人気ブログランキング | 話題のタグを見る


AKB48のAKB商法は何も今に始まったことではない
親愛なるアッティクスへ

今、テレビで見ない日はないというくらい芸能界を席巻しているAKB48ですが、残念ながら、私は「顔と名前が一致するのが4人~8人」の48でして・・・詳しいことはわかりません。
アカン・顔・バイバイ4~8でAKB48?(笑)。ていうか、すでにモーニング娘。の時点でそういう状態でした。おニャン子クラブまではわかったんですけどね(笑)。)
そのAKB48ですが、ここまで来るには仕掛け人である秋元康氏の様々な販売戦略があったことはよく知られてますよね。
その一つがメンバー全員にファンからの投票で順位をつけるAKB総選挙ですが、選挙自体はファンにも本人にも一目瞭然になるという意味では悪いことではないと思うんですよ。

秋元氏はその総選挙を始めた経緯について、「当初は誰をどこにどうするかは私が決めていたが、そのうちファンからその結果について異論が相次ぐようになり、『ならば、はっきりするように』ということで、総選挙をやるようになった」という意味のことを仰ってましたが、確かにその辺の選考過程が「数字」として現れるというのは本人たちも含め、誰の目にもはっきりしててフェアで良いのではないかと。
(もっとも、順位なんて物はそもそもが相対的な物、つまり、下位の人がいるから上位の人がいるわけで・・・。劣等生だった私などはいつも思ってましたよ。「俺達がいるから上位もいるんだ。有難く思え・・・」と(笑)。)

ただ、「投票権欲しさにCDを買うことで売上は大きく上がる」という、いわゆる、「AKB商法」と呼ばれるCDの販売方法については如何なものでしょうか?
経済原理の上では間違っていないのかもしれませんが、問題は誰もが皆、このやり方を踏襲していくことになるのではないか・・・ということです。
その結果、内容の伴わない楽曲が多くなり、皆がこのシステムに飽きてきた頃には本物が育っていない・・・ということになるのではないかと。
(投票券欲しさにCDを買って、CDは捨てるというケースもあったそうですが、思わず、昔の「仮面ライダースナック」を思い出してしまいました(笑)。あ、私はちゃんと皆が捨てた分まで食べてましたよ。食い物を粗末にすると死ぬほど殴られた家で育ちましたから・・・。)

ただ、秋元氏はこの投票券購入システムは自分が創造したと仰ってましたが、実は結構、早くからあり、明治30年代には河北新報を起こした一力健治郎氏が経営難打開の為に「県内実業人番付」を新聞紙上に発表するとして投票券を新聞紙面に載せ、プライドが高い名士らが競って新聞を購入したことで業績立て直しに一役買った・・・とか、同時期に、大阪毎日新聞桐原捨三氏が大相撲の優勝力士予想投票に、同じく、投票券を紙面に載せて売る作戦で販売部数を大きく伸ばした・・・などという話も聞いております。
ちなみに、大阪毎日新聞の場合、ライバルの大阪朝日新聞は「新聞の品位を落とし、人心を惑わす企て」として激しく批判したと言いますが、今のAKB商法批判についても結局、言いたいことはそういうことなんじゃないかと・・・。
まあ、その意味ではこの新聞拡販戦略は今ではどこもやってませんから私の心配は杞憂に終わると思いますが・・・。
                                         平太独白
by heitaroh | 2012-07-10 20:14 | 経済・マネジメント | Trackback(1) | Comments(2)
Commented by sakanoueno-kumo at 2012-07-11 14:44
明治時代の話は知りませんでしたが、「AKB商法」が出てくる前に、「ジャニーズ商法」もありましたよね。
ひとつの楽曲に対して複数の異なったデザインのジャケットがあるというやつです。
こちらもコアなファンはそのすべてを買うそうで、デビューしたてのグループを売り出すときには、いつもこの方法を取るのだとか。
さすがにAKBのように何百枚も買う人はいないかもしれませんが・・・。

再販売価格維持制度によって守られている音楽業界、安売りができない分、その盲点をついてあみだした画期的な商法かもしれませんが、法的には違法ではないのかもしれませんが、道理的にどうよ!・・・と思わずにいられません。
おっしゃるように、結局は業界全体の質の低下につながりかねないと思います。
Commented by heitaroh at 2012-07-12 16:18
< sakanoueno-kumoさん

「ジャニーズ商法」というのは初めて知りました。
まあ、この辺までは営業努力の範囲内・・・という気もしますけどね。

AKB商法に追随する者が出ないことを祈りますが、どうなんでしょうね。
AKBの一人勝ちをこのまま指をくわえて見ているとも思えないのですが。
<< 雨よく降ります チャップリンと安政生まれの団琢... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
ライフログ
最新のコメント
< sakanoueno..
by heitaroh at 11:21
< sakanoueno..
by heitaroh at 11:16
お説ごもっとも! 戦争は..
by sakanoueno-kumo at 10:50
ご無沙汰しておりました。..
by sakanoueno-kumo at 10:46
<sakanoueno..
by heitaroh at 18:10
ご無沙汰しております。 ..
by sakanoueno-kumo at 13:01
< hibiscus20..
by heitaroh at 18:09
継続は力、努力素晴らしい..
by hibiscus2025 at 19:25
sakanoueno-..
by heitaroh at 20:17
遅ればせながら20周年お..
by sakanoueno-kumo at 19:45
< hibiscus20..
by heitaroh at 11:57
今晩は!何とも女性にとっ..
by hibiscus2025 at 22:47
>sakanoueno-..
by heitaroh at 01:40
こんばんは。 今年は喪..
by sakanoueno-kumo at 22:12
> hibiscus20..
by heitaroh at 19:10
検索
タグ
(67)
(56)
(56)
(53)
(51)
(46)
(43)
(42)
(42)
(36)
(33)
(32)
(31)
(31)
(30)
(28)
(27)
(27)
(26)
(26)
(25)
(24)
(24)
(24)
(24)
(23)
(22)
(22)
(21)
(21)
(21)
(20)
(20)
(19)
(19)
(18)
(18)
(18)
(17)
(17)
(17)
(16)
(16)
(16)
(15)
(15)
(14)
(14)
(14)
(14)
(14)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
カテゴリ
以前の記事
2025年 11月
2025年 10月
2025年 09月
2025年 08月
2025年 07月
2025年 06月
2025年 05月
2025年 04月
2025年 03月
2025年 02月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧