などは、この点にはまるで理解がなく、私が死ねば、如何に貴重な蔵書類と言えども、間違いなく、「燃えるゴミ」行きとなるでしょう(泣)。
家内はこともなげに言います。
「一回読んだらもう読まないでしょ。だったら捨てれば置き場所取るのよねー。それに次から次に新しいの買うわけでしょ。増えるんなら減らしてよ。
・・・確かに家内の言い分にも一理あります。
一度読んだのを、また、引っ張り出して何度も読むかと言えば、「否」であり、とすれば、増えていく蔵書類・・・。
決して広いとは言えない我が家と、「収納」という言葉が辞書にない家内を考えたなら・・・。

でも、私は蔵書類を捨てません
なぜか。
それは、「老後」の為です。

以前、誰かのコラムで読んだのですが、(その方は間もなく、定年を迎えるような年配の作家か何かだったと思うのですが、)曰く、「私はまもなく老後になる。老後になれば、考えていることがある。それは、若いとき読んだ本をまた引っ張り出してきて、再び、それを読み返そうと思っていることだ。当時と今とでは、同じ本を読んでも違う感慨があるだろうし、その本に対する思い出もあるだろうから、『この本を読んだときは、あそこに通っているときだったなー。』、『この本を読んでいたときは、あんなことがあったんだよな・・・。』などといって当時の思い出もよみがえるかもしれない。そう思って、私はこれまで読んだ本を、捨てずに持ったままにしている。」という意味のことが書いてありました。

私も今は、残念ながら、昔の本を資料という意味以外で読み返すことはありません。
それは何より、一度得た知識を確認するという作業よりも、まだ、新しい知識、知らない知識といった未知の領域というものを自分が求めているからなのだろうと思います。
しかし、もう、新しい知識を得ることを必要としなくなったとき、私は昔読んだ本を本棚から取り出して、改めて読み返してみたいと思っています。
もう、そんなに遠い話でもないでしょうから・・・。
あるいは、かつての本だけが、私の老後の無聊を慰めてくれることになるかもしれませんし・・・。

「滑稽でしょ若い頃♪笑い話に涙が一杯♪涙の中に若さが一杯♪」
私も島倉千代子「人生色々」の歌詞が理解できるような年になりつつあるようです。

ということで、奥さん、あまり、私の蔵書類を邪険にしないでください・・・(泣)。
                         平太独白
by heitaroh | 2005-11-25 15:23 | 思想哲学 | Trackback | Comments(4)
Commented by ヵヮィィ☆ブログランキング at 2005-11-25 15:49
突然のコメント失礼します。
この度、新規にブログの検索&ランキングサイト立ち上げました。
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Commented by heitaroh at 2005-11-25 15:55
>ヵヮィィ☆ブログランキング さん

せっかくですが・・・。
Commented by iroha at 2005-12-05 22:08
うんうん、捨てられないものってありますよね。

同じく二度読むことは少ないのですが、マンガはほとんど売ったりあげたりしちゃったなぁ。
私の場合CDとかレコードが捨て切れません。本は小説とかは売ったりするのですが教科書とか学術関係だけとってあります。

自分が手元に残しているもので共通するのは、「結末の無いもの」ということだと思います。
Commented by へいたらう at 2005-12-06 11:01
>irohaさん

私も、CD、レコードはもっと、捨て切れません(笑)。
<< 大相撲九州場所は博多に年末が来... 中山素平翁に見る「男の顔は領収書」 >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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