親愛なるアッティクスへ
昨日の続きです。
先日も申しました通り、私は対馬に行くのは2度目だったのですが、前回は家族旅行だったもので、あまり私の趣味を押し付けるのもいかがなものかと思い、昨日の画像の砲台要塞跡くらいしか行きませんでした。
(しっかり、押し付けとるやないかーい・・・などという声は少し前のギャグにしか聞こえません(笑)。)
で、前回、洋上から見て、「あれは何だ?城跡ではないのか?」と思った所があり、聞けばやはり、城跡だとのことでした。
ただ、私は豊臣秀吉の朝鮮出兵の時の城かな・・・と思っていたら、何の、その1000年前の白村江の戦いの時の城だと聞いて、びっくらこきました。
(
平太郎独白録:対馬が日本にある幸せ:参照。)
で、今回は出来れば、この
金田城跡に何としても行ってみたく、同好・・・じゃなかかった(笑)、同行の方々に無理を言って、ここに寄ってもらいました。
それが、これ(↓)です。
「つわものの 息吹聞こえし 夏の城」 梁庵平太
(本当にこんな感じだったんですよ。)
私にはこの風景が、なぜか
墓石のように見えました。
とても、1400年も前の城跡だとは思えませんで、まだ、50年くらい前のような生々しさがあり・・・。
人間の骨が石垣の間に挟まっているように感じて・・・。
ここの凄い所は1400年前の城と昨日の60年前の帝国海軍の砲台跡、他にも110年前の日露戦争の痕跡が同時に存在していることでしょうか。
また、来週に続きます。
平太独白