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歴史に残る今年の大河ドラマを語って今年を終えるの巻。
歴史に残る今年の大河ドラマを語って今年を終えるの巻。_e0027240_1483915.jpg
先ほど、ちと、所用があり、福岡城の近くまで行って来たのですが、福岡市内では、この冬初めて(?)のが舞いました。
まあ、東日本の皆さんに比べれば、ちゃんちゃらおかしいというような雪なんでしょうけどね。

ところで、私の今年一年はと言えば、とにかく、「忙しい」の一言につきました。
今も、年末年始は関係無いですよ。
むしろ、この間にどれだけ、こなせるかなと危惧しているくらいでして・・・。

「仕事中 普通に聞いてる 除夜の鐘」 梁庵平太

さすがに、そんなことにはならないだろうとは思っているのですが・・・。

歴史に残る今年の大河ドラマを語って今年を終えるの巻。_e0027240_14412836.jpg
最後に、著しい不評に終わった今年の大河ドラマ「平清盛」に敬意を評して、壇ノ浦こと、関門海峡の画像です。

本当は壇ノ浦の戦いの回ではもう少し、取り上げてみたかったのですが、あまりにもその部分はあっさり終わってしまいましたので・・・(笑)。
ちなみに、このドラマは前半はあまりにもつまらなくて、結構、早送りで見ていたのですが、後半は割りと面白かったですよ。
やはり、こういう物は、スタートダッシュで躓くと、その後、盛り返すのは容易ではないということなんでしょうね。

歴史に残る今年の大河ドラマを語って今年を終えるの巻。_e0027240_1451535.jpg
(↑平知盛?だったかの墓を祀る神社。)

で、私がもっとも、落胆したのはこのドラマが「清盛落胤説」を採っていたことでした。
「龍馬伝」がかつての、「竜馬がゆく」と異なり、それなりに、大筋の部分では史実を取り込んでいたので、結構、期待していたんですけど、落胤説も含め、多くが、「新・平家物語」そのままでして・・・。
まあ、落胤説については、天皇家に弓引いた人を採り上げているわけですから、現代でも未だに何かと難しい人たちを刺激することを考えれば、壬申の乱同様に、天皇家同士の諍いということにする必要があったのでしょう。
でも、理解できないのが、わざわざ、同性愛だの、不倫だの、果ては近親相姦もどきのような物まで入れる必要があったのかということです。
ま、そうは言っても、ある意味、不評という点では歴史に残る大河ドラマとなったわけで、中途半端ではないところは「らしい」といえるのかもしれませんね。

ということで、どなた様も今年一年、お世話になりました。
良いお年をお迎えください。

親愛なるアッティクスへ
                                         平太独白
by heitaroh | 2012-12-31 12:49 | 文学芸術 | Trackback(1) | Comments(2)
Tracked from 坂の上のサインボード at 2013-01-05 18:14
タイトル : 平清盛 総評
 2012年NHK大河ドラマ『平清盛』の全50話が終わりました。ブログで大河ドラマのレビューを始めて4年、私自身の率直な感想をいえば、近年(今世紀)の大河作品の中では三本の指に入れてもいいほど優れた出来だったと思っています。しかしながら世間の評価は私とはどうも違ったようで、大河ドラマ歴代最低の視聴率を記録したそうですね。そんなこともあってか、巷では本作品を酷評する記事が乱立していました。歴史ドラマといえどもドラマである以上、大衆娯楽ですから、視聴率をひとつの指標として評価することは間違っていないと思い...... more
Commented by sakanoueno-kumo at 2013-01-05 18:12
歴代最低視聴率となってしまった平清盛でしたが、私にとっては「名作」とまではいかなくとも「良作」ではありました。

>わざわざ、同性愛だの、不倫だの、果ては近親相姦もどきのような物まで入れる必要があったのか

たしかに、いろんなエピソードを丁寧に描きすぎたことで、かえって何が何だか分からなくなっちゃった気がしましたね。
ただ、いくら低視聴率だったからといってセットなどお金のかけ方が前半にくらべてあからさまに削られた感があったのは、残念でした。
近年の作品の場合、最終回は必ず拡大版でしたが、本作は通常時と同じく45分で、おそらくそのために壇ノ浦までの経緯が大幅に削られたのでしょうね。
本来、視聴率を気にせず作品づくりを出来るのがNHKのはずなんですけどね。
Commented by heitaroh at 2013-01-07 14:06
<sakanoueno-kumoさん

私は前半はあまり面白く感じませんでしたが、でも、ああいう素描に制約が多い時代を描こうとすれば、どうしてもああいう形に持って行かねばならないという点は致し方なかったでしょうね。

>本来、視聴率を気にせず作品づくりを出来るのがNHKのはずなんですけどね。

まったく同感です。
最近のNHKは民放と同じ土俵の上で相撲を取り過ぎます。
大河ドラマもすっかり、オンナ目線に占領されてしまった観がありますからね。
その点、「徳川慶喜」なんてのはいたずらに視聴者におもねらず、近来無いくらいとても良い作品でしたが、未だにdvd化もされてませんよね。
後世に残る作品を作っているくらいの気持ちでやってほしいものです。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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